4件の演奏会を見聞きしての総括。
尺八の会は、演奏者も観客も「高齢者」ばっか。
平均年齢70歳か。いずれも客の入りは6割ほど。
尺八家の演奏姿勢だが、総じて 高齢者ほど動かない。
ビシッと決っている。60代は、私もそうだが、体を
動かしてリズムをとる。実にみっともない。「人の
振り見て わが振り直せ」だ。気をつけよう。
竹保流の「磯村琴保」氏のリサイタルが、名古屋市の
芸術祭参加で行われた。「鹿の遠音」と「鶴の巣籠」を
それぞれ 伝承の異なる2曲ずつ、計4曲のみという
大胆な試み。各20分近い曲を暗譜。その中で師の
「酒井松道」氏との連管は 見事だった。双方 目を
つぶって吹いているのだが、ピタリと指が合うのだ。
我々尺八家にとっては 貴重な演奏であり、真剣に
見たが、一般ウケは難しいのか、客席は なんとなく
ざわめいていたのがザンネン。
あのスローテンポと“間”は、現代人には耐えられ
ないのだろうか。
12/4、5日「藤原道山」のコンサートが名古屋で
ある。チケット 5,500円。のぞいて見たいが、私には
高すぎて手が届かない。客層が全然違うのだろう。
尺八の会は、演奏者も観客も「高齢者」ばっか。
平均年齢70歳か。いずれも客の入りは6割ほど。
尺八家の演奏姿勢だが、総じて 高齢者ほど動かない。
ビシッと決っている。60代は、私もそうだが、体を
動かしてリズムをとる。実にみっともない。「人の
振り見て わが振り直せ」だ。気をつけよう。
竹保流の「磯村琴保」氏のリサイタルが、名古屋市の
芸術祭参加で行われた。「鹿の遠音」と「鶴の巣籠」を
それぞれ 伝承の異なる2曲ずつ、計4曲のみという
大胆な試み。各20分近い曲を暗譜。その中で師の
「酒井松道」氏との連管は 見事だった。双方 目を
つぶって吹いているのだが、ピタリと指が合うのだ。
我々尺八家にとっては 貴重な演奏であり、真剣に
見たが、一般ウケは難しいのか、客席は なんとなく
ざわめいていたのがザンネン。
あのスローテンポと“間”は、現代人には耐えられ
ないのだろうか。
12/4、5日「藤原道山」のコンサートが名古屋で
ある。チケット 5,500円。のぞいて見たいが、私には
高すぎて手が届かない。客層が全然違うのだろう。