フランスの週刊紙「カナール・アンシェネ」が福島原発事故の問題を抱える日本が2020年夏季五輪の開催地に選出されたことを風刺する漫画を掲載した。
ご存知のとおり、損壊した原発の前の土俵で三本脚と三本手の力士が相撲をとっている絵だ。
福島原発の事故も解決できずに・・・ということなのだろうが・・・
で、日本政府が問題提起すると、週刊誌側は「ユーモアの分からない国民だ」と嘲笑したようだ。何という感性だろう。
彼らのユーモアは震災で被災した方々の涙をどう感じているのだろう。
早速、被災した若い女性から・・・私は普通の子供を産みます・・・との批判の声が・・・ウイットに富んだ素晴らしい女性の反論だ。
ユーモアの精神は民族によって全く異なる。したがって、この風刺絵がフランス特有のセンスであるということは否定しない。
ただ、欧米の価値観をアジアの民に押し付けるのは、まさにアジアの民を差別しているに他ならない。
彼らに是非とも持ってもらいたい感性は・・・国際感覚だろう。
欧米が世界を引っ張った時代はもはや過去だ。ましてやフランスが・・・