本財団における奨学生の国籍は二十数カ国に及ぶ。人数が多いのは、日本、中国、韓国である。この中で勉学に励むのは中国人と韓国人である。彼らの特徴は死ぬ気で勉強している。とても日本人ではかなわない。ただし、何事にも一生懸命というよりは勉強にのみ一生懸命であるように感じる。そして、中でも中国人はほとんどの方が日本は単なる踏み台であり、目的はアメリカで学ぶことである。もっと端的にいうと、中国人の方は自分が成功することが目的であり、将来国に帰って恩返ししようという気持ちはあまり無いようである。
その考え方なのか性質なのか、OBとなったとたんに連絡先がわからなくなるのは圧倒的に中国人である。非常に腹に据えかねて中国人OBに、このことを話したことがある。「OBになったとたんに、はい、さようならでは、今後中国人は採用してもらえないよ!」返ってきた答えは、「中国人は恩は一生忘れないが、大陸気質で、表現するのが下手です。また、自分が生きていくために一生懸命で、そのことが生活の中心になっているのです。」というものでした。
要は、悪気は無いので許してね。というのですが、日本人には今ひとつ良くわからない気質です。
各国別、生まれ育ったコミュニティーごとに、個人差では説明できない集団としての差、「お国柄」ってどのようにして形成されるのでしょうね。また一つ面白い研究課題を見つけてしまいました。
その考え方なのか性質なのか、OBとなったとたんに連絡先がわからなくなるのは圧倒的に中国人である。非常に腹に据えかねて中国人OBに、このことを話したことがある。「OBになったとたんに、はい、さようならでは、今後中国人は採用してもらえないよ!」返ってきた答えは、「中国人は恩は一生忘れないが、大陸気質で、表現するのが下手です。また、自分が生きていくために一生懸命で、そのことが生活の中心になっているのです。」というものでした。
要は、悪気は無いので許してね。というのですが、日本人には今ひとつ良くわからない気質です。
各国別、生まれ育ったコミュニティーごとに、個人差では説明できない集団としての差、「お国柄」ってどのようにして形成されるのでしょうね。また一つ面白い研究課題を見つけてしまいました。
ただ、現代人は、子孫のことを考えようとせず、今の自分(個体)さえ、便利で満足できれば、エネルギーは使い放題、環境は壊し放題でも問題視しない人が非常に多いですね。今のままで行けば、きっと子孫から今を生きている人を見れば、「とんでもない人々」だということになると思います。私も含め、現代人は大いに反省する必要がありそうです。
江戸時代の教育面白そうですね。道徳や精神といった部分に興味があります。ぜひ、参考にさせていただきます。ありがとうございました。