上機嫌の方法については書きました。
今回は「笑いの効用」です。
妻の主治医は、2年前はこれから始まる難しい治療を前にけっこう厳しい表情だったような気がします。
こちらも不安がいっぱいでクラーい表情だったのは当然です。しかし治療がうまく進んでくるとこちらも主治医も余裕が出てきて、会話の中に笑いが混じるようになってきました。
笑うと免疫力がアップするという研究はがんの治療を行っている方はご存じでしょう。まだご存じない方にある医師のお話をご紹介します。
医者と患者の良好関係について「笑い」を橋渡しにするというものです。
『笑いには人の頭と心を柔軟にする4つの作用がある。
まず,共に笑い合うことによって気持ちが和らぎ,口も軽くなり,親密感が増す。笑いの「親和作用」である。
笑いの絶えない楽しい人,楽しい店などには人が集まるという「誘引作用」もある。
つらい時でも笑うことができれば気が楽になる。腹が立っていても,そんな自分を笑うことができれば立ち直りも早い。笑いの「浄化作用」である。
また,笑いはものの見方を多少なりとも相対化し,複眼的な見方を可能とする働きがある。笑いの「解放作用」と呼ばれるもので,これによって心にゆとりを生じさせる。
診察室に入って来た患者が,明るいあいさつと笑顔で迎えられたら,そして,ちょっとしたユーモアやジョークが笑いを誘えば,患者が診察室に足を踏み入れるまで感じていた緊張が解けて心にゆとりができてくる。そうすれば,医師と患者の間で意思の疎通が円滑に行われ,その結果,医師に対する連帯感が生まれるであろう。
そのような安定した心理状態になってから診察を受け,医師の説明を聞けば,不安に満ちた状態で説明を聞く場合に比べて,よりよく理解できるであろう。その結果,治療に対する意欲と希望を持てるようになり,良好な医師対患者関係に結びつくと考えられる』
しかし実際はどうでしょうね。医者は常に難しい顔をしているものと決まっていますからね。
今回は「笑いの効用」です。
妻の主治医は、2年前はこれから始まる難しい治療を前にけっこう厳しい表情だったような気がします。
こちらも不安がいっぱいでクラーい表情だったのは当然です。しかし治療がうまく進んでくるとこちらも主治医も余裕が出てきて、会話の中に笑いが混じるようになってきました。
笑うと免疫力がアップするという研究はがんの治療を行っている方はご存じでしょう。まだご存じない方にある医師のお話をご紹介します。
医者と患者の良好関係について「笑い」を橋渡しにするというものです。
『笑いには人の頭と心を柔軟にする4つの作用がある。
まず,共に笑い合うことによって気持ちが和らぎ,口も軽くなり,親密感が増す。笑いの「親和作用」である。
笑いの絶えない楽しい人,楽しい店などには人が集まるという「誘引作用」もある。
つらい時でも笑うことができれば気が楽になる。腹が立っていても,そんな自分を笑うことができれば立ち直りも早い。笑いの「浄化作用」である。
また,笑いはものの見方を多少なりとも相対化し,複眼的な見方を可能とする働きがある。笑いの「解放作用」と呼ばれるもので,これによって心にゆとりを生じさせる。
診察室に入って来た患者が,明るいあいさつと笑顔で迎えられたら,そして,ちょっとしたユーモアやジョークが笑いを誘えば,患者が診察室に足を踏み入れるまで感じていた緊張が解けて心にゆとりができてくる。そうすれば,医師と患者の間で意思の疎通が円滑に行われ,その結果,医師に対する連帯感が生まれるであろう。
そのような安定した心理状態になってから診察を受け,医師の説明を聞けば,不安に満ちた状態で説明を聞く場合に比べて,よりよく理解できるであろう。その結果,治療に対する意欲と希望を持てるようになり,良好な医師対患者関係に結びつくと考えられる』
しかし実際はどうでしょうね。医者は常に難しい顔をしているものと決まっていますからね。