枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

天に星、地に花・・・

2017年01月25日 | Weblog

 宇宙に輝く数多の星は、何時から輝いているのだろう。地の花々は、何時から其処に咲いているのか。人に愛と言うが、真実のものばかりなく、裏切り、騙しが潜む。同時に、如何なる時にも美しさを併せ持つ。歳を経たからか、ついソクラテスになってしまう。

 勤務先の上司から、言われたからではないが、施設に生活している方々は、その殆んどが地元の人である。どんなに資格があろうと、個人の環境的なことは、それ自体に意味がある。歴史なくしては、生きて来られた年数は有り得ないのに誰も知ろうとしない。

 自然の恩恵には、風も、雨も含まれ、太陽や月と共に、歳月を重ねて来た。この時代に生きる人等が要れば、過去の時代を生きてきた者等が居たのだ。その時に、山は川は、どのように人間と関わって来たのだろう。郷土の歴史人物は、ご先祖さまでもあるのだ。

 中学生の時には、勉強させられている感での興味だけであったが、歳を重ねると、深く広く思いは尽きない。自分の存在を問えば、その偉大な宇宙に、心が羽ばたく。地球を離れて、あの漆黒の宇宙から眺めたら、何という小さな存在だろう。光と闇を翔ける。

 自分の意思でなく、摩訶不思議な体験をすることもある。それが真実なのか、幻なのかも定かでなく、視えることさえ漠然として。声も出せず、身動きもならず、然し尚観えてくる。この世とあの世との境なのか、漂う自分を知るばかり。意識はあるのに還れない。

 其処が何処かは分らない。それを言い表す言葉がないのだ。怖いとも、恐ろしいとも思えずだが、ぼんやりと往ってはいけない、ということだけは伝わる。心が急かされて、目覚める。祖母に呼ばれた気がした。お墓掃除に行っていてよかった。ご先祖さまに感謝。

 一日の勤務を終えると、実にぐったりくる。今週は、インフルエンザの対応で、目眩がする気配りだ。でも、肝心の方は、ひとりぼっちが寂しく、何度も出てくる。早くよくなろうね、というばかりでは、本人も辛そう。熱も下がり、食欲もあるんだが、潜伏期間が7日間。

 リエさんの枇杷葉にしている。昨年、初めて花芽が付いた。やはり9年はかかった。中には早くなるのもある。

 

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