Le cheval noir

全然更新できてない…orz

どうしてこうなった~三段落ちのフォワ賞回顧~

2011年09月12日 23時17分59秒 | horse racing in the world
皆さんこんばんは!
日曜の夜はテンションが上がりすぎて眠れなかった玄米茶です。

だってだって、それもこれも凱旋門賞前哨戦の2レースが面白すぎたせいでございます。



①出馬表にとてつもない違和感と既視感が同居


まずは何が面白い、もといビックリって、
出馬表ですよね。

たくとさんと金曜にメールをしていたんですが、その時のお互いの感想が…


玄 「暮れの中山かと思った(騎手的な意味で)」
た 「札幌の4レースかと思った(頭数的な意味で)」


実はフランスの重賞では少頭数はそれほど珍しいことでもないので、私自身は頭数そのものにはそれほど驚かなかったのですが、
騎手がルメさん、すみ、藤田さん、蛯名さんって…日本の秋冬競馬万歳!

ダムールとフェスタがいなければサラフィナ(以下たん付け)、セントニコラスアビー(長いので以下SNA)のマッチレースになってたのかな。
いや、さすがに2頭立ては禁止されていそうなので、その時は互いの同馬主の子達が引っ張ってこられてたんだろうか。




②4頭立てなのに…馬群が詰まる!こじ開ける!!そして審議


実家も現在の自宅もグリーンチャンネルもBSフジも映らなかった為、
実は今回のTV放送を私は観ていません。

不貞腐れて外に出ていた時にたくとさんからの一報を受け、経過を知ったのですが、
入ってくる情報に混乱しっぱなし。私が頭を抱えた主な理由は以下の2点に付きました。


・サラフィナが馬群をこじ開けて無理やり抜け出した
・審議


ば、馬群!?!?
え~っと、たしか、フォワ賞は4頭立てでしたよね?実はグランドナショナルみたいに40頭立てだったとかじゃないですよね?

持てる想像力を振り絞っても脳内でレースの様子を描けず唸る私に友人からの一言。


友 「ほら、きっとロンシャンはコース幅が3mくらいしかないんやって!」
玄 「いや、ロンシャンの馬場は仁川や淀のそれの1.5倍くらい幅があるように見えたんですが orz」


帰宅後、ネット動画で見たレースでどのような状況だったのかがようやくハッキリしたわけですが、
サラフィナたんの馬群(?)の割り方はえげつないですね。
たぶん、外を回した方があっさり勝てたんじゃないかと思うんですが、
あえてあの狭い内を選択したのにはただ単に3か月の休み明けの試走に留まらない本番を見据えた陣営の気合乗りが窺えました。

藤田さんをしてありえないと言わしめたルメさん@サラフィナたんの進路取りですが、
日本よりも普段からガツンガツン馬体のぶつかり合いが起こるフランスでも、あそこまでのものは本当に珍しいんじゃなかろうか。
というか、あれをルメさんが、クリーンで誰にも迷惑をかけない競馬を信条としている彼がやったことに驚きを隠せません。
日本にいる時のルメさんってやっぱり日本仕様なんだな~っと。
惚れ直した。

これについては少し思うところがあるので、昨年の凱旋門賞に絡めて改めて別記事でUpしたいと思います。




③フェスタはやっぱりフェスタだった

ニエユ賞のナカヤマナイトくんは残念でしたが、ヒルノダムールとナカヤマフェスタにとってはとても良い試走になったのではないでしょうか。

ダムールにとっては初めてのフランスの馬場の適正を試せたわけですし、
フェスタはなんといっても昨年のJC以来の出走。ただスムーズに回ってこれただけで涙。
しかしながらレース後の下馬映像には一瞬凍りつきました。
あれ、ただ単に振り落とされただけですよね?

そうか、あれか、ステイゴールド一族伝統のお家芸ですか。

調教を嫌がって動かなくなったり、騎手を落としてみたり…
そういうところも含めてフェスタが愛おしくてたまらんです。

厩舎の後輩のナイトが逆にすごく真面目な性格で、それゆえに気負ってしまいがちな性分だという対比もおいしい。
先輩は先輩で後輩の蹄の垢を煎じてガブ飲みするべきだと思うけど、
後輩も後輩で、もっとズルくなってもいいのよ?






すみが騎乗停止で凱旋門賞アウトかもしれないというニュースが…
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