中国沙漠緑化活動体験(NPO法人草炭緑化協会ツアー同行記1)(2011.9.20)

2011-09-20 16:47:29 | Weblog

*沙漠の入り口にたつモニュメント、人々の腕が持ち上げているのは“緑色新動”でしょうか。

 2011年9月9日から、NPO法人・草炭緑化協会のツアーに乗って中国西域をさすらってきました。しばらく同行記を書いていきます。仕事でもプライベートでもけっこうあちこち行っている旅好きですが、中国は全く初めてです。香港に1か月ほどいたこともありますが、それも中国返還前のことです。

 

 出発は、9月8日(木)。成田1700発の中国東方航空(MU522)で、上海でいったん降ろされ西安空港2300着。4日目の9月12日(月)が、武威市郊外の沙漠での植樹の日です。ここから始めます。

 

 <世界全体で砂漠化の影響を受けている土地は、地球の全陸地の約4分の1で、全世界人口の6分の1にあたる9億人が影響を受けています。それもアジア・アフリカに集中しています>と、勉強しながらの旅です。

 中国西域には、広大な沙漠あります。また年々沙漠化が進み、現在2460㎢/年(ほぼ東京都の面積)の速度で沙漠化しているのです。中国は、国土の3分の1が沙漠の浸食、風さの被害を受けており、中国政府は真剣に沙漠緑化に取り組んでいます。国連も日本も砂漠緑化に協力援助してきているのです。

*中国の砂漠;植樹してきたタンガリ沙漠は中央です。ラインは、年間降水量400㎜の境界線。西北部の極端な雨の少なさを示しています。タンガリ沙漠=謄格里(とんぐり)沙漠です。

*武威市のホテルから沙漠に向かいます。赤文字が読めないかもしれませんが、今回植樹した“馬路灘”、以前に植樹した“長城郷”の位置です。

 

 武威市のホテルを、朝8時に出発します 。ガタガタ道を2時間だったか。今年の沙漠緑化植樹する、謄格里(とんぐり)沙漠に接している“馬路灘”に着きました。 

*左;今回の植樹団(後列左側に現地の役員さん)

 そうして、遅い昼食の後には、10年前(正確には、もっと前?)から植林している“長城郷”に着きました。今回の団長の新島さんが樹の成長を眺めがら、当時の現地のお仲間と旧交をあたためている姿は感動的でした。

 左の“中日合作…”のコンクリート柱には、鉄条網がはってありまが、10年前には背丈より高かったと聞きました。半分以上、砂に埋まっています。

 

【おまけ】 

*“緑色史冊”の碑(たぶん緑化貢献者の碑)に自分たちの名前を碑に見つけた杉山さんご夫妻。もう何度も参加しておられるようです。隣町(姫宮)にお住まいです。