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ハボタンは何者?

2017年01月06日 06時01分15秒 | 日記


散歩道の公園に
ハボタンが
植えられています。
松の内ですので
ハボタンを取り上げます。


冬の花壇の定番でもあり
門松の裾にもハボタンは
使われています。

花ではなく
葉を観賞する植物です。

年明けすぐに
ハボタンの学名を
調べました。

Brassica oleracea
ブラシカ オレラセア!

えっ?
ブラシカ オレラセア?
確かキャベツの学名と同じ!?

それでハボタンと
キャベツの関係を
詳しく調べてみました。


ハボタンは
キャベツそのものなんです。


江戸時代
オランダから日本に
キャベツが
伝えられました。

当時のキャベツは
葉が丸く玉になるものではなく
葉が巻かないキャベツだったのです。


当時の日本人は
食べることより
西洋から伝えられた
珍しいキャベツを観賞用に
改良してしまったのです。

ハボタンは日本生まれの
園芸植物だったんです。


ハボタンは
アブラナ科の植物なので
菜の花によく似た花を
咲かせますが
残念ながら冬の間に
見頃が終わったと
引き抜かれることが多く
花を見る機会が少ないのです。


ぜひ一株残しておいて
花を楽しむのもいいと思います。