中小企業診断士 福田 徹 ブログ

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NHK「権力の懐に飛び込んだ男」を見て

2010年03月02日 | 福田徹の視点
 「企業を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」

 皆様、こんばんは。中小企業診断士の福田徹です。


 先日、NHKスペシャル|権力の懐に飛び込んだ男 100日の記録という番組を見ました。

 内閣府参与、湯浅誠さんの奮闘記です。

 緊急雇用対策本部「貧困・困窮者支援チーム」事務局長として、ハローワークなどで、仕事さがしや職業訓練だけでなく、生活保護や住宅手当などについての生活相談が受けられることをめざしたワンストップサービスや、公設年越派遣村などの政策実施や運営について、取り組む姿がカメラに捉えられていました。


 湯浅氏はもともとNPO活動を通じて貧困問題に取り組んできました。

 その湯浅氏が昨年秋より権力の内側に入って、今度は政府の力を使って貧困と戦おうとしてきました。

 そんな湯浅氏ですが、各省間や自治体との調整に苦労し、番組中で「政府ってもっと力があるものだと思っていた」と嘆きます。

 それでも、あきらめないで戦う姿に私は素直に感動しました。


 たとえば文科省は、暖房のボイラーを扱う人が休暇中だからと、派遣村の代々木オリンピック記念センター使用を拒んでみたり、杓子定規な規定を当てはめて館内放送を使わせない対応をします。

 そんな文科省に対して、厚労省の官僚や運営を担当する都の職員はなにも言うことが出来ません。


 組織の枠を越えてまで問題を解決する権限もその気持ちも持ち合わせない彼らに、湯浅氏はひとつひとつ経緯を聴き、理由を説明した上で問題の解決を促していきます。

 生活相談の要員が足りずに駆り出された都の職員などには、湯浅氏が実際に相談をして見せて、やり方を示します。


 そんな映像をみて、久しぶりに心が動きました。

 久しぶりに、気持ちの良い仕事っぷりを見た気持ちがしました。

 忘れかけていたけど「仕事ってあのくらい熱い気持ちでするものなんだよな」そんな感じです。


 
※関連記事とこの記事のカテゴリー
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