Prosciutto e formaggio ... e calcio(仮)

イタリアのサッカークラブ・パルマを応援する方向にはあったブログ

Mercato(089:Luglio-Luglio 01-08、R.Oddi)

2016-10-14 18:22:26 | パルマ・移籍関連16-17
将棋関連で二題。本当は一つだったのですが。

まずは三浦九段の出場停止問題。白か黒かはともかく、連盟の行動が拙速に過ぎます。
明白な証拠があってのことならともかく、それもないのにこれはないですね。
事態の進展も急すぎるというか、三浦九段側の反応に関係なく最初から「処分ありき」で進めたように映ります。
棋士側からすると「潔白の証明」が仕様がないだけに、言われたら最後、仮に潔白であってもこの先死んでも
疑惑の目が向けられ続けるわけですよ。調子を上げても落としてもあることないこと言われてしまう。
だからこそ何かやるなら「怪しい」だけでは駄目だと僕は思うんですけどね。

本題。元々野暮用でそのうち岡山に行こうかなとは思っていたんですが。
丁度いい機会だから来月行ってみようかと思ってます。
まあ、最初でリーチかけてくれたら絶対行きますけどね。…ええ、これは将棋の話です。





▽7月第2週から7月第3週までの移籍関連の発表・情報・噂・発言などのまとめ。
その08。

== 7月第2週・中盤(5) ==
"SKY" 「FoggiaはCaciaに対して3年契約を提示する用意があるが、CaciaはLega Proでのプレーを望んでいない」

Salernoメディア 「ParmaはD.Moro(C - Salernitana)に対し2年契約を提示するようだ。Moroは移籍に前向き、とも」

Desiderio Garufo(Difensore - Catania→svincolato)
Parmaとの間で契約を結ぶことで合意したとのことだが?- これから始まる挑戦に満足しているし、それと同じくらい
興奮してもいる。Parmaは自分との契約を望んでくれた。自分の価値を示すために出来る全てのことをするつもりだ」


Roma公式発表
「RomaはM.Rui(D - EMP)を"Prestito con obbligo di riscatto(※保有権買い取り義務のある借り受け)で獲得した」

その他メディア 「給料未払いなどの財政問題を抱えるBenevento・Catania・Rimini・Paviaの幹部が連邦検察官から
         参考人招致された。Beneventoは今季からSerie Bに昇格、RiminiとPaviaには破産の危機が迫る」



== 7月第2週・終盤(1) ==
Alberto Fontana(Agente di G.Sansone)
G.Sansone(A - Bari⇒SMP)の去就について- Avellinoとは話をした。内容は今夜本人に伝える。Taccone(Pres.、
Avellino)
からは興味深い提示があった。De Vito(DS - AVE)の仕事も素晴らしい。3-4-3はSansoneの特徴を出し易い」


その他メディア 「Sansoneの移籍に関して、Parmaは明日Fontanaと会談を行うことにしている。Avellinoも獲得を狙う
         Sansoneを何事もなく確保出来れば、今夏の補強は約10日間で実質的に終了したと言えるだろう」


Pietro Lo Monaco(Direttore Generale - Catania)
CataniaがZibert(C - Akragas)の獲得を確実にしたことについて- 私達は"Diego Armando Zibert"を獲得した!!
…えっ、彼の名前はUrban?これは失礼。その才能の大きさから、私は思わず"Diego Armando"と言ってしまったんだ」


Pavia公式発表 Nuccilli(Imprenditore)がクラブの全株式を取得した」

Stefano Morrone(Allenatore - Parma/Allievi Professionisti→Berretti)がラジオ出演して
Parmaとの関わりについて- Parmaで7年もプレー出来たのは幸運だった。(旧Parmaの)最後の数年は残念なことが
続いた。順調に物事が進んでいたのに、全てが粉々に砕かれてしまった。契約下にあった全ての選手やTifosiが『私達は
クラブを運営していた者達に裏切られた』と感じている。幸いにも、新しいクラブは“身奇麗な”人々によって運営されて
いる。Lega Proへと昇格してプロフェッショナルの世界に帰ってきたわけだから、急ぐことなく、ゆっくりと上を目指せばいい」


"Corriere dello Sport" Porcari(C - Carpi⇒Bari)はCremoneseへ行く。Parmaは“真の興味”を持っていなかった」

"Sportitalia" 「Milanは獲得を目指すMusacchio(D - Villareal)から移籍への合意を取り付けた。Villareal(Spagna)に
         対しては『移籍金2000万euro』を提示しており、Galliani(V-Pres. - MIL)がSpagnaに飛んで交渉か」






▽移籍関連談話
7月第3週明けのR.Oddi(Difensore - Reggiana→Milan)の談話より。
Milanへの移籍を決めて- 『ようやく辿り着いた』という感じだね。2年前にDirettore Bianchessiには『いつかMilanへ移籍
する』とは言っていたんだ。話をしていて『信じられる人だし、若い選手の育成プロジェクトも信頼出来る』と思ったからね。
JuventusやAtalantaのようなクラブからも声は掛かっていたけど、気持ちは変わらなかった。今は嬉しい。今日は僕のMilan
での日々のスタートだ。僕の夢はSerie Aでプレーすること。このMilanで全ての段階を踏んで夢を実現させたいと願ってる」

話を続けて- ボールを蹴り始めた頃はAttaccanteだったけど、この3年間はほぼTerzino Sinistroとしてプレーしていた。
憧れの存在はP.Maldini(Ex Calciatore del Milan)なんだ。僕はずっとParmaでプレー(※Giovanissimi Regionali)していた
けれど、クラブの破産で全てが変わってしまった。去年の夏にSassuoloへ移籍をして、そこではGiovanissimi Nazionaliで
プレーしていた。今年の1月からはReggianaに移って、そこでは2001年世代の中でプレーした。そして今はMilanoにいる」

Commento!(M.B.Sowe 2/2、A.Preiti 1/2)

2016-10-14 07:00:00 | パルマ・談話関連15-16
▽昨季第9節関連談話・その7
10月第4週前半にメディア出演した際のM.B.Sowe(Attaccante)の発言より。後編。
Parmaでは良く受け入れられている?- 不愉快さを感じたことは一度もない。体調や怪我の状態にも常に気を配って
くれているよ。『検査の回数、ちょっと多過ぎない?』とは思うけれど(笑)言葉も少しずつ話せるようになってるし、時間が
立てばもっと楽に周囲とのコミュニケーションが図れるようになると思う。数ヶ月以内には何の問題もないレベルになりたい
…と思ってる。SenegalからLibiaへの旅はまるで一編の叙事詩のようだった。あれを思えば、今ここにいるのは奇跡だよ!」

Gambia時代に時計の針を巻き戻すとして、君は同じ道を選ぶだろうか- それはないな。二度と同じことはしたくない。
絶対にだ。同時に、誰にも勧めないよ。Italiaに来るまでにはここでは語れない・語り切れないことがいろいろとあったから。
命の危険に晒されたことも一度じゃなかった…。そして僕は今、ピッチの上で自分の価値を証明したい。その思いに突き
動かされているんだ。Lampedusa(※Sicilia南方に位置するItalia最南端の島)に辿り着いた時は何か信じられなかった。
『ここがEuropa!』って思うまでには少し時間が掛かったよ。そして今はParmaにいる。僕にとってはここが自分の“家”だ」




10月第4週半ばに行われたA.Preiti(Direttore Sportivo - Paganese)へのインタビューより、前編。
Paganeseで再出発を果たしたことについて- Lega Proまでカテゴリーを下げることには迷いもありましたが、大切なのは
『どのクラブで働くか』ではなく『どんな仕事をするか』なので。これは何度もお話してきたことです。幾つものオファーは届き
ましたが、私はPaganeseを選択しました。一人で新しく始めたかったということもありますし仕事内容にも納得しています」

あなたは『一人で…』と言ったが、Paganeseには元Parma所属の選手数名の姿もある- 例えばM.Esposito(Difensore、
Crotone)
、彼は7月にCrotoneと契約しましたが、Mirkoに移籍の打診をした時『ここで挑戦を続けたいから』…とそれを
断わりましたよ。仰りたいのはF.Deli(Centrocampista - Paganese)G.Caccavallo(Attaccante - Paganese)といった
選手のことでしょうが、彼らは私がここに来る以前からいた選手(※昨季まではPaganeseに貸し出されていて、Parmaの
破産後に再契約した)です。A.Bocchetti(D - Paganese)は私がここに連れて来ましたが、Salernitanaに所属していた
彼は『自分の経験が役に立つなら』と喜んで移籍を受け入れました。ですから昔のコネでやっているわけではありません
(※BocchettiがParmaに在籍していたのはStagione 2006-2007のことであり、PreitiとParmaで一緒だったわけではない)

そろそろ冷静に判断出来る頃だろう。Parmaでの経験をあなたはどう振り返るのか- 全体としては非常にポジティブな
ものでした。6年間の日々は忘れられるものではありませんよ。自分がクラブに対して幾つかの明るい材料をもたらせたと
自負しています。Tifosiからすればおそらく『去年1年間が全て』なのでしょう。確かに、信じられないほど酷い1年でした。
それでも6年間を通してみれば良い仕事をしていたと思いますし、野心的な目標の達成に一役買えたと考えています。
ただそう考えるだけに、6年間の日々が誰も予想もしなければ望みもしない形で終幕を迎えたことは残念でなりません」

あなたは強化担当として何人もの選手の獲得に携わってきた。その中で『もっとも成功した』と感じたのは誰の獲得か-
成功例は幾つもありますよ。どの選手獲得にもそれなりの意味がありますが、それでもNazionaleに選出されたり、規模の
大きなクラブに移籍するなどした選手を何人も出せたことは私にとっての誇りですね。その中でまず最初に名前を挙げる
ならば、それはJ.Mauri(C - Milan)になります。彼は子供の頃にParmaに加入し、ParmaでSerie Aにデビューするまで
成長を遂げました。そして活躍を評価され今はMilanに所属しています。その他ではI.Belfodil(A - svincolato)であるとか
G.Paletta(D - Atalanta)N.Sansone(A - Sassuolo)が代表的な成功例ですね。以下は割愛しますが、Parmaからは
多くの選手が羽ばたきました。…付け加えたいのは、私達はそうした選手の多くを移籍金ゼロで獲得したということです」

それではその“逆”、つまり失敗例も聞いておきたい- D.Pereira(C - Porto)は活躍することなく退団しました。それでも
現在はPorto(Portogallo)という立派なクラブに所属してChampions Leagueに出場し、更にはNazionaleに選出される
までになりました(※PereiraがNazionaleに初選出されたのは前所属のMaritimo時代である)。それを踏まえれば、獲得
そのものは間違いではなかったのでしょう。開花したのは彼の努力の成果です。もう一人名前を挙げるなら、E.MacEchen
(D - Penarol)
です。私は彼にもっと多くのものを期待していたのですが…。それでも彼は今Penarol(Uruguay)でプレーを
しています。PenarolもSudamericaを代表するクラブの一つです(※PenarolにはParmaに移籍するまでも所属していた)

ここに来て今年1月のMercatoでのPalettaのMilan移籍に関する問題が世間を賑わせている。あなたも当事者の1人と
して関わっていたはずだが?-
移籍交渉に関して何か隠し立てをしなければいけないようなことはなかったと思います。
あの時期のParmaは既に深刻な危機に直面していて、新Societaは大きな契約を幾つも抱えていました。あの交渉は
その時出来る範囲のことをした結果だと認識しています。選べる選択肢自体がほとんどありませんでしたから。Palettaは
Parmaを離れたがっていて引き留めは困難な状況でした。私はSocietaにも選手側にも誤りがあったとは思いませんね。
そして、獲得した側のMilanとA.Galliani(Vice Presidente - Milan)はそのようなParmaの状況に応えて動いただけです」