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懐かしの歌謡曲(16) オー・チン・チン

2008-09-20 02:04:12 | 音楽:歌謡曲
ハニー・ナイツ 昭和44年6月25日 発売
作詞:里吉しげみ 作曲・編曲:小林亜星

 この歌は小学生の頃にラジオで聞いてから、私の中ではずーーーーっと幻の歌でした。
「♪あのチ○ポコよー どこ行ったー」
という歌詞が記憶にあったのですが、渋い男性コーラスで歌われていたので、私の聞き間違いだと思っていました‥‥。まさかネェ‥‥。

 ところが、20歳頃にこの歌の存在を知って驚きました! そして、歌詞も私の記憶にある通り。どうしてこんな歌をつくる気になったのか、そしてなぜこの歌を歌う気になったのか‥‥。

 作曲は亜星さんです。ロシア民謡のようなメロディで、非常に趣があります。

 歌っているのはハニー・ナイツ。彼らは「♪振り向ーかないでー ○○のーひーとー」のエメロンのCMソングや、『妖怪人間ベム』『宇宙猿人ゴリ(のちに『スペクトルマン』に改題)』『ウルトラマンA』の主題歌、『もーれつア太郎』のED主題歌の「江戸っ子のスキャット」などでお馴染みですネ。

 「チン、チン」という音を金床で表現しているのが、シャレが効いていて面白いアレンジです。

 「ナニ」をテーマに、実はとっても叙情的でステキな歌詞だということに、改めて気付きます。歌詞が問題視されて放送禁止になっていた放送局もあったようですが、これは下ネタのギャグ・ソングなどではなく、いたって真面目に子どもの頃の思い出を鋭くえぐった快作です。

 ジャケットのイラストは、水森亜土さんですよネ? 亜星さんと亜土さんという似たような名前のお二人のコラボレーションは、『ひみつのアッコちゃん』のED主題歌「すきすきソング」でも見られます。

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7 コメント

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亜土ちゃん (南 うなみ)
2008-09-20 13:05:40
ジャケイラスト亜土ちゃんですね。作詞は亜土ちゃんの旦那で劇団未来劇場の主催者件作家の里吉さんですね。
うなみが子供の頃ルネさんと同時期にはまった可愛いが亜土ちゃんでした。小学校の文房具はサンスターやコーリンから出ていた亜土ちゃんばっかりでした。いくつくらいなんやろ調べりゃわかるんやろけど怖い気がするよ。アクリルボードにイラスト描いていた頃でも大人やったし劇団はたしか創立50周年のはず。
この歌は聴いたことないけど想像するに昔の放送コードでは放送禁止まちがいなしですよね。なぎらさんの悲惨な戦いでも放送禁止なんやからね。
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せや… (南 うなみ)
2008-09-20 13:30:14
ハニーナイツってうなみの好きなシルバー仮面のOP故郷は地球も歌ってはったはず。最後のコーラスがどうしようもなく暗いこの歌を盛り上げ引き締めていますよね。♪シルバーシルバーシルバー
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そうそう『シルバー仮面』も (自由人大佐)
2008-09-21 23:39:23
 亜土さんのガラス板にペイントスプレーを駆使したイラストを描くシーンが、「懐かしのこども番組グラフィティー 教室のヒーローたち」というDVDの『たのしい教室』のパートに収録されていますヨ。懐かしいです!

 記憶だけで記事を書いたのですが、自分の持っている音源を調べてみたら、ハニー・ナイツは本文に書いた番組以外にも『シルバー仮面』『スカイヤーズ5』も歌われていましたネ。
 「故郷は地球」って、作詞と脚本の佐々木守さんの好きなフレーズなのでしょうか。『ウルトラマン』でも同じサブタイトルを使われていますし、『シルバー仮面』の主題歌も同じ。第1話のサブタイは「ふるさとは地球」ですし。
 「ジャイアント編」では2番の歌詞でしたっけ?
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Unknown (てきとうヤマモト)
2008-09-23 06:44:04
ハニー・ナイツは「サスケ」の挿入歌や「妖怪人間ベム」の主題歌なども歌っていますね。
余談ではありますが、先日テレビで見た若手の漫才師が「ベム」の主題歌の替え歌をネタにしていたのですが、ちゃんと「ハニー・ナイツの物真似で」と言ってからはじめて、そこそこ似てたのには感心しました。

「故郷は地球」
ジャミラやシルバー仮面の内容を御存知の方にはおわかりだと思いますが、けっして「故郷」や「地球」に良い印象を持っては使われていませんね。
「シルバー仮面」の主題歌でもこのフレーズの前にあるのは「”だけど”僕らの」ですから。
どんなジャンルの番組でも根底には国家や体制に対しての批判を込めてきた佐々木氏ですからヒーローものであってもその辺はゆるぎありませんでした。

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Unknown (自由人大佐)
2008-09-23 11:10:11
 「ハニー・ナイツのモノマネ」と言って、そんなに通じるものでもないと思います‥‥(苦笑)。

 あぁ、『サスケ』もハニー・ナイツでしたネ!
♪行けーよ行け行け 嵐を超えろ 逃げ道無いぞ
サスケ! 覚悟!!

 佐々木氏が全編を執筆された『アイアンキング』が暗くならなかったのは、演出と出演者のお陰でしょうか。奇跡的な番組です。
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いやいや、 (てきとうヤマモト)
2008-09-23 11:34:37
いやいや、佐々木守氏の作品には「柔道一直線」「おくさまは18歳」みたいなドラマもありますよ。
佐々木守氏は重いテーマを抱えながらも荒唐無稽な表現が得意な作家でもありました。
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そうそう (自由人大佐)
2008-09-23 18:56:42
 失礼いたしました。佐々木氏はコメディも得意な作家ですネ。
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