ベーシスポイント bp【BASIS POINT】

金利の世界で使われる単位だが、1%を１ポイントとしてそのまた100分の一を１ベーシスポイントという。つまり1ベーシスポイントは0.01%で、0.25%の利上げをしたとき、「25ベーシスポイントの利上げ」などという。bpと省略するケースも多い。

ありがちな話
同じbpでも大文字で書けばＢＰ（ブリティッシュ　ペトロリアム）で海外では有名なガソリン会社になり、bps（Bits Per Second）といえばインターネットなど回線の速さを表現し、sが付くかどうかでも全く意味が違う。当たり前といえばそうなるが、CDといえば今や殆どの人がコンパクトディスクを連想するだろうが、昔はキャッシュディスペンサーを連想する人のほうが多かっただろう。こちらは今ではＡＴＭと言ったほうが通じるが、言葉は時代でも異なるので注意が必要。また、業界用語として同じ略語でも全く違った意味の方が一般的である場合もある。どんな話の中で該当する略語が登場しているのか、認識することも必要だ。

【外為ガイドブック　は行－B】あと