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現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「未来工業」の創業者山田昭男氏の名言

2012-06-05 03:35:07 | 社会問題
中日新聞 6月4日のコラム欄「中日春秋」に
名証二部上場の電機設備メーカー「未来工業」
(岐阜県輪之内町)の創業者「山田昭男」さん
(80歳)が紹介されていました。

電気コードの配線管や、コンセントやスイッチの
裏側の「スライドボックス」などのメーカーで、
国内シェアはトップ。創業以来赤字無しの優良企業。


残業は禁止、ノルマ無し、タイムカード無し。
休日数は年間140日。(盆暮れは2週間休み)。

約800人の従業員は全員が正社員。定年は70歳で、
60歳を過ぎても減給はしない。

『日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”』
という本がバカ売れだそうです。

【山田昭男氏の名言】

・鞭(ムチ)が無くとも社員は働く。それを知らないのは“無知”。
・もうかってない会社と同じことをしても儲からない。
・「不景気だ」と嘆いている奴は、「私は商売がドヘタで
 儲からない馬鹿者です」と公言しているようなもの。
・社員には、まずは“モチベーションという餅”を
 食べさせなければ、何をやっても無駄だ。
・昔の営業マンは売る事を考えれば良かった。
 今の営業マンは儲かる事を考えなきゃいけない。(売上より利益)
・大手と同じものを作っていては負けてしまう。考え続けて差別化しろ!
・「どうしたら売れるか」?。お客が満足するものを売ればいいのです。

営業社員にノルマはないが、ユーザーをこまめに訪ねては、
使い勝手の良し悪しを聞き出し、製品の改良や、新製品の
提案をさせ、1件500円で買い取る。その結果、改善提案は
年間1万件も集まり、毎日2~3点の新製品が生まれるという。

すばらしい!日本一の会社です。みな山田氏の真似をすれば
どんな会社も、不景気なんか吹き飛ばせるのに、なぜ真似
しないのか、真似しても成功しないのか?と思ってしまいます。

それは、山田氏の話の中にありました。「わずかな経験で
判断しても成功するわけはない」と。山田氏は、失敗した
経験の量がハンパでないのです。そこが成功できない人との
との違いでしょう。



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