パートやアルバイト、派遣社員や契約社員といった非正規労働者が増え続けています。現在の岐阜県最低賃金(時間額851円)では人間らしい生活はできません。
岐阜県で働く人が将来にわたって安心できる生活水準をつくるため、時間額1000円以上の賃金の実現、早期に1500円へ引き上げるようお願いします。
最低賃金の大幅引き上げを以下の通り求めます。
最低賃金を今すぐ1000円以上へ引き上げ、1500円を目指すこと。
これもネット署名ができます。
ネット署名はここ
全国の最低賃金が出揃った。平均14円という大幅引き上げだそうな。
「社会的な賃金 底上げの流れ」 労働組合は秋から、企業内最低賃金の引き上げに取り組もう。岐阜県は10円上げたのだ。病院も福祉施設も「時給10円」上げてもいいではないか。
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07年度の最低賃金引き上げを審議していた47都道府県の地方最低賃金審議会の決定が7日までに出そろい、平均最低時給額は687円となった。
時給の引き上げは7~20円で平均14円。02年度以降で最大の引き上げとなった。今後、異議申し出などの手続きを経て、10月中には全国で新しい最低賃金が発効となる。
厚生労働省のまとめでは、新しい時給額は東京都が739円(前年度比20円上昇)と最も高く、次いで▽神奈川県736円(同19円上昇)▽大阪府731円(同)――となった。
上げ幅では、東京都、愛知県の20円が最も大きかった。時給額が低いのは、秋田、沖縄県の618円(前年度比8円上昇)、次いで青森、岩手、佐賀、鹿児島など6県の619円となった。最も低い上げ幅は山形、大分など6県の7円。
今回の引き上げを巡っては、22都県が中央最低賃金審議会の目安額を上回る賃上げを決定した。一方、最も高い時給と低い時給の差は前年度の109円から121円に開いた。地域間格差の現状は厳しいままとなった。(9月7日 毎日新聞)
岐阜地方最低賃金審議会は、中央最低賃金審議会が示した目安通りに、10円の引き上げを答申したようだ。
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県最低賃金 時間額685円に上げ 審議会答申(8月24日 岐阜新聞)
岐阜地方最低賃金審議会(廣瀬英雄会長)は23日、県内で働くすべての労働者に適用される県最低賃金を、現行の時間額675円から685円に改正するよう、藤井龍一郎岐阜労働局長に答申した。決定すれば、10月19日から実施される。
引き上げ率は1・48%で、1998年以来の1%台の引き上げ率となる。
岐阜県の改正は、2003年はなく、04年に1円、05年に2円、06年に4円引き上げている。答申に異議のある労使は9月7日までに同局へ申し出る。
県最低賃金が適用されるのは、県内の約8万事業場、労働者約72万4000人。
同審議会は7月に岐阜労働局長から県最低賃金の改正決定について諮問を受けていた。
8月13日(月)午後、岐阜労働局内で「第370回岐阜地方最低賃金審議会」が行われ、県労連加盟組合の4名で傍聴した。
この中で先ごろ出された地域別最低賃金に関する「中央最低賃金審議会の答申」が報告され、岐阜県産業別最低賃金改正の必要性を確認した。
労働側の委員からは「中央最低賃金審議会の答申は、格差が一層拡大するもので、遺憾だ」という表明がされた。
次回は8月23日、地域別最低賃金の額について審議される。しかし、非公開だそうだ。一番肝心な地域別最低賃金が非公開とは・・・。
高知県医労連のホームページ、ブログに最賃に関する記事。なるほどである。
全労連の談話はここ