現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

『八重の桜』・「佐久間象山」

2013-01-24 20:09:43 | 「八重の桜」
『八重の桜』で、「佐久間象山」を演じている「奥田瑛二」も、
実物に似ていますな。一般に知られている顔ではなく、こちら
佐久間象山記念館」の肖像画は、まるで「奥田瑛ニ」です。
日本人ばなれした、ロシア人とのハーフのような顔でした。


「奥田瑛ニ」は、1994年のNHK大河『花の乱』では「一休」を
演じていました。その時からのファンです。
なんと「愛知県春日井市」の出身とのこと。

昨年、長野県松代に行った時、「佐久間象山」の生家跡に行って
きました。佐久間家は五両五人扶持の下級武士でしたが、敷地は
約300坪。母屋のほか槍・剣術場、学問所、硝石製造土置き場
などがあったといわれています。

松代へは「真田家」に伝わったという「八橋流筝曲」について
調べに行ったのですが、なんと、岸辺成雄著『江戸時代の琴士物語』に
よれば、「佐久間象山」も「七絃琴」や「一絃琴」も好んで奏でて
いたというではないですか。松代は そういう風土だっようですね。


嘉永4年(1851年)に江戸で大砲の演習を行ったが、砲身が爆発して
周囲から大笑いされた。しかし象山は「失敗するから成功がある」と
述べて平然としていたという。この事件を笑った落首。

「大玉池 砲を二つに 佐久間修理 この面目を なんと象山」。
「大玉池」は、象山の住む「お玉が池」に「おおたまげ」をかけた
洒落。

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