現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

大河ドラマで会津は4回舞台になっている。

2013-01-11 14:58:55 | テレビ・映画・芸能人
NHK大河ドラマ『八重の桜』は、“震災と原発に
苦しむ福島のに応援”というコンセプトで急遽決った
とのこと。だが、福島県は、太平洋側、常磐線沿いの
「浜通り」、東北線沿いの「中通り」、そして西半分の
「会津地方」の三つに区分され、歴史も気質も違う。
「会津は、震災も原発の被害も少ない。被災地の
「浜通り」の人にしてみれば、「なんで会津?」と、
反感を抱いているのではなかろうか。


会津は、NHK大河ドラマでは過去 4回以上も舞台に
なっている。

1987年の『独眼流政宗』では、伊達政宗が会津の
芦名氏を駆逐して、一時会津を占有している。
ついでながら、『独眼流政宗』で「会津若松城」と
言っていたのは誤り。「若松」の呼称は、伊達の後に
「蒲生氏郷」が伊勢松阪から移封してきて「若松」と
命名してからである。

そして蒲生の次は「越後の上杉景勝」が領主となる。
徳川家康に抗して「関が原」の引き金となる。
2000年の『徳川葵三代』、2009年の『天地人』でも
会津が舞台となった。

人物ならば、1963年の第1回『花の生涯』(井伊直弼)で
「松平容保」は登場してくる。以降、
1974年の『勝海舟』、1980年の『獅子の時代』、
1983年の『徳川家康』、1998年の『徳川慶喜』、
2004年の『新撰組』、2006年の『功名が辻』、
2008年の『篤姫』、2011年の『江~姫たちの戦国』でも
会津は関係してくる。

さらに1975『元禄太平記』での赤穂浪士の「堀部安兵衛」は
会津の出身なのだ。

「会津」の名は、大河ドラマ、全52作品の内10作品以上に
登場しているのだ。地域でみれば、最多出場ではないだろうか。

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