試供品のようなもの

友人の話によると、覚せい剤を始めるキッカケとして、

最初はタダでもらって・・・なんてことがあるらしい。

そして２回目からは有料となり、だんだんと金額がつり上がっていくのだそうな。

シャブに限らず、そんな悪徳商法はどこにでも転がっていそうなのだが、

モノがモノだけに、恐怖の一言に尽きる。


いかに強靭な精神力の持ち主でさえ、一度脳にインプットされた覚せい剤の情報は、

一生消えることがないという話も聞いた。

頭で「止めよう」と思っても、身体は勝手に要求してくる。

体が覚えてしまっているからクスリを絶てない。

どんなに強く意識しても、身体が言うことを聞いてくれないのだ。



そうだとすると、ヒトの意識ってはかないものなのねなんて思う。