還暦男の徒然日記

還暦過ぎの余生を楽しもうとの魂胆?が覆えさせられそうな日々の奮闘記

ボストンマラソン事件犯人逮捕

2013-04-20 09:08:11 | 日記

ボストン・マラソンの爆破事件の犯人が確定し兄が射殺され弟が逃亡して、いよいよ核心に迫っている。今、犯人が逮捕されたようだ。

事件の背景はいろいろ取り沙汰されている。

彼ら兄弟はチェチェン出身で家族とともに幼い時にアメリカへ来て一応平穏な生活をしている。

ただこの1年間の間に、半年ほどロシアに行っていたという。その時に兄弟に何があったのか・・・

チェチェンという国は強大なモンゴル帝国から16世紀ころにイスラム国家として独立したようだが、まもなくロシアの支配下に入り、以後ソ連の崩壊と共に、お決まりのようにロシアからの独立運動が起こって今に至っているようだ。

チェチェンはその独立運動のなかで、反ロシアの立場からイスラム過激派のいわゆる「テロ集団」と行動を共にし始めている。

アメリカも中国の辺境地域の独立運動に対する弾圧行動には厳しいコメントを出すが、ロシアのチェチェンに対する行動には沈黙を保っている。

おそらくは「対イスラム勢力」という流れで共同歩調を取っているのだろう。

その背景から、彼らにとってはアメリカとロシアも同一線上にある「聖戦」の対象国家となる。

国の成り立ちや国の体制、宗教の自由など、「東西の冷戦時代」から「南北問題ー先進国と途上国問題」から、宗教問題の尖鋭化と・・・

対立の舞台はめまぐるしく変遷していってるが、「共存」は不可能なのだろうか。

逮捕された若者に、「マラソン会場での無差別の爆破にどんな意味があるのか」聞いてみたい。

少なくとも、この事件によってチェチェン問題が世界に再認識されたのはまちがいないだろう。

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