おばちゃん*気まぐれ日記

私の周りの楽しい出来事、楽しい人々、独り言、ボヤキ・・などなど

展覧会の絵

2014年09月29日 | 音楽
久し振りに茂木大輔さんの名曲解説シリーズへ行ってきました。
今回のテーマは「展覧会の絵」。

ムソルグスキーの原曲、ピアノ版と、ラヴェルが編曲したオーケストラ版。
その2曲を演奏と映像で徹底解説!



第1部:ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(1874)全曲演奏

第2部:ラヴェルによる管弦楽編曲版 徹底解説(ピアノ版との比較演奏+実験演奏)

ラヴェル:ラ・ヴァルス(ピアノ版)

第3部(ラヴェル編曲):組曲「展覧会の絵」(1922)全曲演奏

アンコール:ラ・ヴァルス(オーケストラ版)

・ピアノ:田村 緑
・企画・投影台本・解説・指揮:茂木大輔
・オーケストラ:もぎオケ交響団(楽じゃないから交響団なんだそう)


比較演奏というのも珍しいし、ピアノ譜やオーケストラのスコア、ムソルグスキーがインスピレーションを受けたとされるガルトマンの絵を観ながら茂木さんのユーモア交じりの解説で、曲の背景や聴き所を知る事ができて面白かったです。

実験演奏では「にわかアレンジャー」気分で考えさせられる場面もあって楽しかったな。
やっぱり出だしのプロムナードのとこはトランペットがハマりますわね。
他の楽器ではなんだか気分が出ない・・・(って、気分か)

ラヴェルの心憎いアレンジには感心するばかり。
原曲からさらに広がる世界観!
とてつもなく「引き出し」をたくさん持っていたひとなのかもしれませんね。

田村さんの渾身の演奏も良かったです。
そして、オーケストラの響きは良いなぁ、とあらためて思いました。

ムソルグスキーが、友人の遺作展の絵からインスピレーションを得て原曲を作曲→ロシアの音楽家がラヴェルに編曲を依頼。
オケ版が仕上がるまでに何人ものひと達が関わっていたのですね。

ラストの「キエフの大門」はムソルグスキーと友人との結びつきを思って胸が熱くなります。
たぶんこれから、あの珍百景を紹介する番組を見るたびに、思い出すんだろうな。

開港記念だよ!全員集合!(違)

2014年09月24日 | 音楽
ん?あの音楽とコントのグループも今は4人・・・

と言う訳で、横浜開港記念会館のホールへ行ってきました。


会場はJR関内駅から歩いて10分くらい。
とても趣のある歴史的建造物でして、今回はこの界隈が「庭」のようなお二人とご一緒しました。
元々が某ピアニストのファン友さん達なのです。
あいにくの天気でしたが、雨に濡れた歴史的建造物やイチョウ並木など眺めつつ歩くのもまた風情があって良かったです。







3人ともチケットを別々に買ったのですが、なんと席が同じ列ですぐ近く。
最後列でしたが、端っこというのもあって結構ステージは観やすかったです。

jammin'Zeb 開港記念だよ!ア・カペラ祭り!!」


★大まかな・セットリスト★

・Ain’t Too Proud To Beg
・Straighten Up And Fly Right
・A Groovy Kind Of Love
・アメリカ国歌(The Star-Spangled Banner)
・ドイツ国歌(Das Lied der Deutschen)
・君が代

・I Wish
ハワイアンwhith Rolandちゃん
・小さな竹の橋で
・Beyond The Reef

・Yesterday
・Crying
・Danny Boy
・Fly Me To The Moon~Moondance
・Take You Back
・Bye Bye Blues

アンコール
・Oh, What A Night
・涙そうそう


恒例となってまいりましたア・カペラ曲を集めた贅沢プログラム。
ア・カペラだけでこんなに幅広い世界を表現できるんだなぁ!とあらためて実感。

沢山のレパートリーの中から選りすぐりの古典~現代まで。
4人の息の合ったハーモニーはもちろん、ますます磨きが掛かって来たコントみたいなやりとりも楽しみました。
あの自然体なやりとりも息が合っててこそだな、なんて妙に納得。

今回のオープニングは法政女子高校のゴスペル部の皆さん、キュートなルパン三世から。
2曲目でジャミンの4人が登場。
ハーモニーに更に厚みが加わります。
あらためて4人はでっかいなと思いました(笑)。

女子高生たちに囲まれて、コージローさんが特に嬉しそう。
教育学部出身で、学校の先生になりたかったから・・という理由ばかりではなさそうでしたが(笑)。

学校といえば、長野県の中学生向けの芸術観賞ツアーでのおみやげ話が楽しかったな。
学生さん達の素直な反応が嬉しかったそうで。

君が代のハモりにびっくりした表情をシモンさんが再現。
どんだけ驚いたんだろ、という様な(笑)。

アメリカの国歌披露では、アメリカ人の英語の先生(ALTかな?)が胸に手を当てて聴いてくれたり、起立して聴こうか迷ったりする先生もいたとか。

微笑ましいエピソードもたくさん。
演奏会後の感想文に「ハーモニー、ヤバい」。
折り畳まれたルーズリーフ用紙に「サイン、プリーズ!」。
(ちなみにメンバーに日本語は通じます)

いつまで持っててくれるかなぁ・・とメンバーちょっと心配そう。
サインは失くしても、思ひ出はずっと心に残るでしょうね。

私も中学生くらいの頃だったら「サイン」て言ってたかもね(笑)。
スティーヴさん、間違いを訂正しようかどうしようか、もやもや感があったみたいです。

「オペラ座の怪人メドレー」、イントロはいつもだとレンセイさんが英語でナレーション。
今回は中学生向けに、あらすじを日本語で。

レンセイさんが歌うミュート掛かったコミカルなBGMをバックにスティーヴさんが渋~い声で語ります。
さすが声の魔術師(久々に出たわこのことば・笑)、いろんな声色を使い分けますわね。。

確かに・・・ざっくりとしたあらすじは三角関係。
中学生にもウケてよかったね。

「ア・カペラ祭り」なのでオペラ座の怪人メドレーは歌いませんでしたが、コーラス・グループのTake6もステージで楽器を披露しているからいいじゃないか~・・という事で、キーボードRolandさんがステージに登場。

「Take6はア・カペラ祭りとは銘打ってませんが・・」とシモンさんがボソっと。


今回のア・カペラ祭りでの、わたくし的三大は、、
・ハワイアンwithレンセイ・キーボード
・お月様メドレー
・ロッキー

・・でした。

先月のファンミ以来、お気に入りになりましたハワイアン。
きもちがほぐれる穏やかな歌声とハーモニー。
なんだかホッとします。

柔らかな海風が、その声が頬をなでる
じぇんとる・ぶりーず♪
るるるー♪

・・・などという気分におちいってしまいそうです・・。

このステージの翌日もその次の日も、スティーヴさんの優しい歌声と、レンセイさんのロック魂全開な、映画「ロッキー」の挿入歌、Take You Backが脳内をグルグル。

レンセイさんのキーボード(ピアノ)久し振り。
自由自在な歌やピアノ、好きです。
これからもステージで弾いてほしいなぁ

久々に聴いたお月さまメドレー。
ジャミン・アレンジの「Fly Me To The Moon」大好きなのです。
レンセイさんのクール且つ甘い声に絡む絶妙なハモリがたまりません。

三国歌も良かったです。
歴史的建造物の中で聴く国歌は、どこか特別感がありました。
ドイツ国歌は「音楽室の壁に貼ってある肖像画の左から3番目?のハイドン作曲」(byスティーヴさん)だそうで。
更に更に大きな会場でも聴いてみたいものです。

そして、谷村新司氏のコンサートにゲスト出演した時のエピソードも交えて「サライ」をさわりだけ歌う。
珍しくシモンさんもモノマネ(笑)。
その時のステージでも披露したCrying。
コージローさんパートの美しい声が耳に残っています。

♪Oh, What A Nightでゴスペル部の皆さん再び登場。
観客の私達とレンセイさんとのコール&レスポンスがとっても楽しかった。
「ありーのーままのー♪」「会いたかったー会いたかったー♪」などなど数種類♪
ずーっと一緒に歌っていたかったわん。

いつもの慌ただしい日帰り遠征でしたが、楽しさがギュッと濃縮されたひと時でした。


☆ア・カペラ リクエスト
Mahlerのあの第4楽章 Adagiettoや、MozartのAve Verum Corpus・・なんてジャミン・アレンジので聴いてみたいです。


コンサート中にも告知がありましたが、11月に映画「ロッキー」がテーマのステージがあります。
会場は今春に完成したばかりの、よみうり大手町ホールだそうです。
これも聴き逃せないです。










ジュニア・オーケストラ定演@りゅーとぴあ

2014年09月15日 | 音楽

暑いけど、だいぶ空気が乾燥して風は爽やかでした。
もうイチョウは黄色く色付き始め、ギンナンがいっぱい実を付けていました。
桜の紅葉も始まっています
今年の秋は早い気がします。
もっとゆっくりでいいです

早くも朝、足先が冷えて車の足元の温風スイッチ・オンですわ・・。



〈A合奏〉指揮:藤井裕子
・ウッドハウス/いなかの踊り
・ハイドン(ストーン編曲)/ディヴェルティメント
・リムスキー=コルサコフ(ストーン編曲)/歌劇「雪娘」より“軽業師の踊り”

〈B合奏〉指揮:松村秀明
・ヨハン・シュトラウスⅡ/喜歌劇「ジプシー男爵」序曲
・ボロディン/歌劇「イーゴリ公」より “だったん人の娘たちの踊り”“だったん人の踊り”
・ドヴォルザーク/交響曲 第8番 ト長調 作品88

☆アンコール
・エルガー/威風堂々 第1番
(オルガン:山本真希)

聴き逃せない地元ジュニア・オーケストラの定演です。
団員は小学4年生から高校3年生までだそう。
今回も、熱くて温かいステージに元気をもらいました。
元気な女子高生ノリ♪のMCのお二人によれば、A合奏のメンバーを果物に例えるなら「さくらんぼ」だそう。
そんな楽器演奏3年程度のA合奏の皆さん。
そうとは思えない程、整った音色です。
弦なんて特に難しそう。練習の賜物なのでしょうね。

楽器経験4年以上のB合奏の演奏は「ル・レクチェ(『洋梨の貴夫人』と呼ばれる最高に美味しい県産洋梨)」と言うだけあって、さすが熟成されてるわ。
ピリリと引き締まった小気味良さも。

ソロも素晴らしかったし、トランペット隊のファンファーレみたいな所もピタリとキマって心地よかったです。
ドヴォルザークも熱演でしたが、ボロディン作品の、タランテラみたいなリズムを刻む所で圧倒されてしまったわ。
凄いなぁ。。

そして定番?、オルガンも加わっての壮大なアンコール「威風堂々」はやっぱり胸が熱くなります。
今年も感動をありがとうございました!
清々しい気持ちでホールを後に。
良い演奏会でした。


なんだか自分も演奏してみたくなっちゃいますね。
弦をやるんだったら、コントラバスかチェロが良いかな。

あ、でも楽器を運ぶの大変そう。
指とか腕とか痛くなりそうだし。
とはいえどの楽器でも、すぐに、楽に出来るものはない訳で。
地道な練習の積み重ねなんですよね。

ずっと停滞中の自身をちょっとばかり反省してみる(笑)。
というか、練習しないからだな・・・。

第6回ファンミーティング+すみだジャズストリート

2014年09月02日 | 音楽
もう今年でjammin'Zebのファンの集い、6回目にもなるのですね。
回を重ねるごとにお笑い色が増している様な。気のせいかな(笑)

会場は先々回と同じく品川にて。
アットホームな感じで笑いの絶えない楽しいファンミでした。
いつものステージでは見られないメンバーの表情がちらりと垣間見れて面白いんですよね。

アロハシャツでの御登場♪


★第1部:裏ジャミン。メンバーが最近ハマっているもの。

コージローさん:都内某アトリエで絵画を習っているそう。
時々オフィシャルブログでイラストをアップされてます。
ほぼダベり部同然の元美術部員の私が言うのも何なんですが、時々イラストの大胆な構図にはビックリさせられます。





他のメンバーがパフォーマンス中に、4人の似顔絵を仕上げます!

スティーヴさん:ゴジラ&ワイン。



アイマスクを付けてワインの利き酒に挑戦。
スパイシーなのはレンセイさんがタバスコを混入したから(-_-;)

喋り出すと止まらない。ウンチクが聞けて良かったです。
やはり関屋浜で星空の下、延々ウンチクを聞いていたいな(笑)。

シモンさん:ダンス。



ジャミンのレパートリーも取り混ぜつつちょっとハニカミ気味に、HIP HOP系のダンスを披露。
今度EXILEを踊って&歌って下さいっ
かなりカッコイイんじゃないかと思うわ。

レンセイさん:ウクレレ。


持参したウクレレはお安くはないのでビーチには持って行けないそう。
ウクレレのぷち楽器紹介が興味深かったです。

自分で伴奏しながら加山雄三さんの歌をさわりだけ歌ってくれたけど、そのままずっと聴いていたいほど上手い。
さすが幼い頃の愛聴曲ね。

神戸でのハワイアンコンサートで歌った2曲をレンセイさんの伴奏つきで初聴きしました。
これ思ってた以上にすごく良かった
会場がビーチに早変わりしたかの様。
エアコンの冷風さえ穏やかな潮風に思えました。

レンセイさん自身へのサプライズ曲♪Happy Birthdayにも即興でウクレレ伴奏。
すぐに対応できるのもすごいトコ・・とスティーヴさん。
良い所もちゃんとみてますね。

30歳のお誕生日、おめでとうございました
かわい過ぎる三十路ですね。
これで20代はシモンさんだけに。

という訳で久々にやりますレンセイ・コレクション。
略してレン☆コレ(なんじゃそりゃ)








もうね、目に入れても痛くないんじゃないかと。


★第2部:いろんなエピソードを交えながらのクイズコーナー

全11問。上位正解者の中からさらにジャンケンで1名に、コージロー画伯がただ今描いている絵をプレゼント
以前はクイズに正解してもプレゼントはなかったのですが。
「来年までに考えておきます」って事でしたから検討されたんですね

私は9問正解☆
間違えたのはこの2問。

・山形のホールで楽屋のスリッパを履いたままロビーに出てきたのは、、レンセイさんだったのね
私も30年くらい前に病院で、診療室のスリッパを履いたままエレベーターに乗ってしまった事が。おんなじだぁ(笑)。

・お寿司屋さんでのライヴのキャッチコピー・・・勘とお笑いセンスが問われる様なこんな問題、他にも。



他の問題は、、、

・子供の頃、相撲大会で優勝したのは・・シモンさん。

・新幹線を下りる際、スマホ以外の荷物を全部車内に忘れ物したのは・・レンセイさん。

・仕事で飛鳥Ⅱに乗船した際、一日で8食も食べたのは・・スティーヴさん。食への探求心も素晴らしいんですね。

・ドームでの大リーグの試合前に国歌斉唱。オトナの事情で代役としてジャミンにお声が。・・本来はEXILEの予定だったそう。

・大リーグの始球式で投げたのは、、、○○王子・・石川遼くん。決してグッチ裕三さんじゃございません。

・映画「ロッキー」の主役は、、、三択。レンセイさん発表「グッチ・・」じゃない。「ガッツ・・」でもない。大して変わんないか(笑)

・メンバーが子供の頃なりたかった職業・・プロ野球選手→シモンさん。野球部だったけど坊主頭になるのはいやだった。。
 科学捜査官→レンセイさん。
 小学校の先生→コージローさん。
 電車の運転士→スティーヴさん。

・行きたい国・・オーストリア→スティーヴさん。音楽や絵画観賞。
 イタリア→シモンさん。
 フランス→コージローさん。美術館巡りがしたい、と瞳を輝かせながら。
 タイ→ゴールドコースト育ちのレンセイさん、さすが(?)ビーチ好きなのね。

アレルギーを気にしなくてもいい食べ物がいっぱいあるそう。
以前、バリ島のレストランでオールデイズの生バンドに飛び入りで歌ったんだけど、上手過ぎてお店の方が困惑していたらしい。なんか分かる気がする!





第3部:歌♪

まずは4人のレパートリー、「C'est Si Bon」♪から。

そして、待ってましたのカラオケコーナー♪

レンセイさん:ウクレレで伴奏付けながらの「トイレの神様」をとてもクリアな声で。

初めて聴いた時は、おばあちゃんを思い出して感動したそう。

2曲目は一転ノリノリ「Happy」♪FIATのCMで使われてる曲かしら??
もう何でも歌いこなすのよね。

シモンさん:タイトル分からないけどスペイン語の曲と「Stand By Me」。カラオケでスペイン語の曲は結構歌うそう。
なんだかそこはかとなくセクシィなのよね。



コージローさん:昨今流行りの「Let It Go」ありのーままのー♪
少々喉の調子が万全じゃなさそうでしたが、、、





オトコふたりで何やってるんスか。。
「My Heart Will Go On」懐かしいっ。2回も観に行ったよ。
タイミングずれましたが、タイタニックごっこです。。




スティーヴさん:「Ultra Soul♪」「 Hey!」でB'zのライヴの様に皆で一斉にジャンプ
・・からの「リンゴの歌」(笑)。
そしてまたまた「青い山脈」で歌声喫茶の様に一緒に口ずさんじゃった。

いつも普通には終わらない。照れ屋さんなのかもしれない。

締め曲は最近のレパートリーから「Jenny Kissed Me」♪


最後にメンバーと写真撮影。

「(撮影ポーズは)ルネッサンス(古)でお願いします(-.-)」で通じましたw
ぼけ返しなのか、ほんとにドジったのか分かりませんが、スティーヴさんの動きが笑えました。
気の利いたツッコミも出来ずにかたじけなかったです。
また、カメラマンさんのお心遣いも嬉しかったです。
ありがとうございました。



ファンミの後、夕方から錦糸町駅前の公園などで開催の、メンバーも参加のすみだストリート・ジャズへ。


なんと入場無料。
夕方からザーッと雨が降って、始まる前にピタッと止みました。
お陰で開放的で涼しい屋外で楽しめました。



他にも聴いてみたいライヴがあったのですが、時間切れ。
募金箱にわずかばかりのカンパをして帰りました。
遠く海外へ引っ越して行かれたファン友さんへライヴの模様を送ろうとスマホで撮影してみましたが、今ひとつ上手く撮れなかった

今年も本当に楽しかったです。笑いっぱなし。
感謝。







大事にします!

jammin'Zebオフィシャル・ブログ→こちら

土曜の夜は寅さん

2014年09月01日 | その他
という訳で、だた今毎週土曜の夜、BSで放映中の寅さんシリーズを「ながら観」中。
こんなにシリーズを通して観たことはなかったのですが、今更ながら面白いですね。

だいたいの物語のパターンは決まっているのですが、全国各地のロケもいいし、昔ながらの下町の家庭の微笑ましい団欒の光景も心温まります。

たいてい寅さんがマドンナにフラれるパターンが多いのですが、好かれているのに気付かない、又は気付かないふりしてお別れ・・のパターンも。
何だかんだ言ってもモテるのである。

恋愛に限らず、結構自分の立場をわきまえてるんですよね。

さくらの長男、満男くんの成長も楽しみです。
満男くん役の吉岡秀隆さんて、ちょっと情けない男の人を演じたら天下一品(笑)。

人生経験豊富で、いつも人の心に寄り添ってくれる寅さんみたいなひとが沢山いたら、救われる人は多いんだろな。

世の中、寅さんや鈴木建設のはまちゃん(釣りバカ)みたいな人ばかりじゃ大変だけど(笑)、エリートみたいなのばかりでもまた成り立たないというか、つまらない。
皆人それぞれ存在意義があるんだなぁ。