蛭児の葦船

救いようが無さそうな感じのアホが

        ピコピコと鳴いています。

情報ガリダメタボの収集物

2013-03-13 23:49:33 | そこに転がっている日常
 本題、あるいは長い長い無益な駄文の前に、手短な紹介。

 流行に後ノリってのはあまり好きな行為じゃないが、趣味に合致するものに関しては抗いがたいものを感じる。
 そんなわけで、僕も今更ながらTEDを見ています。
 (TEDが何であるかはググって頂きたいのですが、要は色々なじゃんるの面白い話をしている愉快な人たち、なのです)
 
 http://www.ted.com/talks/jill_bolte_taylor_s_powerful_stroke_of_insight.html

 これは、そのTEDのお話の中で僕が面白いと感じたもの。
 脳科学やら右脳左脳の認識について興味がある人も、オカルト的な方面が好みな人も楽しめるであろう、愉快な体験談です。
 ことしーさんにはお勧めなのですが、なんのこっちゃ、って話ですね。
 まあ、二十分ほど時間があるならぜひ一見あれ。


 本日の閲覧、および感想

 ・泥棒様御一行、来日
 韓国から、盗難仏像の所有権を主張し盗難被害を受けた寺にはこれで満足しろ、とふざけた民芸品を持ってきた泥棒の一行が来日した。
 まったく、不愉快な話である。
 あいつらが欲しいのは、文化的に価値が見出された物体なんだろ? そもそもあいつら、自分で仏教捨ててるじゃないか。
 過去、その土地で作られたと暴論を振り回して、人さまが取っておいたものを盗み出して、それで正当性を主張するとか盗人猛々しいなる言葉がかわいく感じられるよ。
 ホント、そもそも奴らは何をしに来たんだか。
 不愉快な話だ。
 
 ・中国で炭鉱事故
 中国の炭鉱で爆発事故が起き、18人ほどが死亡したらしい。
 あれ? これ日本で報道されてる?
 そりゃー、中国での事故なんて日常茶飯事なんだろうし、そういった日本的には(僕の目に止まるような場所で)報道する必要はないんだろうけどさー。
 そこらの差別的なまとめサイトに影響されて、これっていわゆる中国への配慮? とか勘ぐってしまう。

 ・上海豚騒動
 上海の川には今、豚が流れている。
 伝染病で死に売り物にならない豚が川に投棄されているらしいのだ。
 最初の報道では三百匹程度。
 次の報道では六百、次は千二百、さらに次は三千とわずか二,三日の間にその数は倍々に増加している。
 場所によっては川岸に流れ着いた子豚の写真なんかも紹介されていて、生々しい事この上ない。
 ……いや、伝染病に伝染した家畜を川に流すって、まずいでしょそれ。すでに起こっているんだろうけど、感染が拡大するよ。 それにしても、三千もの豚を川に捨てるって、やる事の規模がでかいな、中国。

 ・人工義肢。ただし、ワニ用。
 ワニ用の人工義肢が完成して、尻尾を失ったワニに取り付けられた、みたいな感じのニュースを見かけた。
 ちらっと見た映像には、不自然な色のしっぽをしたワニがプールに放され、その中を泳いでいた。
 うーん。人工のワニのしっぽかぁ。
 正直、どーでもいい話だな。見たから書いたけど。
 
 ・シリアの子供
 内戦の続くシリア。その争いにより何らかの助けが必要になった子供がウン万人単位でいるらしい。
 詳しい事は覚えていないが。
 しかし、生々しい話が嫌いなのか、それとも日本の外交意思が表れているのか、日本って中東の惨状とか全然報道しないよなぁ。
 あちらの方には、戦車が廃墟になった町を進み、時折土煙を巻き上げながら主砲を発射する、なんて日本にいてはゲームか映画としか思えない現実が当たり前のように存在してる。
 特別何かができるわけでもないのだから見る必要もない、むしろ心理的な負担になる分マイナスになるともいえるんだけどさ。
 うん。
 脳みそお花畑全開な僕としては、日本にはノブレスオブリージュみたいな、持てる者の積極的に義務を果たしてほしいな、とわがままを思う次第です。


 ・クルド人過激派、捕虜としていたトルコ人兵士を解放。
 二年間ほどクルド人に捕まっていたトルコ人兵士が、先ごろ解放され帰国・帰宅を果たしたらしい。
 二年か。長いなぁ。
 兵士としての義務で戦場に送られ、捕まり、二年間の捕虜生活。
 捕まった兵士もつらいだろうけど、帰属する国、自分たちの土地を持たないクルド人も必死だと考えるとそれはそれで同情的な気分になってしまう。
 いや、あちらさんの事情なんて全然知らないだけどさ。

 ……しかし、そういったクルド人や様々な人種・民族・宗教宗派が入り乱れるアフガンなんかの様子を漏れ聞いていると、民族宗教は一致し曲がりなりにも国体を維持している北朝鮮が、なんでもっと国民に幸福とまともな生活を与え、国際関係も健全に保てるような国になれないのかとイライラする。
 中国・ロシア・韓国・日本・アメリカ、共産主義と資本主義など様々な思惑があって自由が利かなかった、なんて事情も北にはあったんだろうけどさ。
 うーん。やっぱり僕は、この点に関しては不可解であり不愉快に感じる。
 北なんて、ちょっと頭を下げて尻尾を振ってみれば劇的に環境が改善する要素があるだろうにさ。
 (ただ、友人に言わせるとそれは平和ボケした物知らずのアホな意見、らしいのだが)


 そんなこんなが、今日の収穫物。
 ちなみに、これら情報を無節操にかじってるあたりが情報ダメタボであり、しかもそれを実生活に活かせないあたりがガリたる所以です。
 しかし、メタボでも良いけど、こういった聞きかじった事を活かせるようになれたらいいのになぁ。

 

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (塩)
2013-03-15 23:30:37
紹介されていたTED「ジル・ボルト・テイラーのパワフルな洞察の発作」を見ました。

非常に興味深い内容でした。

「今がすべて」の空間的・感覚的な右脳。
「過去と未来」の直線的・言語的な左脳。

このうち左脳が機能停止することで、自他のエネルギー境界が消滅し、ララランドなる天国へ導かれると。いわゆる臨死体験や瞑想体験などもこのように説明可能なのでしょうね。

気になるのは、ジル博士がこの経験の後どのような科学的功績を残しているのかということ。

彼女は「他者に天国を見せたい(それを選べるという認識を広めたい)」という気持ちから回復したそうですが、見方によっては天国への信仰ではなく左脳的機能の否定を教義とした宗教世界への勧誘それ自体が目的化しているともとれなくもない。

誰もが左脳を損傷できるわけではないでしょうし、臨死体験で地獄を見る人も少なくありません。また社会的・文化的個人であるためには(ララランドから回帰し、そこを現実として生きるためには)、結局のところ右脳と左脳の統制が重要なのであり、「いつ選ぶか」という問題ではないと僕は受け止めましたが、純粋な体験談として、そして生物学的に内包されている自己の存在しない認識宇宙については衝撃を受け、驚かされました。

カンファレンスの巧い人の、興味あるジャンルのTEDはすばらしいですね。
Unknown (ブログ主)
2013-03-16 02:30:53
意図や結論がどこにあるかはさておき、興味深い話ですよね。

ちなみに僕はその話から、瞑想体験者の感想や臨死体験中の故人との再会なんかを連想しました。
(面倒になって日記には書きませんでしたが)
なんにせよTEDの話は妄想がはかどって楽しいです。

これとはやや話がずれるのですが「俺世界が三人称視点で」で検索をかけて読める体験談がまた面白いですよ。
人の情報処理能力の多様性が垣間見れます。

コメントを投稿