アスリート 未来にむかって走る

「日常のすべてが被写体だ。必要なことは好奇心と想像力」をテーマに綴っていきます。

笑いの効用

2006年08月30日 | Weblog
上機嫌の方法については書きました。
今回は「笑いの効用」です。

妻の主治医は、2年前はこれから始まる難しい治療を前にけっこう厳しい表情だったような気がします。

こちらも不安がいっぱいでクラーい表情だったのは当然です。しかし治療がうまく進んでくるとこちらも主治医も余裕が出てきて、会話の中に笑いが混じるようになってきました。

笑うと免疫力がアップするという研究はがんの治療を行っている方はご存じでしょう。まだご存じない方にある医師のお話をご紹介します。

医者と患者の良好関係について「笑い」を橋渡しにするというものです。

『笑いには人の頭と心を柔軟にする4つの作用がある。
 まず,共に笑い合うことによって気持ちが和らぎ,口も軽くなり,親密感が増す。笑いの「親和作用」である。
 笑いの絶えない楽しい人,楽しい店などには人が集まるという「誘引作用」もある。
 つらい時でも笑うことができれば気が楽になる。腹が立っていても,そんな自分を笑うことができれば立ち直りも早い。笑いの「浄化作用」である。
 また,笑いはものの見方を多少なりとも相対化し,複眼的な見方を可能とする働きがある。笑いの「解放作用」と呼ばれるもので,これによって心にゆとりを生じさせる。
 診察室に入って来た患者が,明るいあいさつと笑顔で迎えられたら,そして,ちょっとしたユーモアやジョークが笑いを誘えば,患者が診察室に足を踏み入れるまで感じていた緊張が解けて心にゆとりができてくる。そうすれば,医師と患者の間で意思の疎通が円滑に行われ,その結果,医師に対する連帯感が生まれるであろう。
 そのような安定した心理状態になってから診察を受け,医師の説明を聞けば,不安に満ちた状態で説明を聞く場合に比べて,よりよく理解できるであろう。その結果,治療に対する意欲と希望を持てるようになり,良好な医師対患者関係に結びつくと考えられる』

しかし実際はどうでしょうね。医者は常に難しい顔をしているものと決まっていますからね。


アスリートの姿

2006年08月29日 | Weblog
私の乗っている通勤電車は多摩川を渡ります。
そのときにサイクリングロードが電車から見えます。今朝も晴天、けっこう走っている人を見かけました。

「ああ、走ってみたい!」

とむずむずします。これはアスリートなら誰でも感じることです。
しかしながら、少し前に町で練習中に転倒してからは、妻が心配するので、バイクの練習はお休みしています。

私がけがをすると妻の面倒がみられなくなるからです。
がんの治療中の妻に、私が介護されたのでは笑えませんよね。

ということで危ない練習は休養で、かるいランニングとジム通いで体型と、筋力を維持しているわけです。

ここのところ方々から写真を公開せよ!という声(そんなものない?)が多いのでアスリートの勇姿を初公開。

東京・立川市の昭和記念公園で行われた大会のものです。

妻、ご立腹

2006年08月28日 | Weblog
妻がご立腹です。

このブログでは私が家事の一切を、長年にわたって行っているように書いてある。そんなことはありませんよね・・・という抗議です。

まったくもって当然の指摘です。

結婚してから二十数年、妻は自分も働きながら炊事、洗濯の家事はほとんどこなしてまいりました。私はタマに手伝うだけで、とても偉そうなことをいえたものではありません。

2年前に妻が倒れて、当然ながら家事は私がやるしかありません。それを、さもすごいことのように書き連ねたことを深く反省する次第です。

退院してから自宅静養中も、妻の体調がよいときは家事もできます。できるのですが、つい私が体調を気遣って(過保護)「それは僕がやるから休んでいて」というものですから・・・・・

妻のメガネ

2006年08月26日 | Weblog
妻のメガネを新調しました。視力の変化により、今のメガネが合わなくなったのです。今日はそのメガネができあがっていたので受け取りに出かけました。

前回のお出かけは電車でしたが、思いの外疲れが出たので今回は車で行きました。妻の姉を途中で拾って東京観光気分でした。

メガネを受けとって、近くのデパートで昼食をとりました。外食は久しぶりで、せっかく日本橋まできたのだからうまい物をとSパーラーに。

この店のオムライスはなかなかの味、と妻。オムライスと決めていたようです。私は夏季限定・夏野菜カレーにしました。これもうまい!

こうなったら今日は楽をしようということで、デパ地下でお弁当を買ってしまいました。これもまた幸せ・・・・

降っても晴れても

2006年08月25日 | Weblog
妻はようやく胃炎から回復。今朝もいつも通りの朝食を食べました。

体調はいいときもあるし悪いときもあります。健康人だって今日はちょっと体が重いな、というときは動作もにぶいですね。

今読んでいる「ふっと心がかるくなる 禅の言葉」という本にジャズのスタンダード「降っても晴れても」の歌詞の一部がのっていました。

学生時代ビル・エバンスのピアノトリオでこの曲をずいぶん聴いたものですが、歌詞を見たのはこの本が初めてでした。

気になったので全歌詞を入手しました。するとちょっと恥ずかしくなるようなフレーズもありますが、雨もまたよし、晴れればまたよしという心境と通じていると思えました。以下に紹介します。


他の誰もが愛せなかったほど強く、君を愛してみせるよ。
雨が降っても、晴れた日も。
山よりも高く、川よりも深く。
雨が降っても、晴れた日も。

僕が始めて君に会った時は、
まあ、いろいろあるうちの一つくらいにしか思わなかった。
でも、今はちがう、賭ける?なんて聞くなよ。
僕は忠実であろうとしている。君がそうさせてくれるのならね。

他の誰もが愛せなかったほど強く、君はぼくを愛してくれるだろう。
雨が降っても、晴れた日も。
幸せも一緒、不幸も一緒。それもまたいいさ。
曇る日、晴れる日、いろいろあるし、
お金があったり、なかったり。
でも、僕は君といつも一緒さ。
雨が降っても、晴れた日も。


Words by Johnny Mercer/ Music by Harold Arlen (1946年)

お腹にくる風邪

2006年08月23日 | Weblog
妻が「食中毒」と書きましたが、これは間違いのようです。

急な下痢や吐き気ですぐに食中毒を考えますが、本当は感冒性胃腸炎、別名ウィルス性胃腸炎、俗に「お腹に風邪がきた」ことによる吐き気だそうです。

鼻水、咳、痰が出なくとも風邪なのです。

そこでどうするかですが、まず食べない。これに尽きるそうです。なぜか「おかゆ」を食べてしまうのですが、この常識は×。

感冒性胃腸炎は、安静=食べないことです。
入院した病院の医師が言ったことは理にかなっていたのです。
「絶食ですね、入院で点滴」

この情報は「こわい病気のやさしい話」文春新書・山田春木著からです。
この本には教えられることがいっぱいです。

退院

2006年08月22日 | Weblog
妻を迎えに8時に車で出発。8時40分に到着。本当は9時30分でよかったのですがこの時間だと駐車場に入れません。

妻は熱も下がりましたが気分はあまりよくなさそうです。
点滴が意外に長引いて10時30分退出の予定が12時になってしまいました。

帰宅しましたが妻は目が重そう。すぐにベッドに横になって熟睡。昨晩隣の患者さんがナースコールの連続で、そのたびに目が覚めて眠れなかったようです。

眠っている間に会社に電話して何かないか聞いて、その後、たまっていた洗濯物を洗って干す。ついでにベランダのジャングルに水やり・・・・

主夫は結構忙しい。そして今日のブログを更新して、さてジムに泳ぎに行くとするか

明日退院!

2006年08月21日 | Weblog
夕方病院に行きましたら、
「明日退院だよ」
と!元気そのものではあーりませんか。
とにかくよかった。主治医の話だと食中毒に近い症状だそうです。

絶食で点滴治療を丸2日でかなり快復した模様です。夕食も出てきました。もっとも少し箸を付けただけですけど・・・・・

昨日の辛い表情からするとかなりよくなっているのがわかって安心。

みなさん、食事には注意して下さいね。

妻入院!

2006年08月20日 | Weblog
昨日は9月2日に行われるリレー・フォー・ライフのスタッフ会議に2人で出席してきました。

夜に別件の用事があったので、途中で失礼しましたが、みなさんの熱意に我が家も出来ることはコツコツとやろうと話し合いました。

ところが朝6時、妻が急に吐いてしまいました。頭痛、手足のしびれがあり、脳梗塞では・・・と心配になりがんセンターの当直医に聞くと「すぐにいらっしゃい」というので救急車で病院に行きました。

CTで脳の検査をしましたが以前と変わったところはなさそう。しかし腹部に変調があり「胃潰瘍かもしれないね、いずれにせよ安静、入院」となりました。

疲れがたまったのでしょうか・・・・

これから入院七つ道具を揃えて病院にいくところです。

みなさん心配しないで下さいね。

妻、2年ぶりの電車

2006年08月17日 | Weblog
会社復帰プロジェクトの一つ、電車通勤にトライをやってきました。

午前中は家事に忙しく午後3時出発。白杖をもって出ましたがこの蒸し暑さで妻は途中で息切れ。

「引き返すのも立派」といいましたが、せっかく出たのだから・・・といつもの倍の所用時間で駅に到着。

午後3時の電車は空いています。冷房車は冷えすぎなので弱冷房車に移動。

20年以上通い慣れた道中ですが久しぶりなので感慨もひとしお。

表参道で銀座線に乗り換え日本橋に到着。階段もなんとか上れました。コレド日本橋の前で記念撮影。

お目当てのお店に行って買い物をしているうちに早5時過ぎに。帰りのラッシュにぶつかりましたが三越前からは席も空いていましたから座れました。

「なんとか行けたね」と私
「そうねー、でも心臓がバクバク!」と妻。

帰って心拍数を図ると100!
しばらく休んでもらいました。

今日は空いている時間帯でしたが、あの地獄の通勤帯ではどうなることでしょうか。心配してもしかたないので、出来るさ、と思って前進しよう。