Le cheval noir

全然更新できてない…orz

Lemaire et Japon、おまけのタナパ君

2011年05月26日 00時26分19秒 | Lemaire騎手(France、other)
いよいよダービーが近づいてきましたね。
楽しみやー!!!

しかーし、今回はただ今大フィーバー中のステイっ仔ではなく、
久しぶりにルメさんの話でも。

今年に入ってから日本には来ていない彼ですが、実はメディアにはちょくちょく顔出ししているし、
遠いフランスから日本の為に色々取り組んでくれているみたいなので、
それらの紹介と最近の成績についても軽く触れようかと思います。



まずは震災後に彼が出したコメント、Francegallop(※フランスにおけるJRAのような組織)が行ってくれたイベントについて。


おそらく多くの方がご存じかと思いますが、
JRAのHPのトピックス&コラムもしくはUmajin公式サイトに藤田シンジアニキの呼びかけによって集まった
ドバイでの海外の騎手からの応援コメント集にルメさんもそのなかの一人として声をよせておられます。
これについては以前うちのブログでも紹介しましたね。


震災の後で、仕事も鬼のように忙しくなりまた精神的にも非常に不安定な時に、
彼からのメッセージが聞けたのは本当に励みになったことを昨日の事のように覚えています。



また、フランスとしては4月17日にパリにある障害レース専門のオートゥイユ競馬場にて「日仏連帯競馬デ―」というチャリティーイベントを開催してくれたんだそうです。
この日の入場料は無料で入場者一人につき5ユーロの義援金が日本に送られるというもので、
メインレースの名前にも「日本」の名が入り、PRIX DU PRESIDENT DE LA REPUBLIQUE - JOURNEE SOLIDARITE FRANCE-JAPON - G3 (G3大統領共和国杯―フランス日本連帯競走―)
馬のゼッケン一枚一枚にも「JAPON」と国旗が描かれていました。
当日は好天にも恵まれ、フランスの競馬場としては大入りの1万178人の観客が集まったそうです。
日本の感覚では少なく思うかもしれませんが、G1であっても凱旋門賞やディアヌ賞ほどの大レースでない限りお客さんの少ないフランスでは破格の入場者数だったんじゃないかと思います。

そして、このイベントに日本にゆかりのある関係者や平地の騎手も参加されていたそうなのですが、
そのうちの一人としてルメさんも来場!
黒のスーツに白のシャツ、赤ネクタイと明らかに日本を意識した配色を選んだ心遣いになんだかじーんとしました。

他の参加者は小林調教師(日本人としてフランスで初めて開業された方です)、ボニヤ騎手(2005年シンボリグランでCBC賞1着)、
トマ騎手(日本には来たことはないはずだけど、フランス騎手協会の平地騎手代表を務められてるんでした…っけ?)、
そしてタナパクこと田中博康騎手。

フランスで単身修行中のタナパ君もちゃっかりイベントに参加し、ちゃっかりルメさんにオートゥイユ競馬場を案内してもらったんだとか。
くー羨ましい!!!
ルメさんはオートゥイユは障害専門の競馬場なので騎乗されたことはないはずが、
パパさんが現役の頃はバリバリ応援に来ていたはずなのである意味庭のようなものなのかも?
余談ですがUmajin6月号orネット版のタナパ君応援記で、障害の前でなんだか妙にかわいいポーズを決める二人の写真が拝めます(笑)



そうそう、フランスで頑張るタナパ君ですがまさか初騎乗初勝利とは…!!
本当に凄い。
ちなみに、この時のレースの2着は偶然にもルメさんで彼から「オメデトウ!」と声をかけてもらったとご本人のついったーで紹介されていました。出来過ぎ?
本日もタナパ君はシャンティイ競馬場で小林調教師の管理馬に騎乗されており、結果は17頭立ての15着だったようですが、
このレースを制したのが小林調教師のもう一頭の管理馬でしかも名前がMeishoAria(メイショウアリア)でもちろんあの松本オーナーの所有馬でした。
小林先生、松本オーナーおめでとうございます!
あ、実はタナパ君の騎乗馬もMeishoOrivia(メイショウオリビア)で同オーナーの所有馬でしたv
繋がれ日本の輪♪




ルメさんに話を戻しまして…
上記のドバイでのもの以外にも色々と心温まるコメントを残されている彼ですが、その中で気になったのがサラブレ6月号掲載の
「日本の皆さんは世界の誰よりも強い禅の心を持っている~」でした。
深いなぁ…

へ?「禅の心」?と肝心の私たち日本人は思ってしまうかもしれませんが、
実はフランスでは随分前から一般的に知られている日本語(発祥は違うと思うけど)らしく、
「穏やか、静寂、落ち着き」といった意味合いで使用されているそうです。
子供の頃はTVでドラ●ンボールを観てかめはめ波を打てる?ようになり笑、学生時代は柔道を習っていたというルメさん。
お辞儀も並みの日本人よりよほど綺麗ですし、ある意味日本人以上に日本人を理解しているのかも?

ネットでレース等の写真を閲覧する限りでは視認出来なかったのですが、
優駿6月号のコラムによると喪章をつけて騎乗されていたんだとか。
また、彼以外にも個人的に寄付をして下さった騎手も何人もいらっしゃったそうで、フランス競馬界からの心遣いが胸に沁みます。
Merci Boeucoup!




以下、誰得な個人的覚書き。

ルメさんの今年のジョッケークラブ賞でのパートナーになりそうな馬にVadamarという子がいるのですが、
先日公開された調教映像の時に彼が着ていたのが昨年のJCの公式ブルゾンでした。あれ?一昨年のじゃないのね。


現在アガ・カーン殿下と優先騎乗契約を結んでいるルメさんですが、殿下の所有馬とかち合わない場合のみの条件付きで
新しくGérard Augustin-Normand(ジェラール・オーガスタン-ノルマン氏)と契約されたんだそうです。
そういえばこのオーナーさんの紫帽に真っ白な勝負服を最近よく着てるな~と思ってたんですよね。
ちなみにこの方とは2009年のジョッケークラブ賞(仏ダービー)をルアーヴルで勝っています。
ダービー後に故障してすぐ引退してしまったんですが、大好きな馬だったなぁ。


先日小頭数ながら超濃ゆいメンバーで行われたG2コリーダ賞(芝2100、4歳牝馬上)をSarafinaで快勝!
最終目標は昨年3着だった凱旋門賞ということで、今から楽しみですね。
Topの写真はその昨年の時のものです。残念な写真写りですがorz




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帰還

2010年08月28日 21時43分35秒 | Lemaire騎手(France、other)
7月の初めに怪我をしてから、全治するのにかかるといわれていた2ヶ月が経つというにもかかわらず
一週間程前にGAlAの会場にいた、まだギブスの取れない貴方の姿を見たときは
「嗚呼、私は今年も凱旋門賞で貴方に会えないのかな」
と思っていました


まさか、その数日後にこんな素晴らしいニュースが聞けるなんて思ってもみませんでした



涙が止まりません





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(写真はFranceGallopの9月1日の出馬表です。解り辛いですが、右下に彼の名前があります)


ルメさんの2010年上半期総括&拍手お返事

2010年07月18日 17時17分44秒 | Lemaire騎手(France、other)
いつ下半期が始まるのかわからない状況のルメさんではありますが(涙)

とりあえず1~2月の日本、3月のドバイ、4~7月のフランスでの成績を振り返っていきます。

なんか、まともな記事を書くのは久しぶりのような気がします^^;


===================



《Japan 2009-2010》




まず日本では重賞勝ちこそないものの、コンスタントに勝ち続けた良いシーズンだったと思います。
昨年は3ヶ月でトータル12勝しか出来なかったのに、今年は既に15勝

ルメさんが日本に来るのは今年で9年連続9回目で、既にトータル滞在日が2年に近い数になっているのですが、
その9年の中でも1ヶ月の間に15勝も出来たのは冬の小倉で11勝してリーディングを掻っ攫った2006年だけ!
この年は年間34勝と彼の日本での最多記録(内重賞2勝)を更新した年でもあったのですが、
今年はその2006年と同じペースということで、記録更新が期待できるかも!?


1~10勝目11勝目まではこちらで振り返っているので、よければどうぞ♪
また、↑は13勝目のアドマイヤマリンちゃんとのパドック写真です。
この時、地味に気になったのが(写真ではわかりませんが)腹帯がデムーロさんの「てんとうむし帯」だったこと。
昔は驚くほど他人行儀な対談式インタビューで私を焦らせたお二人ですが(笑
ゾエさんのお話や新聞の記事なんかも読んでいる限りでは最近は仲良くされてるのかもしれないですねv




《Dubai 2010》


主な乗鞍
G2:マクトゥームチャレンジラウンド3 ウオッカ 8着
UAE1:ドバイカハラクラシック JALAB AL KHALIDIAH 5着
G3:アルクォズスプリント MARIOL 9着
G1:ドバイデューティーフリー PRESVIS 11着 

あと、世界対抗のジョッキーシリーズなんかにも出場されていたはずなんですが、
騎乗馬とか順位のソースが見つかりません。
去年はトルコ1位、フランス1位、香港1位で日本以外の全てのシリーズに優勝した彼ですが、
ドバイではあまり良い成績じゃなかったような気がする…とだけ書いておきます orz

ウオッカの現役最後のレースは結果は残念でしたが、日本が誇る歴史的名牝の最後のパートナーとして
彼が一緒に世界に挑めたことは本当に嬉しかったし、本当に誇りに思っていました。
ありがとう!

もっとこのコンビを観ていたかったけれど、ウオッカの将来のことを考えるとあれはあれでよかったんじゃないかなぁって思います。
今更ですが、良いお母さんになってね!




《France GB 2010》




残念ながら7月5日にコンピエーニュで落馬してしまい、現在全治2ヶ月の怪我を負ってしまったルメさんですが、
それまでは過去の記録に照らし合わせても1、2を争う良績だったんですよ(T_T)

具体的には、7月5日までの段階で

勝利数3位 (55勝、この時期では過去最高か)
獲得賞金2位 (上は牡馬クラシック2冠を勝ったグイヨン君だけ!)
勝率1位 (これは18日の現在でも今だ変動無し)

たぶん、怪我さえなければルメさんが乗っていたであろう馬が重賞を勝ちまくっているのを観ると、
本当に悔しいです…。あ、そういえばこんな気分、去年も味わったようなorz
ルメさ~ん、早く元気になってね!


一応、私が忘れないように今年の重賞勝ち馬avecルメさんの一覧表をば。

G3 エドモンブラン賞 Gris de Gris
  ぐり君はこの中で唯一会ったことのあるお馬さんです↑ 

G3 ジェベル賞 Makfi
  伝説はここから始まりました

G1 英2000ギニー Makfi ニューマーケット競馬場 3歳牡馬 1600m
  大牧場に生まれ、全く期待されていなかった子ども時代、
  叩き売られ出会った今の素晴らしいオーナー&調教師さん。
  シンデレラストーリーを地で行くこの仔が私は大好きです。
  たとえ鞍上がルメさんでなくとも…!!!
  喉の炎症で前走は成績がよくありませんでしたが、次走は頑張って欲しいです。

G3 アレフランス賞 Shemiyla 
  この時期はまだチームアガカーンの3歳牝馬代表が決まってなかったんですよね。

G3 パレロワイヤル賞 Dalghar ロンシャン競馬場 3歳上 1400m
  記憶に無い…



G3 ギッシュ賞 Behkabad シャンティイ競馬場 3歳牡馬 1800m
  この後、モッセさんとのコンビでG1パリ大賞を勝つことになるベー君ですが、
  もしかしたら凱旋門賞では彼がルメさんのパートナーになるかも!?

G2 グロシェーヌ賞 Planet Five シャンティイ競馬場 3歳上 1000m
  母がSixPerfectionsで超ボンボン。
  重賞どころかListedレース(オープン特別みたいなもの)すら勝ったことなかったのに…
  親子2代に渡ってオーナー&調教師さんが一緒なので喜びもひとしおだったんじゃないかとv

G1 ディアヌ賞 Sarafina シャンティイ競馬場 3歳牝馬 2100m
  Salafina@ルメさんというより、チームアガカーンの勝利。
  口取り式に馬×1、騎手×3で並んでいる様子はなんかシュールでした。

G3 シュマンドゥフェールドゥノール賞 Fuisse ロンシャン競馬場 3歳上 1600m
  ついにマイルでGoldikova姉様に喧嘩を仕掛けれる器の馬が出てきたか!?

G2 ボワ賞 Keratiya  シャンティイ競馬場 2歳 1000m
  2歳の重賞が早くも。
  この翌日、まさかあんなことになろうとは…





【おまけ】

最後にプールデッセデプーラン&プーリッシュ(仏2000&1000ギニー)を現地観戦されたNanetteさんから頂いた衝撃的な写真を掲載して、この記事の〆にしたいと思います。




心の準備はいいですかー!?






avec Rosanaraちゃん


(*/∇\*)


私とNanetteさんは運悪く?ルメさんを一緒に応援したことは一度も無いのですが、
私→F氏さん→Nanetteさんの繋がり連想で、ルメさんも覚えてくれてるんだそうですvvv

なお、Topのゴール前とベー君の口取り背後もNanetteさんから頂きました。
本当にありがとうございました!!!


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祈、回復



【拍手お返事】

6月19日 NAKAGOさんへ


いつもながらお返事が遅くなってしまって申し訳ありません…

>ゆっくり気長に~
お言葉に甘えて、既にそうさせていただいている状態です^^;

>この前、ウマジンを~
ちょっと、ちょっと、イケメンが載ってるウマジンとは何月号のことですか!?!?(食い付き過ぎ)
ウマジンといえば、昨年末の表紙を飾った特集号は私のバイブルです(笑)
あれに勝るインタビューは他にないかな~
あと、写真がカッコ付け過ぎだと思いました(^皿^)
そうそう、ホワイトさんは10年連続で2009-2010年も香港のチャンピオンジョッキーになられたそうですね。
WSJS代表選出おめでとうございます!!!(気が早い)




6月21日、7月8日 たくとさんへ

何度もありがとうございます♪

>貴様!何者だ!!
本当にね…規格外過ぎて常人にはついていけません(褒め言葉)
例の凄いレースなんですが、ネットにアップされていますよ!是非ご覧になってみて下さいv

>お大事に
ありがとうございます(T_T)
情報が錯綜していて、事実にたどり着くのにかなり時間がかかってしまったのですが、
結局のところ首と肩を主に痛めていて、全治2ヶ月くらいらしいということでした。
夏のドーヴィル開催には間に合わないだろうけど、9月から始まるロンシャン開催には間に合って欲しいです。

あと、来週の小倉開催ではよろしくお願いします!
今からめちゃくちゃ楽しみにしていますので♪
例のDVD鑑賞会もついでにやりますか?(笑)




7月15日 数が苦さんへ

コメントありがとうございました!
ご心配をおかけしてしまって申し訳ありませんでした。
先週は色々あって、精神的にも凹んでいましたが、今はなんとか持ち直しています。
小倉土産が欲しい時は早めに連絡下さいね(^皿^)

辛い夏休み

2010年07月07日 22時30分31秒 | Lemaire騎手(France、other)
皆さんお久しぶりです。

こんな形で久しぶりにブログを書くことになるなんて思いもしなかったんですが、
これに私が触れないわけにはいかないので…



一昨日のコンピエーニュの第3レースでルメさんが落馬。
左足を骨折、今日イギリスで行われるG1フェルマスSにも乗れなくなったそうです。

英語、フランス語のニュースを読み漁ったんですが、どうやらかなり酷い落馬だったようなんですが、
エージェントさんによると「もっと酷い結果もありえたのに幸運だった(超要意訳)」そうなので、
回復をひたすら待つしかない感じですね…


一応、イギリスのTelegraphのサイトから一部記事を引用します。


Lemaire was very lucky to have emerged from yesterday's fall with only a broken fibula.
He crashed to the ground when his mount Vallee Des Neiges fell heavily when leading a furlong and a half from the finish.
Helen Barbe, his agent, said last night: "It could have been a lot worse. It was a heavy fall. First indications are that he will be out of action for three weeks, at least."



これって「3週間絶対安静!動けないよ」という意味なのか、「3週間は騎乗出来ないよ」という前者に比べれば軽い内容になるのか、どちらなんですかね…
折れてるのは腓骨らしいですし、たぶん前者かなぁ(涙)



ううう、なんにせよルメさんお大事に…

ゆっくり休んでしっかり身体を治して帰ってきて下さいね。





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つ鶴鶴鶴

Sarafina takes third Diane for Lemaire

2010年06月13日 23時18分06秒 | Lemaire騎手(France、other)
題名の通りです。

ありがとう!!!おめでとう!!!


日曜出勤で鬱々していた気持ちが一気に晴れました♪


(追記)
口取り式で馬(サラフィナちゃん)が1頭だけなのに対して、騎手が3人もいたので
(チームアガ・カーンの3人であるルメさん、モッセさん、ジャルネさん)
思わず飲んでたカルピス巨峰味を吹き出しそうになりました。

「 L'esprit d'équipe des vert et rouge ※」か…いいな。


G3、Prix du Chemin de Fer du Nord も勝っちゃったみたいで…本当におめでとー♪

7Rのローゼンカバリー産駒の女の子Queen of Silenceちゃんも頑張ったみたいだし、今日はもう言うことないです。



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※直訳は「緑と赤のチームスピリット」
カザック(勝負服)の色からの連想か。ParisTurf見出しより

今日も眠らせてもらえない

2010年05月01日 23時56分10秒 | Lemaire騎手(France、other)
StanJames.com 2000 Guineas Stakes (Group1)


1 Makfi 33/1 (CP.Lemaire)
2 Dick Turpin 16/1  (R.L.Moore)
3 Canford Cliffs 12/1  (R.Hughes)


ルメさん良い仕事し過ぎです!!!!!!
おめでとう!おめでとう!おめでとう!
デルザングル先生もおめでとうございます&ルメさんを乗せてくれてありがとうございます!
もうルメさんにはニューマーケットマイスターの称号をあげてもいいんじゃないかと思います。
そして例によって2着にはあの人が…



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これは想定外

2009年12月10日 13時16分33秒 | Lemaire騎手(France、other)
香港版WSJS(Cathay Pacific International Jockeys' Championship)が昨晩行われたんですが


1位  C Lemaire、R Moore、J Murtagh

だと!?!?
なんで3人もおるねん。

嬉しいですv
3人ともおめでとうございます!!!


そして表彰式後にはこんな状態に(笑)
どうしてこうなった!どうしてこうなった!

私の楽園はここにありました…


バタッ。





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日本からは岩田さんが出場してました(9位タイ)

きっともうすぐ

2009年10月22日 23時10分02秒 | Lemaire騎手(France、other)
今回は、先日の記事内で触れたルメさんのインタビューについてと、それに関連していくつかニュースを紹介したいと思います。

まずはルメさんの凱旋門賞の翌日行われたインタビューについて。



Q:あの2日間はどう過ごしていたか
A:レースを家族と一緒に自宅で観ていて、家族が僕を支えてくれていました。


Q:自分が乗るはずだった馬が2日間で8勝したことについてどう感じたか
A:笑うしかなかったよ。
凱旋門賞の直前はさすがに「Stacelitaが勝ってしまったらどうしよう」と大きな重圧を感じたが、レース終了後にはそれから解放されました。
自分に起こったことは客観的にみるように努めています。
スミヨン騎手が怪我をしなければ自分に手綱がまわってこなかってであろう馬もいましたし。
ルジェ調教師やアガ・カーン殿下をはじめとるする、たくさんの人からお見舞いや励ましのの連絡が来たが、そのうちの一人は落馬で下半身不随になった元女性騎手でした。
彼女の身に起こった事に比べれば自分がたった2週間の怪我で済んだことは幸運だと思います。



Q事故の原因になったレース(アラブ馬限定戦)に乗らなければよかったのでは?という意見もあるようだが
A:自分の乗った馬は1番人気だったし、過去2回コンビで勝っていました。
もう一度乗るか乗らないか選択出来る機会があったとしても、僕は騎乗することをえらんだでしょう。



10月6日 ParisTurf より引用



この記事は最初にメゾンラフィットに向かう列車の中でF氏さんに訳してもらったのですが、
自分が2日間に感じていた事と、彼が感じていた事が極めてよく似ていることに、まず驚きました。
私も3人の友人が支えてくれなければ、とてもじゃないが独りではもたなかっただろうなぁ。
そして納得しました。
こうでも考えなければあの2日間は乗り越えられなかったよね…と。



それに、彼が鎖骨の亀裂骨折だけですんで本当に幸運だったと感じた悲しい出来事が
先日、フランスとアメリカで起こってしまいました。

10月18日にLe Pin-au-Haras競馬場で行われた障害レースで落馬したGuillaume Javoy騎手が翌19日に亡くなったそうです。
まだ24歳の若さでした。
20日のドーヴィル競馬場でのレースで、騎手の皆さんが腕に黒い腕章(喪章ですね)をつけていたのが気になって調べてみたんですが、
こんなことがあったなんて…
また、同18日、アメリカ、オハイオ州のBlue Ribbon Downs競馬場で58歳のMark Pace騎手が同じく落馬して亡くなってしまったそうです。

私は残念ながらお二人の生前の成績や騎乗姿等は知りませんが、一人の競馬ファンとして、人間として胸を痛めています…
お二人のご冥福を心からお祈りいたします。


騎手という職業に就いている以上、こういった事故はいつ誰に起こってもおかしくないし、
その競技人生において一度も落馬しない騎手なんてどこにもいないでしょう。



ルメさんにとって今回の事故は本当に、考えられる限りで最低最悪のタイミングでの怪我だったわけですが、
彼は生きています。
怪我さえ治ればまた馬に乗ることが出来るわけです。(現に既に復帰していますし)
彼にならって客観的に考えれば、何度も書いていますが(自分に言い聞かせているともいう)本当に運がよかったと思わざるをえません。
この試練が逆に彼の糧になって、彼が騎手としてもう一段上に登る為のステップになることを願ってやまないです。


早く11月にならないかなぁ。
無事に日本に来てくれたら、今まで以上に心を込めて応援してあげたいです。

そして、私達ファンが観ている一つ一つのレースに騎手は皆命をかけて臨んでいる事を忘れないようにしたいと思います。



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