枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

二十日正月、大寒・下弦

2017年01月20日 | Weblog

 二十四節気 大寒 万物を凍らせると、言われるほど、厳しい寒さを迎えるので、大寒と言う。毎年、一月二十日頃である。雪模様が天気表示に、多く見られるようになり、やっと冬の景色も本格的となってきた。それでも寛厳という、以前の寒さには程遠い。

 学校が休校になり、何処にも行けず、寒さに振るえていた子どもの頃。雪だるまを作り、雪合戦に興じた興奮等、記憶の中にあるだけで、何と暖かくなってしまったことか。室内で過ごすのも、まるで夏のような温度で、贅沢三昧が出来る。幸せかどうか否。

 そういう生活をひっくり返したのが、阪神大震災。冬の寒さに立ち向かうには、身体を変えて具えておかなければ、耐えることができない。便利で快適な物に頼っていると、無い物強請りをしなければならない悪循環。人間は弱いが知恵と勇気を持っている。

 枇杷湯には、消臭効果があり、身体を温め、殺菌作用もあって、続けていると水虫は消え、皮膚のかさつきや痒みも治まる。足湯だけでも効果はある。枇杷葉茶には、体内の汚れを取って血液を浄化する働きがあり、所謂脳障害を防ぐが症状の程度にも。

 枇杷葉の生葉は、患部に当てて治療するのも良い。更に、蒟蒻を温めて使用したり、焼酎で漬けたエキスを使うのも。効果の出方に差はあるものの、根気好く行うことに、自然治癒能力を高める。尤も、民間療法であるため、結果的には不解明なことも有。

 枇杷葉の花芽や、種にも、同様の効果がみられる。また、アロマ効果もあり、心身への影響は大きい。自律神経失調症には、心を穏やかにする働きがあり、平静を保てる状態が続く。但し、研究の結果的なデータは、個人別の口コミでしかなく、本人次第だ。

 枇杷葉、というのよりも、自然からもらえるエネルギーかもしれない。命は、どんな小さな物にも存在する。自分に合った方法での、心身を鍛えることをすればいい。何をしなければ、というのではなく、ありのままを受け入れることから初めて。やる気も必要だ。

 勤務を終えて、帰宅するべく愛車に乗ったら、吹雪と遭遇。雪女の出現であるのか、瞬く間に、金星の姿が消えた。束の間、速度を落としながら帰宅した。明日は、どうなるかな?早出勤務に、泊まりに行くか・・・。晩ご飯を食べ、通草酒を戴きつつ考えている。

 月が雲の中から・・・。日本の四季、月の満ち欠け、天気次第ではあるが、何と様々な月が観られることか。

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