店番のコラムです、#13

隔月のチルチンびと広場のコラムが更新さました。
BBプラザ美術館で、堀尾さんの展示が行われていることもあり、
2016年に淡日で行った堀尾さんと山下さんの２人展について、記憶をたどって書いております。
初日と最終日にパフォーマンスと座談会があったので、今回は前編として初日のことを記しました。
もう７年前のことになるんだな、と改めて時の流れを感じております。



添付の絵は、自分でふと「堀尾さんのようだな」と思ったのですが、
それは直接的な画面のことではなく、
堀尾さんのスナップ写真のような感じがする、ということです。
BBプラザ美術館での堀尾作品のストロークは、すばやくスカッと自律していて、かっこよかったです。

チルチンびと広場・コラム　店番雑記ー古道具とその周辺　#13　「あたりまえ過ぎた２人展」（前編）
https://www.chilchinbito-hiroba.jp/column/yorozu/?p=111

通常通りあいてます

昼過ぎから曇って、現在北西から風速8mの風が吹いている彦根です。さぶくなってきました…

昨日、神戸・BBプラザ美術館で行われている「堀尾貞治　あたりまえのこと　千点絵画」を見てきました。
2016年に、奈良の喜多ギャラリーで行われた《千Go千点物語》プロジェクトから、
276点が展示されています。




スカッとした堀尾さんのストロークが、とてもかっこよく、
「ええやろー」と言われているような気がしました。
展示のためのスケッチ備忘録メモ、ギャラリー宛ての絵入りのハガキ、堀尾昭子さん編集の年譜もあり、
展示された作品の背後に、ものすごくいろいろなものごとが分厚くあるのを感じます。
展示空間もとてもよかったです、会場を出たくなかったくらい。

午後からは、山下克彦さんと喜多ギャラリーの溝渕眞一郎さんの対談が行われました。


途中行われた、山下さんのパフォーマンス、「空気を切る」

この対談を受けて、12月に山下さんとのトークを企画中です。
ご興味のある方は、メールまたはお電話でご予約下さい（会場が狭いので）。
今のところまだいけますので、お早めにご連絡いただけると助かります。

「トークについて山下さんとトークしたい」
2023/12/10日　14時より
場所：よろず淡日の和室
＊BBプラザ美術館　堀尾貞治 あたりまえのこと 千点絵画　勝手に連動企画

今週は通常通りあいてます。
よろしくお願いします。

あいてます

午前中の雨が上がり、晴れて明るい日差しの彦根です。

彦根市内の展示のお知らせをひとつ。
今日から19日まで、渋谷淑子さんの遺作展が、彦根のギャラリーコジマで行われています。




渋谷さんは、陶芸家として活動しながら、子供アトリエを50年以上主宰されました。
店のお客様のお子さんや、お付き合いのある若い方など、
私たちの周りの多くの方も、アトリエに通っていたとのこと。
お香の会をしたり、食に関わるマーケットにアトリエのスペースを提供されたり、
制作はもちろん、いろいろな試みをされ、とてもエネルギーのある方だったそうです。

昨年末に先生が亡くなって、残された多くの作品を、ゆかりの方たちが整理し（とても大変だったと思われます…）、
この度ついに！遺作展を開催されました！
大ぶりの陶の作品から、花器、香合、オブジェなど、バラエティ豊かな作品が展示されており、
希望する方にはお譲り下さるそうです。

今週の土日は、えびす講もあります。
お近くの方、ぜひお運びください！



「渋谷淑子の陶」展　
2023/11/17金－19日　10：30－17：30
ギャラリーコジマ　彦根市銀座町2-19コジマビル1F　0749-22-0347
＊18,19日は、銀座、中央、登り町商店街は、10時半から17時半ごろまで車両通行禁止ですのでご注意！

店の方は、今週は通常通りです。
よろしくお願いします。

今日と明日あいてます

立冬に入りました。
本日は晴れ間はあるものの、やや風が強め、晩秋の“吹きつける感”が増してきております。


木の板　その１

木の板　その２
飾り物の敷板などに…渋めですが。

今週は土日のみの営業です。
このところ休み多めで失礼しておりますが、
よろしくお願いします。

今週は金土あいてます

午前中は霧が出ていましたが、昼前から夏日手前の彦根です。

今週は、今日明日は通常通り、日曜日は都合によりお休みさせていただきます。相すみません。


堀尾貞治さんがよく使っていた扇風機のオブジェ。
取り付けられた割箸が、味のある回転をします。
堀尾さんが亡くなってもう5年。自分たちなりに何とかやっているけれど、ちゃんとできているのかなぁ、と思うことしばし。


埃まみれの瓢箪。「これはすごい！円空を超えとる」また古道具担当の独自の展開が炸裂。
「口に布が詰められているだけだから」。
つまりは人の手が加えられているけれど、それが最小限にとどまっているから、
モノの持つ力が損なわれておらず、よいのだそうです。


かつて庭にあった朽ちた松の木を使って、依代に見立てる、とのこと。
「女龍神」だそうです。

今週は、金土の2日のみ営業ですが、よろしくお願いします。