ボッパ！ （>> VHS はこちら）
cast >> Danny Glover, Malcolm McDowell, Alfre Woodard, Malick Bowens, Marus Weyers, Maynard Eziashi ...
director >>Morgan Freeman（118min）《劇場未公開》
music >>James Horner
region 1 >> English subtitle
【bopha】… ズールー語で「逮捕」「拘束」の意味。
アパルトヘイト下の南アフリカで「言語問題」をきっかけに、“反差別運動” を取り締まる立場にある黒人警官と、その息子との “葛藤” を描いた作品 ーーー。監督は、本作が初演出のモーガン・フリーマン（ filmography ）。
アパルトヘイト下の南アで、学生たちは “アフリカーナ（白人の中でも多数派の入植オランダ人の言葉 … かつての南アの公用語）” を強制学習させられることを拒否し “英語” での教育を望む抗議運動が高まっていた。アパルトヘイトに何の疑問も抱かずに、仕事一筋に生きてきた老練な巡査部長ミカ・マンゲナ（ダニー・グローヴァー filmography ）は、息子のズウェレ（メイナード・エジアシー "The Contract" ）が “反差別運動” に参加しているのを知る。ある日、警察署の前で起こった抗議運動を阻止しようと銃を手に「退散」するよう呼びかけるが、彼らは怯む様子なく、その中に我が息子の姿を見つけたマンゲナは愕然とする ーーー。自分が “白人に訓練された犬” となってしまったことに気づいたとき、心の奥底にくすぶり続けていた “解放” への想いが呼び覚まされるが・・・・・。
マンゲナの妻ロージーをアルフレ・ウッダード（ filmography "Grand Canyon" ← Ｄ・グローヴァーと共演 ）、冷血な白人警部をマルコム・マクダウェル（ "THE ARTIST" "A Clockwork Orange" "HEROES" ← リンダーマン役）、プレ・ランパをマリック・ボーウェンズ（ filmography ）。
オープニング、警官の首にタイヤがかけられ “火” を放たれるという衝撃的なシーンから始まり、エンディングも “明るい未来” を想像させるものではありません。“親の心子知らず”、“時すでに遅し” と言いますか・・・。でも父も息子も母も、誰も悪くないのです。だからなおさら “やり切れない” 気持ちにさせられますが、とにかくＤ・グローバー、Ａ・ウッダード、Ｍ・ボーウェンズの演技が秀逸です（印象深）。ビコやマンデラの名も出てきます。
>> Africa - filmography
>> Unscreened - filmography
2008-11-25
