天津に天津甘栗はない

…という話を聞いてびっくりしました。
下町育ちのせいか、『天津甘栗』ののぼりの下、コロコロと石焼きされている甘栗はとっても身近でした。皮をむくと指先が真っ黒になっちゃう甘栗、LOVE　いつか本場の天津甘栗を食べてみたいと思っていたのに…

もちろん、探せばどこかには売っているだろうけれど、日本でみかけるような確率で出会うコトなんてないんだって。
えっ…。　じゃぁ、なんで「天津」甘栗？

一方。
香港では一般的なチャーハン「福建炒飯」。玉子チャーハンに野菜のあんかけをかけたとっても美味しいチャーハンです。
福建省出身のご主人を持つ友人に聞いたら、「そんなもの福建にはない！」
えっ…。　じゃぁ、なんで「福建」炒飯？




今とっても気になっていること。
お昼ご飯によく食べる上海湯麺。具に野菜が適度に入っていて、塩味がベースになったさっぱりスープ。麺はうどんを彷彿させる小麦粉の太い麺。全体的になんとなく懐かしさの漂う味なので好きな麺のひとつです。

「上海湯麺」という名のこの麺。
この麺は、果たして上海にあるのだろうか？？？



「上海へ行ってみたい！」と言い続けて３年以上。
なかなか上海旅行が決行される気配はないのだけれど、上海湯麺ファンとしては、いつかかならずこの目で「上海湯麺」の存在の有無を確認しなくてはいかんでしょうっ！！

…なーんて使命っぽいコトを言ってみたけど、その実は…。
「上海に上海湯麺はないんだよ～」と小鼻をふくらませてトリビアを語ってみたいだけだったりするのよねっ。

ん？　ってことは本当に存在したら小鼻はふくらませられない、と。
本場で食べてみたい。でも自ネタトリビアも語ってみたい。ふむ～。