医療マーケティングの片隅から

医療ライター・医療系定性調査インタビューアーとして活動しています。独立30年を機に改題しました。

三線コンクールに挑戦の巻。

2011年07月03日 | 沖縄民謡・三線

琉球民謡音楽協会の第10回コンクールに参加し、どうにか「優秀賞」をいただきました。
新人賞をとってから2年目以降の人が受けられる賞です。
入門後すぐに新人賞を受験したとして、最短で3年くらいでとれるのですが、わたしは新人賞で1浪、わが道場の記念すべき初代「リベンジャーズ」として翌年合格、昨年は諸般の事情で受験そのものを見送ったので、ここまでに6年かかっています。たはは。

「優秀賞」といっても、わたしなどは沖縄民謡の知識や知ってる曲も少ないし、歌える唄はさらに少なく、しかも歌詞解釈はたいていまちがっており、筆記試験があったら不合格間違いなしという体たらくなので、実力はまったく「優秀」ではありません。

ことしは太鼓部門と唄三線部門のダブル受験だったのですが、二つの本番が同じ日。しかも間の待ち時間が8時間。その間、ピリピリした控え室に居続けるのはなかなかしんどいものがありました。緊張も長時間におよぶと、体がおかしくなることを実感。

ニコリともしない15人くらいの審査員の先生方+観客の前で、太鼓はともかく、ひとりで三線を弾きながら唄うのは、やはり緊張します。
普段、クラリネットアンサンブルの本番は、1500人の大ホールであれまったく緊張しないし、その意味では私は他の道場仲間よりは舞台なれしてるはずなのですが、やはり、ひとりで唄も演奏もというのはヘビーです。
「三線でミスしないか」とか「唄を度忘れしないか」とか、いろいろネガティブな妄想がめぐります。

いよいよ自分の番になり、舞台袖で、Pちゃんの「ちゃんとキンチョーしてくださいね」という不思議な声援に送られて舞台へ。
だから、緊張してたんだってば…www

こういう場合の座右の銘は、師匠の

「舞台上で自分を救えるのは、集中力だけだ」

という言葉です。
いままでもこの言葉に助けられたことはいろいろあったのですが(忘れたけど)、今回ほど助けられたことはありません。
目の前の音楽にとにかく集中し、だけど、コンクールは減点法なので、細心の注意を払って、あまり入れ込み過ぎないようにして唄いました。左脳で歌ったという感じです。

大先輩のうみかじさんのブログには、琉装して喜んでるワタシの写真が載っていますが(じつはコスプレ好き)、あの“撮影会”、じつは本番前のひとときでした。
「緊張してるようには見えないww」と言われるのも無理もないかあ。

末筆ながら、師匠をはじめ、応援してくださった皆様、ありがとうございました。
それと、このブログ、しばらく沖縄ネタが続くことになりそうです。

 

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