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プラウダ高校 ZiS151トラック 作ります!! その1

2017年11月07日 | ガルパン模型制作記

 ガルパンに登場する戦車以外の車輌は数多いですが、全てが1/35スケールのプラモデル製品で再現出来るわけではありません。プラモデルキットが全然出ていない車輌も幾つかあり、特にアンツィオ高校チーム保有のイタリア車にその傾向が顕著であるようです。
 これに対して、保有車輌が全てプラモデルで作れるプラウダ高校チームのような例もあります。このチームの戦車以外の車輌は3種類が知られ、テレビシリーズではBM-13カチューシャ、BA-64装甲車、劇場版では上図のZiS151トラックが登場しています。

 このZiS151トラックに関しては、模型サークルの知人N氏の教示により、ズベズダが発売しているBM-13カチューシャのキットのトラックが該当する事を知りました。関連記事はこちらです。さらに、ホビーボスのキットが存在することを知りましたが、その時既にズベズダのBM-13カチューシャを購入してしまっていたのでした。

 私は、はじめはそのズベズダのキットでガルパンのBM-13カチューシャを再現する積りでしたが、N氏の教示によってトラック部分が異なること、トランぺッターから出ているZIL157トラックのキットのパーツと交換の形で作るとガルパンのBM-13カチューシャとZiS151トラックの両方を再現出来ることを知りました。
 それで、プラウダ高校チームの車輌はみんな作ってみたいと考えていたこともあり、N氏の教示に沿ってBM-13カチューシャとZiS151トラックを制作してみることに決めました。そのうえで、どちらを先に作るのが良いかとN氏に尋ねたところ、ZiS151トラックだろう、との答えが返ってきました。

 

 そこで、まずはZiS151トラックを作ることにして、上図のズベズダのBM-13カチューシャのキットを取り出しました。このトラック部分がZiS151トラックであり、劇場版にて荷台を積んだ状態にてワンカットだけ登場しています。荷台部分は、ZIL157トラックのそれと共通であるそうなので、トランぺッターのZIL157トラックのキットの荷台パーツ等を移植して劇中車に合わせてゆく、という方針に落ち着きました。

 

 パッケージの中身です。パーツ数が多いだけでなく、小さなパーツが過半を占めています。ドラゴン系よりも細かくパーツ割りされてるみたいだな、と感じました。

 かねてN氏にこう言われていました。
「作る時はきっちり覚悟決めて、気合入れてやっていけよ。ほとんどアートやから」
「ズベズダのやつもトランぺッターのやつも、アートって言うか、芸術的レベルで精巧なキットやからな・・・」
 その言葉の意味を、上図の中身を見た時に悟りました。芸術的レベルかどうかはともかく、精巧なキットであることはよく理解出来ました。今回は苦労の連続かもしれないな、と感じました。

 

 製作ガイドの案内文です。ズベズダはロシアのメーカーですので、文章もロシア語主体です。当然読めません。

 

 ステップ1では、シャーシーを組み立てます。実車同様に部品を組み合わせて作るような、細かい作業になることが図面を見ても分かります。
 なんとなく、図柄がイタレリのキットのガイド図に似ているなあ、と感じましたが、後日N氏に今回のズベズダのキットがイタレリからのOEM供給による製品である旨を知らされました。つまりはイタレリのキットを作っているわけでした。

 

 パーツを全て切り出しました。これらのパーツの左右をきっちり貼り合わせるのは大変です。

 

 なんとか形になりました。一つのパーツがピッタリ合わさっても、別のパーツがずれていたりと、なかなか楽には組めませんでした。タミヤ製品の一体成型パーツの有難味がよく分かりました。

 

 裏返した状態です。これに駆動系の細かいパーツを次々に取り付けてゆくわけです。

 

 ステップ2で前輪部分の軸部を、ステップ3で後輪部分の軸部を組み立てます。実際の車輌の部品割りと変わらないのではないか、と思う程に細かくパーツ化されています。

 

 パーツが細かくて多いですが、ガイド図の取り付け位置指示は大雑把ですので、一つずつ仮組みしてチェックしながら進める必要がありました。

 

 なんとかステップ2の前輪軸部が組み上がりました。完全に合わせた積りでも、どこかにズレや歪みがあったりして、後で調整する場合が少なくありませんでした。

 

 ステップ3に移りました。要領はステップ2と大体同じでした。

 

 後輪軸部が組み上がりました。実際と同じように部品ごとに組み付けていったため、駆動系の細部がよく分かって勉強になりました。

 

 とにかく精巧なキットでした。タミヤキットであれば、一体成型で一つのパーツになっていそうな部分です。しかし、一つ一つ丁寧に組み上げるという作業も、慣れてくると面白いものになってくるな、と気付きました。 (続く)

 


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