尺八と弓道 「楽翁日記」

尺八関係・弓道関係そして日常感じていることを勝手気侭に書いています。

新竹弓

2006-09-28 | 弓道関係
9/24日 午前中に幽林堂弓具店(一宮市)へ。桑畑正清銘の竹弓を購入。
姿良し、強さ良し、弦音良し、的中率は?これは腕の問題。以前に購入していた竹矢もピッタシ・・急に矢勢が出て驚き・・少し旨くなったような錯覚に陥る。
現在慣らし運転中、今度はじっくり育て上げたい・・・。

光る筈を家内の矢に着けた。これから道場へ行って試してくる。これで夜の練習も出来るようになるかな?

秀吉弓道大会

2006-09-17 | 弓道関係
長浜弓道場で第28回秀吉弓道大会、国体、全日本出場選手の壮行会を兼ねた射会で、県下の選手約150名が競技に参加した。
一般男子の部では長浜の藤井教士六段、一般女子の部では同じく長浜の杉江真由美錬士六段が優勝し、開催地として華を添えた。私は0中、試合には全く弱い私でした。
競技終了後、25年前長浜弓道場で国体が開かれた折のタイムカプセルを取り出すセレモニーが行われ、続いて場所を変えて「タイムカプセル開示セレモニー・祝賀会」が実施された。滋賀県弓道連盟・長浜弓道協会の役員は勿論、長浜市長、教育長、県会議員、市会議員、25年前の国体時役員と当時の代表選手が集い、タイムカプセルから取り出された品々に祝賀会は盛り上がった。
宴会前に、滋賀県弓道連盟会長の巻き藁射礼が行われ、同時に私は虚無僧姿で尺八献奏、2尺管で「奥州薩慈」を射礼に合わせてゆっくり吹いた。
礼射に合わせて尺八を吹くのは初めてだったが、思っていた以上に曲想と射礼がピッタリ合い、大変好評だった。嬉しい限りだ。
会食途中では、三曲合奏が入り、私の尺八と絃方には家内と、そのお師匠さんに協力願い「荒城の月抄」「ことうた~民謡~」を演奏、大きな拍手を頂戴した。
弓道競技では全く面目なかったが、尺八では面目躍如・・といった一日だった。

コンサート

2006-09-10 | 邦楽関係
今日は午前中弓道昇段審査のお手伝い、午後は加盛妙子師のコンサートを聴きに行ってきた。加盛師とは以前に一緒に演奏会をやったこともあり親しくして頂いているが、今日は水野利彦師とその男組、そして坂田梁山師(私は3年程千葉でご指導願ったことがある)をゲストに、地元からは畑快山師と絃方2名を含んでのコンサート、ナビゲーターには大日本家庭音楽会社長 坂本正彦氏という豪華な顔ぶれであった。水野曲を中心に計10曲だったが、さすがに現在売れっ子のプロの演奏に圧倒され、感激し、興奮と余韻を胸に帰ってきた。
やはり日頃如何に練習を重ねようと、良い演奏を耳にし、そこに近づこうとしなければ本当の進歩は無いように思う。良い刺激を受けてきた。

都山流 準師範検定試験

2006-09-03 | Weblog
弟子のK氏が初伝・中伝・奥伝・皆伝と進んで今度準師範検定試験を希望、徹底した勉強と修練が必要だが、私も覚悟を決めて指導することにした。
都山流尺八準師範検定試験は、第一科作譜(旋律 旋法 拍子の指定に合わせて作曲)、第二科楽理(邦楽理論にもとずいた問題)、第三科書取(試験官の吹く音を聞いて楽譜にする)等の筆記試験。そして唱譜(楽譜を見て拍子を打ちながら音符を歌う),最後に新曲、手事、歌物、本曲の吹奏、これだけをこなさなければならない。 弟子の並々ならぬ覚悟と努力が必要なことは勿論、教える私にもそりなりの覚悟が必要・・・共に研鑽の日々がこれから続く。