家に帰ると、妻が少し落ち込んだ様子で、一言「私ってちっちゃい人間かもしれへん」とポツンと・・・
家へ帰ってゆっくりしょうと思っているのに、何を落ち込んでるのか・・・少しかわそうになってしまって、一応理由を聞くと・・・
妻「昨日、夢を見たんだけれど・・・京都に大きな地震があって家の周囲が海に囲まれてしまったのよ」・・・そんなわけないやろ。京都は内陸部にあるんやで。まあ夢だから何があってもおかしくはないけれど。
続いて、妻が「で、そこへ北朝鮮のミサイルがボンボン飛んできて、だんだん海岸線が浸食していくんよ」・・・うん?要はツバル諸島みたいに土地が浸食されていくわけか。意外と面白い展開やなあ。
それにしても、常は大きなこと言うてるのに、君は潜在意識で、大地震や北朝鮮のミサイルにビビってるのかいな。ほんまにちっちゃい人間や・・・
妻「そうなのよ。地震もミサイルも何とも思ってないと思っていたのに、実は・・・なのよ」・・・ふーん。まあ、いつも偉そうにしてるから少しくらい落ち込め・・・といいたいね。
引き続き、妻が「で、もうマンションも水没して京都は御所だけしか残らなくなったのよ」・・・御所だけは残ったのか。で、僕は登場しないんかいな。
妻「御所まで一緒にいたのに御所に辿りついたら、あなたが行方不明になってしまったのよ」・・・で、どうなったんや?
妻「周囲を探しまわったけれど、あなたがみつからないの」・・・で、見つかったのか?
妻「結局、見つからずに・・・夢からさめた。まあ、あなたは水没したのかもね。ハハハ」
ふーん。何や君が落ち込むより僕が落ち込んでしまう夢やないか・・・