尺八と弓道 「楽翁日記」

尺八関係・弓道関係そして日常感じていることを勝手気侭に書いています。

my syakuhati №2

2009-12-27 | Weblog
最近メインの尺八が変わってきました。これまでは音量を中心にして、舞台でよく響く尺八を中心に使ってきたのですが、最近は音質・音色を中心にした尺八がメインになってきました。
八寸管は「如水」管、象嵌が施され、竹は時代を感じさせる素晴らしい色合い、少し細身だがその音色は、さすが名人と呼ばれた「如水」の銘管、天空に冴える音色に魅せられています。六寸管は精華堂、30年前に購入した中級管ですが、鋭く響きあう音色が好きになっています。
都山流、明暗流、琴古流を使い分け、古典本曲から現代曲、童謡からポピュラー、ジャズ等々・・夫々の分野で使う尺八は異なりますが、専らこの二管が本妻の座を脅かしている昨今です・・・・。

福田寺 献奏

2009-12-17 | Weblog
近江町長沢にある「福田寺」(フクデンジ)へ行って来ました。この寺、今は浄土真宗本願寺派ですが、開基は白鳳時代という古刹で、本尊は阿弥陀如来で、長い歴史があります。山門と本殿の間に池庭式枯山水庭園が広がり、県名勝に指定されています。

今日は直ぐ帰るつもりで、普段着にタウンジャケットをはおり、始めて買った尺八、露秋の八寸管「楽露」で琴古流本曲「三谷」を献奏してきました。
この尺八は最初に手にした竹だけに、思い入りも多く、手もかなり加え、籐を巻いたり漆を塗ったり、管尻を成形したり、原形をとどめませんが今でももっとも鳴らしやすく手に馴染んでどんな分野の音楽でも吹くことが出来ます。

運動を兼ね戸外での尺八吹禅のつもりで寺参りをしていますが、もう少し系統立てて、探求する方向で行動すべきではないか・・そんなことを考えています・・未だ方向は定まりませんが・・・。尺八も含めて・・・。

熊岡神社

2009-12-01 | 邦楽関係
11/1日 湖北27名刹の内 米原の寺を目指してカーナビ頼りに走ってきましたが、2軒とも街中の寺で、本堂前で献奏出来ず・・・。仕方なく「番場の宿」の石碑をカメラに収めただけで岐路に。途中黒田で「熊岡神社」に寄りました。ここは鳥居を潜って百段ぐらいの石段を登りきった所にある社。一瞬躊躇しましたが「折角歩くために来たのだから・・」と覚悟を決め、途中3~4回休みながらふぅふぅ言って社にたどり着きました。
本殿前では持ってきた2尺1寸管で「阿字観」を献奏。山頂で真っ青に晴れ上がった天空に竹韻が響きました。気持ちよかった・・・。
帰りの石段の途中で、紅葉の小枝を手折り、家内への土産としました・・・、ちょっと気障かな・・・?  

肘は痛いけど・・

2009-12-01 | 弓道関係
11/30日 これでまる2ヶ月間肘の痛みを抱えたままです。11月は様子をみに4回程道場へ足を運びましたが、こわごわ弱い弓を引く程度で我慢していました。しかしこのままでは筋力も衰えるような気がして我慢できず、「どうせ寒い間は痛みは取れないだろう・・暖かくなれば治るだろう」と思い定め、肘に医者から貰ったベルトをはめ、再度弱い弓12キロで練習を始めることにしました。
今日は20射以下、痛みが激しくなる前に止めました。以前のように毎日とは行きませんが、せめて週3回程度は練習したいと思っています。
しかしなんでこんなにシャカリキになって道場へ通うのでしょうね。それも一人稽古のために・・・唯一の健康のための運動とはいえ、やはり弓道が好きなんでしょうね。
好きこそ物の上手なリ・・・そうはいきませんが・・・・。