現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

情けが仇「デルス・ウザーラ」

2017-10-23 22:52:17 | 社会問題

突然、黒澤明監督、日露合作映画「デルス・ウザーラ」
を思いだした。シベリアはツンドラの大地、その地図を
作る任務のロシアの将校と、現地案内役の“またぎ”と
の友情を描いたもの?だ。正直退屈する映画だった。

最後は、狩猟生活の“またぎ”が都会に出て、将校の家
に定住することになるが、どうも肌に合わない。再び
「森に帰りたい」というので、将校は最新式の銃をプレ
ゼントする。そして別れたが、まもなく、彼の死体が
発見される。最新式の銃を持っていたばっかりに、襲わ
れて銃を奪われたのだ。「彼にとって、もっとも恐ろ
しかったのは、シベリアの虎ではなく、人間だった」と
いうコメントで終わる。情けが仇になった例だ。後味の
悪い映画だった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。