奨学金

奨学金事業を行うにあたり日々感じたことを綴ります。

希望の光

2006年11月24日 | 奨学金
私どもの奨学生の中には、両親がいない者がいる。親戚に頼るわけでもなく、自分達の力で生きている。資産があるわけでもなく、どのような暮らしぶりなのか、心配しながらも、明るい笑顔で接してくれる彼らを見ていると、「人間ってすごいな」と感じる。
そして彼らは、自分の境遇を恨むのではなく、「明日の日本に活力を与えたい」「教育現場に明るさや活気を取り戻したい」という気持ちで生きている。常に人のことに気を配り、社会を良くしようと考えている若者が現代にいることに感謝するとともに、明日の日本に希望を見出している今日この頃だ。