CAROLINA SKELETONS
cast >> Louis Gossette, Jr., Bruce Dern, Melissa Leo, Paul Roebling, Bill Cobbs, Henderson Forsythe, Clifton James, Richard Jenkins, Kenn Michael, G. D. Spradlin, Rosanna Carter ...
director >>John Erman（93min）《TVM》
region 1 >> No subtitle
人種差別が色濃く蔓延る 1930年代に起こった、"白人少女惨殺事件" の犯人に仕立て上げられた14歳の "黒人少年" ーーー その少年の "汚名を晴らす" ため "正義" を求めて立ち上がった男が "真実" を暴き出していく様を描いた犯罪ドラマ。監督はジョン・アーマン（ "ROOTS" シリーズ ← Ｌ・ゴセットと組む "QUEEN" ）。
1934年10月28日 ーーー 二人の白人少女の惨殺死体が発見された。逮捕されたのは14歳に見えないほど幼い黒人少年ライナス・ブラッグ（ケン・マイケル "GANKED" ← 監督・出演）。"不当" に犯人に仕立て上げられたライナスは死刑判決を受け、非情にも電気イス送りに・・・。
30年後 ーーー 米陸軍特殊部隊のジェームス（ルイス・ゴセット・Jr filmography ）は、重い病の母に会うため町に戻ってきた。母が病の床で大事に抱えていた箱を開けると、中にはライナスの遺品やジェームスと二人で写った古い写真が・・・。間もなく息をひきとった母のためにも "兄の汚名" を晴らすため、ジェームスは30年前の事件の "真相" を暴くことを決意。地元警察のストーカー（ブルース・ダーン "The Laughing Policeman" ← ルイスと共演 "Black Sunday" ）の協力を得ながら "真犯人" を追うが、殺人事件が起こり、ジェームスはその容疑者にされてしまう。容疑が晴れた後も新たな死体が発見され、古い事件を調べ直す "黒人" をよく思わない者たちに襲われるが、それでもジェームスは危険を承知の上で事件の核心に迫る・・・・・。
事件の記録を管理しているキャシーをメリッサ・レオ（ "The Fighter" "Frozen River" ）、Ｔ・Ｊをポール・ローブリング（ "Blue Thunder" ）、クルックスをビル・コブス（ filmography ）、ストーカーの父をＧ・Ｄ・スプラドリン（ "Apocalypse Now" "The Godfather: Part II" "RESTING PLACE" ）、判事をヘンダーソン・フォーサイス、コーディをクリフトン・ジェームズ（ "The Laughing Policeman" "SUPERMAN II" ）、レディをリチャード・ジェンキンス（ "Absolute Power" "Stealing Home" ）。
大人でも辛いのに、少年の "電気イス" シーンは耐え難い・・・。1960年代になっても、まだまだ "黒人" に対する根拠のない偏見は残っており、本作にも憎き悪しき "ＫＫＫ（クー・クラックス・クラン）" が登場します（← ホント許せない！死ぬほどキライ！！）。
地味な作品かもしれませんが、役者陣が渋くて秀逸です ーーー。
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