フロスト × ニクソン
cast >> Frank Langella, Michael Sheen, Kevin Bacon, Rebecca Hall, Toby Jones, Matthew MacFadyen, Oliver Platt, Sam Rockwell, Kate Jennings Grant, Andy Milder, Patty McCormack ...
producer >>Brian Grazer, Ron Howard
director >>Ron Howard（122min）
music >>Hans Zimmer
soundtrack >>
《政界復帰を狙う元アメリカ大統領ニクソン。
全米進出を狙う英国のテレビ司会者フロスト。
1977年、これが 4,500万人が見た（米テレビ史上最高の視聴者数を記録した）伝説のインタビューだ！》
「ウォーターゲート事件」によって大統領辞任に追い込まれて以来、罪を認めず沈黙を守り続けたリチャード・ニクソン。"謝罪なき会見" を最後にメディアの前から姿を消して「３年後」ーーー １人の英国人司会者デビッド・フロストが単独ＴＶインタビューを敢行。全米中が注視したこの伝説のインタビューを、両者のブレーンを巻き込んで舞台裏で繰り広げられた熾烈な駆け引きと緊迫のトーク・バトルの模様を、ロン・ハワード製作・監督（ "CHANGELING" ← 製作のみ "Angels & Demons" ← 製作・監督）が実話に基づき、スリリングに映画化 ーーー。原作は、本作の脚本も手がけたピーター・モーガン（ "The Last King Of Scotland" ）の舞台劇で、舞台でもニクソンとフロストを演じた２人を、映画版でもそのまま起用。
1974年、アメリカ史上初めて任期途中で大統領を "辞任する" という不名誉な称号を背負うことになったリチャード・ニクソン（フランク・ランジェラ "Good Night, And Good Luck" "Superman Returns" ）。沈黙を守り、国民が彼の口から "謝罪の言葉" を聞くことはなかった。その頃、英・豪の人気ＴＶ司会者デビッド・フロスト（ "Blood Diamond" "The Queen" ）は、ジャーナリストとしての名声を手に入れるべく "全米進出" への野望を抱いていた。そのためには、誰も成し得なかった "ニクソンからの謝罪を引き出せるかどうか" にかかっていた。紆余曲折を経て「マスメディアの王座に駆け上がろうとする男＝フロスト」×「政界の王座から引きずり下ろされたものの、復帰を目論む男＝ニクソン」ーーー 両者それぞれがブレーンを従え、全米を釘付けにする「４日間」が始まろうとしていた・・・・・。
ニクソン側のブレーン、代理人のスイフティー・リザールをトビー・ジョーンズ（ "The Mist" ）、側近のジャック・ブレナンをケヴィン・ベーコン（ "APOLLO 13" ← 監督と組む "Mystic River" "Beauty Shop" ）。一方、フロスト側のブレーン、英国人プロデューサーのジョン・バードをマシュー・マクファディン（ "Pride & Prejudice" ）、ジャーナリストのボブ・ゼルニックをオリヴァー・プラット（ "A Time To Kill" "BULWORTH" ）、ノンフィクション作家のジェームズ・レストンをサム・ロックウェル（ "The Green Mile" ）、フロストが機内でナンパしたキャロラインをレベッカ・ホール（ "Vicky Cristina Barcelona" ）。
舞台でも同じ役をこなしたとはいえ、主演の２人の "トーク・バトル（攻防戦）" は秀逸で、さらに脇を固めたくせ者揃いの役者陣も見事。ーーー ラストの "チーズ・バーガー" と答えたフロストの台詞、あなたはどう "解釈" しましたか？
>> Based on a True Story（実話に基づいた 映画作品一覧）（A-L）
