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製薬会社の営業マンが本音を告白「"安くて安全な薬"より、"高くて危ない薬"を出すんです」

2016-07-06 09:02:26 | ブログ


製薬会社の営業マンが本音を告白「"安くて安全な薬"より、"高くて危ない薬"を出すんです」

高額な薬で荒稼ぎ

大手製薬会社に勤めるMRが言う。

「製薬会社が高い薬を売りたがるのは、仕方がない。薬の値段には、広告宣伝費や、研究補助の名目で大学の先生に寄付した研究費、そして全国で6万人といわれるMRの人件費などが反映されていますから。

MRは正しくは『医薬情報担当者』と言いますが、要するに先生のところに行って『この薬はこういう患者さんに使ってください』『これ、何とか使っていただけませんか』と頼むのが主な仕事です。

降圧剤などは、言ってしまえば『処方してもしなくても、死にはしない』薬ですから、どのメーカーの薬を使うかは、『MRとの人間関係で決める』という先生も、実は多いんです」

現在、医薬品の売り上げランキング上位には、高価な新薬が並んでいる。昨年の国内1位・4位は、ともに同年発売されたばかりのC型肝炎の薬ハーボニーとソバルディ。'07年に認可された抗がん剤のアバスチンや、'09年に発売された糖尿病薬のジャヌビアなど、比較的新しい薬の名前ばかりだ。

「ハーボニーは、1ヵ月あたりの費用総額が200万円超えという、超高額な薬です。また、今話題のがん治療薬オプジーボは、年間の費用が3500万円(いずれも患者負担は3%)とケタ違い。オプジーボは、当初は皮膚がんの薬として'14年に保険適用が認められましたが、その後肺がんにも使えるようになって爆発的に売り上げが伸びたのです。

これらの薬は確かに薬効はあるのですが、まだ症例が少なく、どんな副作用が起きるか完全には分かっていません。しかも、血圧や糖尿病の薬と違って、副作用が命にかかわる可能性も高くなる。

もし今後、重大な案件が発生すれば、下手するとその薬自体にストップがかかりかねません。患者にとってもメーカーにとっても、いわば両刃の剣です」(前出・MR)

究極の「高くて危ない薬」——今まさに、「オプジーボのような高い薬を医療保険でまかなうと、国の財政が破綻してしまう」という激論までも起きている。


こうした超高額な薬でなくとも、多くの人が飲んでいる「売れ筋」の薬の中には、もっと安くて効果も遜色がないものがあるにもかかわらず、あえて処方されている「高い薬」も少なくない。

分かりやすいのが、高血圧の治療薬だ。

例えば、古くから使われているループ利尿薬のラシックスなどは、1錠あたりの価格が15円前後。それに対して、近年主流のアジルバやオルメテック、'13年に論文不正が問題になったディオバンなどのARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)は、1錠130~140円と高価で、患者の年間負担額に直せば前者が5000円、後者が5万円と、10倍近い開きが出ることもある。

安い薬は製造中止に

都内の大学病院に勤める内科医が言う。

「一昨年の薬の売り上げベスト10には、3種類もARBが入っていました。ARBは、いまだに3000億円を超える巨大市場です。『これを飲めば、血圧が穏やかに下がる』という売り文句で、この10年あまりで爆発的に成長したのです。

しかしそもそも、ARBを使わずに、ずっと安価な利尿薬やカルシウム拮抗薬を使っても血圧は下げられる。そのほうが、ARBの3割程度まで薬価を抑えられますし、医療費の節約にもなる」

ダイエットや、塩分を控えるといった生活習慣の見直しも重要なのは、言うまでもない。

「薬を使わないで血圧を下げる方法を考えたほうが、よっぽど患者のためになると、医療関係者は皆分かっているんです。でも、ARBの開発には何百億円という莫大な金がかかっている。その費用を回収しないわけにはいかない」(前出・内科医)

また、新潟大学名誉教授の岡田正彦氏は、自身の経験を踏まえてこう話す。

「血圧の薬は歴史が古く、その分、作用も副作用も調べつくされている。

私自身は昔からあるサイアザイド系利尿薬だけを使っています。もちろんこれにも副作用はありますが、これまでの知識の蓄積がありますから、コントロールしやすく、万一副作用が起きても、どう対処すればいいかよく分かっているのです。

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