Le cheval noir

全然更新できてない…orz

私的競馬10大ニュース~第7位~

2007年01月04日 21時02分01秒 | おもひで
《ディープインパクト、凱旋門賞で3着→失格》

いまさら何を言っている、という気が自分でもするんですがあえて触れます。

「イプラトロピウム(薬物)が敷料や乾草に付着して競走当日までに馬房に残り、ディープインパクトが競走の前日から当日の間にそれを摂取した可能性がある」
この最終調査結果はなんなんですかね。
信じろといわれても無理があると思いません?


話は遡りますが、問題発覚当初のこの件で私は軽いJRA不信になりました。
それは、あの記者会見です。
それまでさんざん特別CMを作ったりとヨイショしてきたディープを問題がおこったとたん「世界最高峰の栄誉あるレースに汚点を残した」とバッサリ「自分達は関係ない」とばかりに陣営を切りはなしたJRA。
まだ失格も何も決まっていない時期にこの扱いはないんじゃないかと。
実際JRAにはファンからの苦情の電話が100件以上殺到したそうですが…。

ヨーロッパ競馬、特にフランス競馬が大好きな私にとって「日本馬による凱旋門賞制覇」は果てしなく遠く、またかなうことを強く願っている夢だったわけです。ハーツとルメさんがKGで3着に敗れてからは、敵をとってくれるのはディープしかいない!きっとディープならやってくれる!!と柄でもなくディープを応援していました。結果は3着(後に失格)となってしまいましたが、日本馬でも世界の大舞台で戦えるということを証明してくれたと思っています。
それだけに「人災」によって彼の戦歴に傷がついてしまったのが余計悲しいです。
ディープには何の罪もないのに。


もう1つ。
「主催者が特定のサラブレッドを広告塔として使う」これはいかがなものでしょうか。
確かに人は集まるのかもしれません。ですがその馬(ディープやハルウララがいい例)が引退したその後は?
その特定の馬だけに惹かれて競馬を始めた人達はその馬がいなくなった後も競馬を続けてくれるのでしょうか?
もちろん、特定の馬の応援がきっかけで競馬にはまったひとはたくさんいらっしゃると思いますが(私だってそうです:オグリキャップ)
ただ…ディープがきっかけのファンは離れていく人が多いような気がするんです。
JRAはディープを広告塔として持ち上げるあまり、他の馬をないがしろにしていませんでしたか?
同じ海外遠征なのにハーツやデルタの扱いはディープのそれとのあまりの違いに軽い怒りすら感じました。一般の人の知名度を考えるとしょうがないってことなんですかね。
「ディープインパクト以外にも、日本にはこんなに強い、素敵な馬がたくさんいるんですよ!」とはなれなかったのでしょうか?
その方が、競馬を新しく始める人にもたくさんの選択肢を与えることになったと思うのですが。

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私的競馬10大ニュース~第8位~

2007年01月03日 21時55分16秒 | おもひで
《~第8位~ヨーロッパで牝馬が大活躍》

後で気づいたんですが、4位のプライドG13勝とかぶってしまいますよね。失敗。しかも今年大活躍というよりかはここ数年と言いかえたほうがいいかもしれません…。う~ん、失敗。
とりあえず名牝の皆様を列挙してみます。が、詳しい彼女達の情報は他に詳しく載っているところが沢山あるので割愛させていただきます…スミマセン


Ouija Board(ウィジャボード) 欧州年度代表馬(04、06年)
主な勝鞍(06年):プリンスオブウェールズS(英G1)、ナッソーS(英G1)、BCフィリー&メアターフ(米G1)
カルティエ賞を二度受賞したのは彼女が始めてだそうです。JCにも二度出場。特に去年の出馬は形骸化しかけている(個人的な見解ですが)同レースの格を保ったという意味では重要だったと思います。アメリカのローンスターパーク競馬場でウィジャボードH(G3・芝8f)というレースも今年から始まるそうで。
最初の花婿はキングマンボ。去年の2~3月頃にサドラーズウェルズになるという話を聞いた記憶があるのですが…やっぱり若い方がいいってことなんですかね(笑)

Pride(プライド) 
主な勝鞍(06年):サンクルー大賞典(仏G1)、英チャンピオンS(英G1)、香港C(香G1)
彼女については第4位のところで詳しく語ろうと思うので今回は省略させていただきます…。

Alexander Goldrun(アレクサンダーゴールドラン)
主な勝鞍(06年):プリティポリーS(愛G1/05年も勝利)
今年はG1は牝馬限定レースしか勝てませんでしたが、名脇役として充分すぎるほど活躍してくれました。04年には牝馬として初めて香港Cに勝っています。
最初の花婿はガリレオだそうです。

Soviet Song(ソヴィエトソング)  カルティエ賞最優秀古馬(04年)
主な勝鞍:ウィンザーフォレストS(英G2)
今年はG1勝ちはありませんでしたがそれでも2着2回と善戦。2歳時から5シーズンもの間、第一線で活躍を続けた彼女。ヨーロッパでこれほど長い間活躍する牝馬というのも近年ではあまりいないのではないでしょうか?(あ、プライドがいましたね!)最も活躍した04年はファルマスS(英G1)でアトラクションの連勝を止めブーイングされるなど『あの馬』に勝ったハーツクライと似たような境遇に。私はそんな彼らが大好きです。最初の花婿はモンジュー。なぜにノーザンダンサー4×4×3??

Alexandrova(アレクサンドローヴァ)
主な勝鞍:英オークス(英G1)、愛オークス(愛G1)、ヨークシャーオークス(英G1)
オークス3連勝を達成。初の快挙か?と思っていたんですが99年にラムルマが既に達成していたようで…。フランスの3歳女王マンデシャにオペラ賞で敗れてしまいましたが、来年も現役続行ということで是非リベンジを期待。
ヨーロッパではAlex~という名前がはやっている…わけではないですよね?たまにゴールドランとこんがらがります。

Mandesha(マンデシャ) カルティエ賞最優秀3歳牝馬(06年)
主な勝鞍:オペラ賞(仏G1)、ヴェルメイユ賞(仏G1)、アスタルテ賞(仏G1)
ヴェルメイユ賞で出したタイムは同日行われたフォワ賞のシロッコが出したものよりも速かったそうです。今年は牡牝混合でも活躍してくれるのではないでしょうか。フランス生まれフランス育ちでプライド姐さんの後輩(同厩)と私のツボをおさえている彼女ですが、最も重要な鞍上がすみよん(わざとです)なので私はアレクサンドローヴァ派ってことで(苦笑)
マンダララママが多田信尊氏(誰?)に購入されたそうです。いつかマンデシャの妹弟が日本で走る日が来るのでしょうか…?

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私的競馬10大ニュース~第9位~

2006年12月29日 18時37分40秒 | おもひで
<ロックオブジブラルタルとファンタスティックライトが日本にやってきた>

これにはビックリしました。
特にロックオブジブラルタル。ファンタスティックライトはダーレーが日本に進出していることもあり、リースとかならありえるかなと思っていたので。

ちなみに…
ロックオブジブラルタル(牡7)420万
    主な産駒:Mount Nelson (クリテリウムアンテナシオナル仏G1)
        :Eagle Mountain (べレスフォードS愛G2)
日本ではユキノマイ(牝2:栗東・藤原英昭厩舎/未出走)とラブレター(牝2:栗東・坂口正大厩舎/2戦0勝)が登録されています。素敵なお嫁さんが集まったみたいなので、デインヒル系はファインモーション以外日本であまり活躍していないのが気になりますが4年後が楽しみです。


ファンタスティックライト(牡10)350万
    主な産駒:Prince of Light (シレニアS英G3)
        :ジャリスコライト (京成杯G3)
ジャリスコ以外ではナイアガラ(OP)等がいますね。欧州での微妙な成績が日本導入への引き金となったのでしょうか?ジャリスコライトに続く活躍馬を期待。

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私的競馬10大ニュース~第10位~

2006年12月28日 18時13分48秒 | おもひで
<相次ぐ名馬の訃報>
今年はなんだか故障による名馬の電撃引退(シックスセンス、リンカーン、ウィジャボード、バランスオブゲーム、タイムパラドックス等)が多かった気がします。
それ以上に私の好きな馬達の死が続いた年でもありました…

他にもいると思うのですが…特にショックだった馬を何頭かとりあげます。

3月22日  ハートランドヒリュ      急性心不全(10歳)
4月3日  メジロマックイーン     心不全(19歳)
8月19日 ラインクラフト        急性心不全(4歳)
9月9日 エレクトロキューショニスト 心臓発作(5歳)
9月17日 ロストインザフォグ     癌(4歳)
12月6日  ヒシアトラス        血管肉腫(6歳)

ハートランドヒリュを最初に知ったのは去年の秋頃だったと思います。
雑誌「サラブレ」で最多出走記録を狙っている馬がいる!みたいな記事がのっており、それからはひそかに彼の動向を楽しみにしていました。
JRA最多出走記録128戦まであと一戦だったのに…
他のここで紹介している馬達と違い彼は重賞などのタイトルは持っていませんが、彼の頑張りは充分に賞賛に値すると思います。

メジロマックイーンの現役時代は、私は文章や写真の中でしか知りません。
輝かしい現役とは違い、思ったような成績を残せなかった種牡馬としての彼。どちらかというと私の中で地味なイメージしかなかったことは否定しません。
ですが、TVゲーム内の私が生産したなかで最強だった馬の母父がマックだったこともあり、なんとなく親しみはずっと感じていました。
世界的にスピード偏重主義になりつつある競馬において、往年の名ステイヤーの死はひとつの時代の終焉を感じさせました。
孫であるドリームジャーニーには是非長距離でも活躍してほしいものです。

もっとも衝撃を受けたのはラインクラフトでした。
最初、彼女の急死を「冗談やろ?」となかなか信じることができず、もう彼女がいないことは分かっているのにレースで無意識に姿を探してしまう自分がいました。

エレクトロキューショニストはずるい馬だと思います。
ゼンノロブロイ、カネヒキリ、ハーツクライと世界に挑戦した日本馬の前にことごとく立ちはだかった彼、いつかきっと勝ってやる!と思っていたのもつかの間、彼は誰の手も届かない所へ去っていってしまったのですから。

ロストインザフォグは私の心をガッチリつかんだ馬でした。
まず、名前が長々しく分かり易すかった事(長い名前が好みなんです)。メジャーではない出身地と血統。そして平均6馬身差という数々のレースでの圧勝。
去年のBCスプリントではまさか負けるとは思いませんでしたが…きっと来年は復活して活躍してくれるはず、と楽観していました。
しかし、想像していたような彼の活躍はいつになっても聞こえてきません。
おかしいと思い調べてみて出てきたのは「癌による闘病」というショックな現実でした。しかもすでに末期…
突然死んでしまうよりも、死ぬことが分かっていてただ待っている…こんなに辛いことはありませんでした。

ヒシアトラスにもまさかこんな結末が待っているとは思いもしませんでした。
病気が治らなかったとしても、引退して種牡馬になるという第二の人生があると思っていたので…
血管肉腫にはいまのところ有効な治療手段はないそうです。彼の死を無駄にしないためにも早期の治療法発見を願うばかりです。



なんかすごく暗い内容になってしまいましたね…
次回はもう少し明るくいきます。

今回登場してくれた6頭の冥福を祈って…合掌。

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2006年私的競馬10大ニュース

2006年12月27日 17時31分31秒 | おもひで
有馬記念、ディープ勝ちましたね~。
ドリームパスポートも頑張った!来年が楽しみです。鞍上固定求む。できれば高田君で。
アジュディミツオーの三連覇がかかっている東京大賞典がまだ残っておりますが…
独断と偏見に満ちた私的10大ニュースをお送りしたいと思います。

まずは10位から~

10位 相次ぐ名馬の訃報
9位  ロックオブジブラルタルとファンタスティックライトが日本にやってきた
8位  ヨーロッパで牝馬が大活躍
7位  ディープインパクト、凱旋門賞で3着→失格
6位  デルタブルースがメルボルンC優勝
5位  ドリームパスポート重賞勝利、GⅠでも善戦
4位 プライドGⅠ3勝
3位  川田騎手通算100勝達成&重賞勝利
2位 ドリームジャーニーが朝日杯FS優勝
1位 ハーツクライがドバイシーマクラシック優勝、Kジョージは3着

詳しくはまたあとで書きます
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