事実は映画よりも奇なり

乳がんで余命2週の告知もキリスト教の27歳の裏千家師範は延命薬で百八夜を内鍵付きの病室にて戦うも・・・

自殺願望

2012年07月16日 10時44分35秒 | 朝顔 「椿灰」 

2012年7月16日

あらすじは、【  朝顔  



 


2010年01月12日



 【九夜 ★史実】 から

トライアル・バイクはTY175、マフラーをエンジン部分から外してピストン運動まで丸見えの三輪バギーは爆音のATC200、森の木々の下半身を縫い、目的を持って唸らせるには最適の足でした。
カートと同じで免許なんてのは要らないが公道を走れば捕まる。
「手を出してくれ」と走り回った。
大きな窓に幾つもの黒い影が・・・・・。

胸の高さに張られた有刺鉄線は村民の仕掛けた罠だった。

草刈り機では斬られそうになった。

ユンボで掘られた落とし穴には九十度で突き刺さってしまった。
曲がりくねった下り坂をフロントガラスまでボンネットに倒したジープで走っていたら、右前輪がドラムごとブレーキホースを引き千切って対向車線を後ろに飛んでったタイヤ。
車高が高い分だけ右前方に傾き、崖下を中立ちで握り締めるハンドルで逃げ、咲かせる火花のアスファルトへとサイドブレーキを一杯に引き、間違いなくレッドゾーンに入ったであろう回転数へと次々にシフトダウンさせてった。
カートでも飛ばす山頂への有料道路には傾いて足掻く哀れな廃車置き場への断末魔が延々と走っていた。

怖い時間軸を、木刀を持ったホンモノの人たちが巡回している森の日々に作っていた。
さまざまな組織の人たちが居た。
ここには刑法も道交法も存在せず、法治国家ではない〝シマ〟だった。
たとえ形でも、成績や繕う都合でしか寄り付かない。知らん振り。
先進国と威張っているが、カネに年金なんかを第一として考えるのは、私に言わせれば発展途上国だ。
摘発と庇護なんて、地球儀を見ての比較の空論。


師範の病室、彼女はキリスト教で自殺を禁じられているのに、
「殺して」
姉に頼んでいく。
わたしも実践した哲学、だけのこと。

「戦えるのはボクだけ」
潜在意識で生きる奉仕を、
「その手には乗らない」
責任者は相手にしてくれなかった。
ここでホントウに怖いのは幹部の胸中を自分勝手に酌もうとする上りたい若さ、思想の信仰者、取り入ろうとする親交者です。

幾度と無く比翼塚の御山を下りようとも考えてはいた。
娘に会いたかった。そばに居てあげたかった。

が、
「逃げ帰るな」
墓標や墓碑銘さえ忘れている歳月こそ頭の中に大切に仕舞いこんで動かされているのに気付けず、出て行けなかった。
彼女を師範を捨てられなかった。

互いに抗生物質を作りながら溢れ、トラブルとして繰り返されてった。
戦争は終わった。
しかし新たなる・・・・・、

世は正に1988年、記憶喪失はブルース・ウィルスのダイ・ハードな自殺願望に映画させる時代の私でした。

  今、自殺を考えてる人に、一言。なんて内容にも自然になっちゃう【東京激震の抗争勃発】ここからの体験談です。

世の中に生きた証を残したい、認めてもらいたい南阿蘇での立派な〝死〟なんかじゃない。
ただ死にたかった。ただ殺して欲しかった。
自分の命なんだ、死に急いだって自分で満足できればそれで良いじゃないか・・・
早く彼女に会いに逝きたい・・・
と、そうこうしているうちに生きる目的が勝手に生まれ、やりたいことに知らず知らずに気付き、流れのままに記憶を取り戻し、恥ずかしながら還暦も過ぎてしまいました。
歳を取るのの早いこと早いこと。爪の伸びるのも早くなる。
歳を取れば取るほど、一年一年が早く終わりだします。
焦らずとも、いつか死ぬんだから。

頑張りすぎないで・・・

考えすぎないで。






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