現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

コロッケ著 『母さんの“あおいくま”』 から

2014-02-03 10:02:55 | テレビ・映画・芸能人
コロッケ著 『母さんの“あおいくま”』 には学ぶことが多い。

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「新人がどんどん出てくることに脅威を覚えませんか」という
質問をされることがあるけれど、とんでもない。力のある新人が
どんどん出てきてほしい。「ものまね」という芸が、すばらしい
エンターテイメントとして、きちんと次の世代へ残っていくことが
僕の夢だから、後輩から質問されれば何でも教えてあげる。
ネタばらしもどんどんする。上手になるコツも教える。


ところが、不思議なことに、僕がいろんなコツを教えても
それを素直に実践してくれる人はいなかった。僕の教え方が
悪いのか、ちょっと寂しく思っていた時に現れたのが「青木隆治」
だった。僕にいろんなことを質問してきては、できるまで
繰り返し練習する。「すみません、この前 教えてもらったことで、
わからないところがあるんですけれど・・・・」
次に会ったときに質問してくることも、深く練習している人しか
陥らない悩みのツボだったりする。


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ところが、その「青木隆治」。ネットで検索したら評判は
すこぶるよろしくない。最近、テレビから干されているそうな。

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「ツートン青木」の親譲りか、“奇跡のモノマネ”と称賛され、
二年前までは 頻繁にテレビに出ていたが、最近は全く見かけなく
なった。そこで、その理由を探るべく、青木に密着した番組が
企画されたのだが。番組名は1月10日放送の『中居正広の金曜日の
スマたちへ』。

青木が所属している芸能事務所は研ナオコの夫が代表を務める。
その縁で、研ナオコも彼のために一肌脱いで協力した。撮影は
課題曲を与えられた青木が、研ナオコの指導を受けて、何度も
何度も歌う練習をするシーン。研ナオコは、「彼の最大の欠点は、
心ではなく技術で歌っている」ところだという。「詩を大事にして」と
研ナオコから厳しい指導を受けた青木は、「もう限界かな」と
弱音を吐き、番組スタッフに「どんだけ(撮影)やりたいんですか?」
「どれくらい欲しいんですか?」と尋ねた。その言葉にスタッフも
研ナオコのキレタ。「本人に頑張りたいという思いが無いなら」と、
この企画はボツ。お蔵入りになってしまったという。

研ナオコは「周りのスタッフに対して、感謝の心がない」と。

青木隆治は、かつて「ものまね番組」に出演した時、他の仲間や
スタッフに挨拶もしなかった。そこで「ものまね界」の大御所
「コロッケ」から、「いくら歌が上手くても、挨拶やお礼も
言えないような人間は相手にされないよ」とアドバイスを
されていたという。

コロッケは「青木隆治」に、そのようなアドバイスをしたと
いうことは、彼の欠点を見抜いていたはずだが、2012年
発売の『母さんの“あおいくま”』で、彼をもちあげている。
すごいことだ。ああそれなのに「青木隆治」に明日はないな。
反面教師。私も心しよう。


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