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"BULWORTH"(1998)

2009-06-25 00:53:33 | Comedy

 ブルワース

cast >> Warren Beatty, Halle Berry, Don Cheadle, Oliver Platt, Jack Warden, Paul Sorvino, Richard C. Sarafian, Isaiah Washington, Thomas Jefferson Byrd, Barry Shabaka Henley, Wendell Pierce, Sean Astin, Christine Baranski, Kenn Whitaker, Larry King, William Baldwin ...
writer / producer / director >>Warren Beatty(109min)
music >> Ennio Morricone
soundtrack1 >>
soundtrack2 >>


《大統領になりかけた男の、過激でスリリングな最期の一週間!》
大統領選のプレッシャーからノイローゼになり、自らの "暗殺" を依頼した上院議員が、それをきっかけに "腐敗政治" や "黒人社会" について過激な "本音発言" をブチまけ始め、大騒動を巻き起こす様を描いた風刺コメディ ーーー。
監督・製作・脚本・主演はウォーレン・ビーティ( "REDS" "Heaven Can Wait" )、音楽はエンニオ・モリコーネ( "Once Upon A Time In America" "The Untouchables" )。

Bulworth (1998) Trailer (Warren Beatty, Halle Berry and Kimberly Deauna Adams)


1996年3月、カリフォルニア州予備選挙 ーーー 現職のクリントン大統領の対立候補として出馬した民主党上院議員ジェイ・ブルワース(W・ビーティ  "Bonnie And Clyde" )は、マスコミや国民に全く関心を持たれず "無視" され続け、3日間何も食べず、一睡もできないノイローゼ状態に陥った。追い詰められたブルワースは、17歳の娘を受取人にして 1,000万ドルの生命保険を掛け、選挙戦最期の週末に自らの "暗殺" を計画。顧問ダーヴァーズ(ジャック・ウォーデン  "The Verdict" "All The President's Men" )の知り合いのギャング、ヴィニー(リチャード・サラフィアン  "BUGSY" ← 監督と組む)を密かに呼び、"取引" を結んだ。それ以来、"死" を待つ身の彼は「怖いものナシ」。これまで言えなかった "タブー" や "本音" を遊説する先々でブチまけ始めたから、さぁ大変! ところがそれをきっかけに彼の運命は思わぬ方向に動き出し、なんと国民の支持率が「71%」に跳ね上がり、大統領の座はほぼ確実に。しかし皮肉なことに "暗殺" の時は刻々と迫っていた・・・・・。

難題続きでアタマが痛い選挙参謀のマーフィをオリヴァー・プラット( "FROST/NIXON" "A Time To Kill" )、ブルワースへの多額の献金の "見返り" に保険業界に不利な法案の廃案を約束させていた悪徳保険屋のクロケットをポール・ソルヴィノ( "Mr. 3000" "REDS" ← 監督と組む)、サウス・セントラル地区の黒人教会で出会ったニーナをハル・ベリー( filmography )、彼女の友人でヴォランティアを買って出たシェリルをミシェル・モーガン( "Diary Of The Dead" )、ターニャをアライアン・ジョンソン、ニーナの兄ダーネルをアイザイア・ワシントン( filmography )、叔父をトーマス・ジェファーソン・バード( filmography )、ストリートギャングのリーダーL.D.をドン・チードル( filmography )、ブルワースを密着取材しているTV局のフレッドをウェンデル・ピアース( filmography )、カメラマンのゲイリーをショーン・アスティン( "RUDY" )、サウス・セントラルのクラブの男をバリー・シャバカ・ヘンリー( filmography )、本人役でラリー・キングなど出演者多数。

演説原稿を無視して放送禁止用語だらけの辛辣な "ラップ" で社会批判するという、W・ビーティ(=白人オヤジ)の意気込みは買うけれど(苦笑)、「ブラック・コメディ(社会風刺)」としての評価なら "HEAD of STATE" の方が秀逸。個人的には、もっとシリアス路線で描いてほしかった(本音)。でもキャストが魅力的なので、私には外せない一本ですが(笑)。

 


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