この週末(土曜日)は、幕張メッセでダーツの大会「SPARK」だった。
試合開始はオレがホントに全く入らないところをパートナーに救ってもらい、何とか勝利。
いつもほどのダーツは出来なかったけど、2試合目、3試合目と何とかまとまりのあるダーツが出来て、全勝で予選1位通過を決めた。
因みに今年に入って一般の大会には3つの大会に参加しているんだけど、全ての試合で予選全勝!
当然、全ての予選で1位通過。
コレってスゲーんじゃないか?と思う。
予選が1位通過だったため、決勝トーナメントはシードスタート。
最近、このパターンが多い。
試合をせずに1つ上までいけるのは嬉しいけど、待ち時間を作ってしまうことになるし、勝ち上がってノッてるチームと休み明けにいきなり対戦しなくてはならないのは、ちょっと厳しいような気もするな。
で、決勝トーナメント2回戦(オレたちにとっては1試合目)。
超巨乳の姉ちゃんと、大人なの?と思わせるくらい童顔の女性のコンビのチームだった。
超巨乳の姉ちゃん、どっかで見たことあるなぁ?って思ってたんだけど、最初はぜんぜん思い出せなかったんだよ。
で、1対1になって3ゲーム目、じゃんけんで勝ってオレが先にコークを投げた。
その後超巨乳の姉ちゃんがコークをして、自分の投げたダーツを抜いて何もせずに戻ってきた。
普通は後から投げたチームがゲームの設定を行う。
それが暗黙のマナー。
でも何もやらない。
明らかにオレたちをイラつかせようとさせてる。
そこで思い出した。
このクソ性格の悪い胸がデカいだけの脳無し女、以前対戦したことがある!
前も同じことをやられた。
要するに、長年培ってきたクソの性格の持ち主。
あー、なるほどね。
ってことで、それが「作戦」ってことが分かったので、イラつくこともなく普通に投げることが出来て勝利することが出来た。
そして準々決勝、オレ的にどうしても我慢の出来ない体臭の持ち主との対戦だったんだけど、何とか勝利することが出来た。
あー決勝トーナメントは、性格の悪いクソ女だったりちょっと苦手なニオイを持ってる男性だったりと、変なところで苦労する…。
ココまで勝ちあがってきてはいたけど、正直ダーツはかなり悪い状態だった。
それは自分でも分かっていた。
だから試合前の休憩時間は意図的に体を動かして暖めたり、緊張しないようにくだらないこと言って笑ったりして、なんとか体が動くように努力した。
が、ぜんぜんダメだった。
準決勝、1ゲーム目はなんとか取ることが出来たんだけど、そこから一気に悪いダーツになってしまい、2ゲーム連続で取られて負けてしまった…。
あと1ゲームを取っていれば決勝に進むことが出来ただけに、スッゲー悔しかったな。
そして3位決定戦、もうね、本音を言ってしまうと精神が壊れてた。
オレたちのチームの特徴って、コミュニケーションが多いことだと思う。
自分のパートナーが投げているときは応援してるし、帰ってくるときもお互い声をかけて冗談を言ったりして、常にリラックスをして投げている。
オレね、それが出来なくなってたんだよね。
自分のダーツが悪いことが本当に悔しくって、自分の殻の中に閉じこもってしまい、考え込んじゃったんだよね。
パートナーがいつもと同じようにアドバイスや冗談を話しかけてくれているんだけど、その全てを素直に聞けなくなってしまって、なんか責められているように感じてしまって、その積み重ねがドンドンプレッシャーになっていき、最後の方は投げてる感覚なんてなかったんじゃないかな?
そのときのことが記憶にすら残っていない。
それくら緊張して投げていたんだと思う。
優勝したら嬉しい。
2位というのは、ステージの上で会場全体に見られて負けるから悔しい気持ちもあると思う。
でも表彰台に上り、トロフィーをもらえばやっぱり嬉しさがこみ上げてくるものだと思う。
3位は、準決勝で負けてしまったものの、最後は勝って表彰台に上り、トロフィーをもらう。
ガッツポーズも出るだろうと思う。
でも4位は、最後に負けて、そして「準決勝でも3位決定戦でもどちらでも良いからあと1試合勝っていれば…」という思いにかられる。
自分たちが負けたチームが揃って表彰台上っている。
さらに雑誌やWEBサイトにも掲載される。
それほど力の差はなかったはず。
そこにいけたはず。
そんな思いにかられる。
オレたちの記録は全く残らないけど、雑誌やWEBを見るたびにその悔しさがこみ上げてくる。
「あと1勝」の悔しさって、4位はハンパないんだよ。
本当に悔しかったな。
今までいくつも悔しい体験をしてきたけど、これほど悔しいことってなかったな。
本当に涙が出るかと思った。
が、励ましや慰め、くだらない冗談に救ってもらった。
今年出場した大会は、予選は全て勝っていて、ベスト8、ベスト8、そして今回ベスト4。
「凄いか?」と周りの人に聞けば、「凄いよー!」って言葉が返ってくるだろうね。
でも、ぜんぜん凄くないんだよ。
オレの目標はそんなところにないからね。
一番高いところに行きたいんだよな。
どうしても勝ちたい。
明日からまた練習の日々だな。
そしてパートナーと一緒に、表彰台の一番上に乗っかるんだ。