放蕩道楽錦織

心にうつりゆくよしなしごとを そこはかとなく書きつくれば あやしうこそものぐるほしけれ

7月16日(月)

2012年07月16日 13時14分57秒 | Weblog
家族が自宅にいる時は、キッチンの換気扇の前と書斎のみ喫煙をしています。
書斎には換気扇が無く、時にはまどを閉めた状態で喫煙することもあります。
前々から、書斎のカーテンが何だか黄ばんできたように思っていたので、
この度、思いきって洗ってみました。
洗濯機で、丸洗いです。
するとどうでしょう、この変わり様は!
漂白剤の効果もあってか、少し黄ばんでいたレースは輝く白さを取り戻し、
埃とヤニで、何となくベタついていたその触り心地は、サラサラになりました。
もしかしたら、みなさんは普通にやっていることかもしれませんが
私には初めての行いだったので、その変化に驚くばかりです。
まだ試したことがない方は、是非一度、カーテンを丸洗いすることをお勧めします。
室内が明るく清潔な感じになります。
そして、自分では分かりませんが、多分臭いも変わっていると思います。

1月26日(木)

2012年01月26日 23時37分54秒 | Weblog
時々思うのですが、イメージキャラクターって何?
電車の中にある広告にタレントの写真などがあり、その下に小さく
「イメージキャラクターの○○さん」とか書いてありますが
その文言って、必要ですか? 書くが故にダサい感じがしません?
最初に戻りますが、そもそもイメージキャラクターって、何?

10月23日(日)

2011年10月23日 16時38分12秒 | Weblog
中学生の頃に初めて「バカルディ」というお笑いユニットを知って以来、私は彼らのファンです。今は「さまぁ~ず」ですか。別にライブに行ったりするわけではないので、ファンというのは違うかも知れませんね。とにかく、お笑いの人たちで誰が一番好きかと問われれば、彼らです。以前、ネットの動画で、彼らのコントやトークを見続けた時期がありました。その中で、コンビニの店員について語っているものがありました。曰く「数冊の雑誌を買う際に、バーコードを素早く読み取れる様に、雑誌を裏返しにして、更に少しずつずらしてカウンターに置いたにもかかわらず、ダメな店員がわざわざ角を揃えて、しかも表向きにした」とか「購入商品の中に弁当が含まれているなら、先ずはそれを電子レンジにかけてから他の商品のバーコードを読み取ったり、会計を行えば、加熱処理の時間を有効に使えるので、客の待ち時間が無くなるのに、それをしない店員はダメ」など、店員の段取りの悪さを批判した内容でした。他にも色々とコンビニの店員に関する面白い話がありましたが、それを聞きながら、私は自宅近くの店員さんのことを思い出していました。喫煙者の私は、最寄りのコンビニに煙草を買いに行く事が多いのですが、そこの店員さんの中に一人、レジで私の番になった瞬間、何も言わずに私の煙草銘柄を棚から取り出してくれる方がいます。確か、その方と出会って3回目くらいには、もうそのような状態になっていたと記憶しています。彼が私と同じ銘柄を愛用しているのか、その地域で私くらいしかその銘柄を購入しないのか、覚えてくれている理由はわかりませんが、覚えてもらっているというのは、とにかく気分がいいものです。私の自宅付近には、こういった感じのイイ店員さんが多いので、日常の買い物が気分良く行えて、非常にありがたく思っています。

10月15日(土)

2011年10月16日 02時24分47秒 | Weblog
このブログ、そもそもは日記として始めたものですが、何とも更新をサボりがちです。良くないです。良くないというのは、日記を付けるのは良い事だと思うので、それをしないことは、良くないことだと思うのです。バカみたいな言い方ですが、本当にそう思います。手を抜いてニュースばかり扱うのもほどほどにして、できるだけ日記に近いモノにしていきたいと思います。昨日なんかも、どうでもいいニュースの事を書かずとも、娘の保育園で行われたハロウィンの件でも書けばよかったのに。ああ、そうすればよかった。あんなイベントに参加したのに、全くもって、もったいない事をしました。でも、今日の日記は今日のものなので、昨日のハロウィンの詳細はもう書きませんけども。

9月1日(木)

2011年09月02日 00時13分52秒 | Weblog
久しぶりに神保町に行きました。4時間くらい滞在したのですが、その過ぎ行く時間の早いこと。あっという間でした。それにしても、古本の値段って、どうやって設定されているのでしょうか?定価1500円の絶版文庫本が3000円というのは、絶版な上に、かなりの良書なので、そういうものかと思いましたが、定価3200円の本が3000円だったり、定価12000円のものが500円だったりってのがありました。やはりその本の需要が価格設定の決め手っぽいと感じました。しかし、定価の倍で取り引きされる書籍が絶版ってのは、どうなんでしょうね。ただ、もしも自分がその本を購入したとしたら、復刻しないでほしいと思うでしょうね。私はそういう小さい人間です。

8月23日(火)

2011年08月24日 00時04分09秒 | Weblog
町を歩く時、何となく気になったりするものがあれば、足を止めて暫く眺めてみたり、別段探し物があるわけではないけれど、何かしらの発見を求めて商店をのぞいてみたりします。とは言え、全く興味がそそられない商品を扱っている店に入るわけではありませんので、結局は、書店や古書店をひやかしています。普段、私が古書店で購入するものと言えば、興味深い内容が特集記事になっていて読むページが多そうな古雑誌や、何かの資料として使えそうでなお且つ安い書籍くらいで、小説や漫画などの読物は、絶版でもない限り新品で購入します。ですが先日、購入予定だった小説、文庫本で全6巻のうちの1巻のみが、たまたま入った古書店に置いてありました。状態は、綺麗ではないが破損はないという程度だったので、購入しようかどうか迷いましたが、税込みで105円と安価だったのと、まさに購入を思いたった翌日に出会った第1巻という奇遇さから、購入に踏み切りました。そして数日後、そろそろ第2巻を買っておかないとな、と思ったときに、たまたま見かけた古書店に入ると、そこにはなんと第2巻のみが置いてありました。状態はまたもや「可」程度でしたが、今度は迷わず購入しました。こうなってくると、第3巻は、何が何でも古書店で購入したいと思っているのですが、第2巻を読破して数日が経過した今も見つかっていません。さては、罠に嵌ったのかも知れません。そもそも、最初の出会いからして、あまりにも都合が良すぎました。一体、誰の罠か?そういえば、1999年1月18日に三省堂書店で発行されたレシートと、札幌行き航空チケットの半券が、第2巻の間に挟まっていました。もしかしたら、あれがヒントだったのかも知れませんが、残念なことに半券はどこかで失くしてしまったらしく、手元にありません。こうなったらもう「世界一受けたい授業」に出演している先生にレシート・プロファイリングしてもらうしかありませんよ。

8月15日(月)

2011年08月15日 23時34分44秒 | Weblog
たまたま見かけた、自分の人生に直接的には全然関わりのない他人の行動でも、何故か忘れられないことがいくつかあります。忘れられないのは、そこに何かしらの衝撃を受けたからだと思います。しかし、直接的には関わりのない事なので「なぜ衝撃的なのか」ということを、あまり深く追求しません。せっかくなので、今日はちょっと、そのうちのいくつかについて、振り返ってみましょう。沢山ありますが「こんな子供を見た」ということで、今回は限定させてもらいます。

第1話: 傘と兄弟
雨が強い日でした。降り注ぐ雨が地面に跳ね返り、傘をさして歩いていても、足元からズボンをどんどん濡らしていくほどの豪雨でした。駅から職場へ向かう私の前を、2人の子供が1つの傘を共有しながら歩いていました。すれ違いざまに、その子供たちに目をやると、どうやら2人は兄弟のようでした。弟と思われる男の子は、だいたい幼稚園の年少くらいの年頃で、傘をささず、背中に背負ったリュックサックの肩ひもを両手で握り、水たまりを力いっぱい踏みつけながら、本当に楽しそうに歩いていました。反対に、傘を持っている方の男の子は、酷く歩きずらそうに、精一杯腰を屈めつつ歩いていました。どうやらこの兄貴は、自分よりもずっと背の低い弟が、傘の隙間から降り込んでくる雨で濡れないようにしていたのです。それにしても、なんと自由な弟なんでしょう。全身を縮こまらせながら、必死で自分を豪雨から守っている兄など意に介さず、水たまりに足を叩きつける楽しみに興じながら歩くこの弟。それはまさに、無数に飛び交う矢の中を平然と突き進む戦場の英雄そのものでした。・・・兄のほうですか?兄は、そうですね。「変な歩き方だな」って思ったくらいですかね。

第2話: 女の子の発想
ある日、私は32階建てのタワー型高層マンションの1階で、エレベーターが来るのを待っていました。そのマンションにはエレベーターが4台設置されているので、それほど待つこともなく、ボタンを押せばすぐにエレベーターがやってきます。それでも、かなりの世帯が住んでいるため、エレベーターを待つ数秒の間に、私の他に小学校3年生くらいの女の子が2人と30代後半と思しき女性が私の横に並びました。女の子たちはケタケタと笑いながら会話をしていましたが、そのうちのひとりが突然、推定30代後半の女性に向かって言い放ちました。「すいません。次にエレベーターが来たら、私たち2人で乗らせてください」女性は、一瞬考えた後で、なんとも納得がいかないといった表情を浮かべながら、無言で頷きました。あの表情から察するに、あのとき女性はこう思ったはずです。「何言ってんの、こいつ。何であんたたちのために、自分が次のエレベーターが来るまで待たされるわけ?でも、別に急いでいるわけでもないし、ダメと言うのも大人げないのかも」結局は、女性が頷いたのとほぼ同時にエレベーターが2台降ってきたので、女性も私もそれ以上長く待つことはなく乗れました。もしもあの時、自分があの女性の立場だったら、どう言っていただろうかと考えてみました。やはり、あの女性が考えたであろうと思われる思考を辿り、似たような返答をしていたでしょう。では「どうしただろうか」ではなく「どうするべきなのか」というふうに考えてみると、全然違う行動になると思います。あそこはやはり「2人で乗りたいなら、他の人に待ってもらうのではなくて、自分たちが待ちなさい」と教えてやるべきだったのではないでしょうか。もしかすると、あの時の女性もそんな風に思ったのかも知れません。だとすると、あの女性は「本来なら教えてやるべきだけど、見ず知らずの子供のためにそんなことをするのは面倒だな。それなら、次のエレベーターを待った方がいいかな」といったような計算をしたと想像できます。こういうことって、けっこう日常に溢れている気がします。つまり「本来はこうするべきだけど、何もしなければ遣り過ごせる」って状況です。何か都会で生活する現代人にとって教訓めいたものが見えてきそうな出来事ですが、そんなことよりもまずは、あの女の子が「女の人に聞いてもダメって言われるかも知れないけど、男だったら自分の言うことを聞くだろうな」という計算をしなかった事を喜びましょう。

第3話: 漢の教え
私が子供の頃「俺たちひょうきん族」(以下「ひょうきん族」)という番組がありました。私が幼稚園に通っていた頃、夜は8時に寝なければならなかったのですが、その番組が放送されていた土曜日に限っては、9時の放送終了まで起きていることを許されていました。私は本当にその番組が好きで、毎週欠かさず見て、週末明けには友達と番組内容について話したりしていました。そして、当時「ひょうきん族」の裏で放送されていた「カトちゃんケンちゃん ごきげんテレビ」(以下「カトケン」)という番組も、子供たちの間では大人気でした。しかし、私はどうも「カトケン」が好きにはなれませんでした。「カトケン」は、約1時間の放送時間の中で、加藤茶と志村けん、そしてゲスト出演者によるコントの時間と、番組視聴者から送られてきた面白ビデオを紹介する時間が、だいたい半々の割合だったと記憶しています。子供の私にとって「視聴者のビデオ」で紹介される「知らない家庭の知らない子供の行動」の何が面白いのか、全く理解できませんでした。以来、私は「視聴者のビデオ紹介」の類は、全く興味のないまま成長し今日に至ります。しかし、何年か前に偶然見た、その手の番組で紹介された、あるひとつの作品が私の脳裏に焼き付いて消えません。そのビデオの内容を説明しましょう。仲良くオレンジジュースを飲んでいる兄弟がいました。暫くすると、兄貴は、飲みかけのジュースを残して、部屋を出て行きました。兄貴がいない間に自分のジュースを飲み終わった弟は、あろうことか、兄貴が後で飲むために残していったのであろうジュースを、ヘラヘラ笑いながら飲み始めました。兄貴が残していったジュースの約半分を弟が飲んだ頃、兄貴が部屋に戻ってきました。弟は、コップをテーブルに置いて誤魔化そうとしましたが、兄貴は自分のジュースがかすめ盗られた事に気付きました。すると兄貴は突然、相変わらずヘラヘラ笑っている弟の頭を殴りつけました。ガツン!ガツン!と、2回ほど。ヘラヘラ笑っていた弟の顔がみるみる変化して、泣き顔に変わり、ついには激しく泣き出しました。しかし、兄貴は怒りの表情を崩しません。そして、兄貴は、その表情のまま自分のコップを乱暴に掴むと、それを飲み干すのかと思いきや、なんと残ったジュースの内の半分を弟のコップに注ぎ、またもや乱暴に弟の前に叩きつけました。号泣していた弟は、泣く勢いを弱め、スンスンと鼻を鳴らしながら、正面を向いてジュースを飲みはじめました。兄貴は兄貴で、弟を気遣う様子もなく、やはり正面を向いてジュースを飲んでいました。私はこの映像を見て、不覚にも、ちょっと泣きました。そして、自分はこんな北斗の長兄みたいな漢ではないけれど、いつか息子ができたら、こんな漢になってほしいと思いました。しかし、結局私は男児には恵まれなかったので、一子相伝の暗殺拳を後世に伝えるためには、男児を養子にしなければならなくなりました。私の構想としては、才能がありそうな男児を4人ほど集めて切磋琢磨させようと思っております。(を含めると5人ですが)

7月22日(金)

2011年07月23日 00時13分45秒 | Weblog
娘を保育園に迎えに行くのが私の日課なのですが、保育園のすぐ近くにショッピングモールがあって、そこにはビデオレンタル店があります。今までは、書籍コーナーくらいしか立ち寄らなかったのですが、最近「荒木飛呂彦の奇妙なホラ-映画論」を読んだため、ちょっとホラーでも見てみようかという気になったので、昨日その店のホラーコーナーに行ってみました。棚にある商品を見ていると、娘が「おおー!」とか言いながら、しきりに商品棚の一角を指さしていました。彼女の示す方向にあった商品は、いくらなんでも借りたくない感じの、いわゆる駄作感丸出しなタイトルとパッケージでしたが、娘に渡してみると、何がそんなに気になるのか、放そうとしません。貸出中だったこともあり、誰にも迷惑はかからないだろうから、店内を閲覧している間、娘に持たせてやりました。暫くすると飽きたらしく、私に返してきたので、元の棚に戻しました。レンタル料金が旧作でも410円もしたので、昨日は結局、何も借りずに帰宅しました。そして今日、その店の前を通ると、レンタル料金100円キャンペーンののぼりが立っていたので、昨日借りなかった作品を借りようと、再びホラーコーナーに行きました。すると、娘はまた、昨日と同じ商品を指さして「おおー!」とか言いだしました。まだ貸出中だったので、試しに娘に渡してみると、果たして昨日と同じように放そうとせず、飽きるまで眺めていました。きっと、これを借りた誰かは、子供連れで、私と同じような目に逢ったので、仕方なく借りたはずです。でなければ、こんなの借りませんよ。ちなみに、教育熱心な私は貸出中でなかったとしても借りませんが。