風月庵だより

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ミャンマー(ビルマ)サイクロン被害者支援募金 於大船観音

2008-05-25 08:45:49 | Weblog
【ミャンマー(ビルマ)サイクロン災害被害者支援募金 於大船観音】 (撮影 亀野哲也師)

昨日5月24日は、大船観音でミャンマー(ビルマ)サイクロン被害者支援募金の托鉢をさせてもらいました。

神奈川県第2宗務所第5教区とSZI(SOTO禅インターナショナル)の有志の方々の救援托鉢に参加させていただきました。全員10名の参加で、 途中から雨が降ってきてしまいましたが、雨の中でも托鉢をさせていただきました。大船観音の皆さんはとても、温かくたくさんの義援金をお預かりしました。

中には、一度募金をしてくれた少年が、托鉢の場所を換えてしていましたら、またしてくれました。「またくださるの、有り難う」と言いましたら、はにかんだように微笑んでくれました。

大事な義援金が、被災者に届く方法を後で話し合いました。
現在のミャンマー(ビルマ)の軍事政権は、被災者の救済に手を差し伸べてはいないようです。救援物資も横流しされているというニュースが入っています。ま た軍事政権に送られる救援金は、被災者のために使われるかどうか、全く信じられない状態です。救援金をあげればあげるほど、軍事政権が太るだけです。

いくつかの効果的な送り先が考えられますので、ご紹介します。

Sitagu Buddhist Vihara
http://www.sitagu.org/
または
http://www.sitagu.org/donate/

上記のURLにアクセスしていただき、左脇にDonationsという文字があります。これをクリックしてください。カードで払うような方法です。ドル建てですから、100ドルがだいたい1万円です。くれぐれも日本円の数字を入れないようにしてください。1万円のつもりで百万円が引き落とされると大変です。(この僧団の頁は、日本語に変換できますから、それぞれお試し下さい)

*ここへの送金を試みましたが、GOOGLEを通しての送金になっているようですが、どうもうまくアクセスができません。明日、詳しい人に教えて貰いますので、お待ちください。

この仏教僧団はミャンマー国内にあります。大変国内でも尊敬されている高僧がいる僧団で、今回の支援にも自ら被災地に救援物資を運んでいます。軍政も手を 出せないほど、尊敬を受けている高僧だそうですから、直接ミャンマー国内で動いていただける信用できるグループだそうです。これはミャンマー情勢に詳しい 人からの情報です。



他に国連機関のUNHCRなどがありますが、今手元に資料がないので、後で追加します。

少しでも気持ちを届けたいですね。


*さんぜ通信http://blog.goo.ne.jp/rinshou_2008/d/20080523
*Kameno's Degital Photo Log http://219.121.16.30/blog/

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9 コメント

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Unknown (りんしょう)
2008-05-25 09:54:25
昨日は托鉢お疲れ様でした。反省会ではなかなか聞くことの出来ない貴重なお話を頂戴し、感謝申し上げます。托鉢を通して素晴らしい時間を共有できましたこと、仏縁の有難さをしみじみと感じております。
2回目の托鉢終了後、援助金をそれぞれの国に送金させて頂く予定です。
次回の托鉢もぜひご協力下さい。よろしくお願い意いたします。
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お疲れさまでした (りんしょう)
2008-05-25 17:30:40
昨日はお疲れ様でした。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。天気がよければもう少し廻れたのですが、残念でした。
反省会では、なかなか聞けないお話等も頂戴し、有難いご縁に感謝しております。
また2日にはお目にかかれることと思います。そのときはよろしくお願いいたします。
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GOOGLEと義援金 (幻海)
2008-05-25 18:49:10
信頼できる義援金の送金先の紹介有難うございました。ささやかながら、送金しました。
クレジットカードで払う仕組みですが、驚いたことには、ポータルサイトGOOGLE
から、義援金と言う商品を買う形になっていました。このNPOはGOOGLEを通じてお金を受け取るようです。

カードの種類が限定(JCBはだめ)、住所はローマ字入力、パスワードの設定やらで、結構苦労して入力し、何回も失敗した挙句、何とか完了できました。
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りんしょう和尚さんへ (風月)
2008-05-25 21:55:49
(何回もコメントさせてすみません。時々変なコメントが入るので、管理方式にしています。)

こちらこそいろいろとお教えいただき有り難いご縁を頂きました。また6月2日も頑張りますので宜しくお願いいたします。
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幻海さんへ (風月)
2008-05-25 21:59:59
GOOGLEでしたか。
私はこの情報の前にUHNCRの方に寄付してしまいましたので、また来月送ろうかと思っていましたが、この後すぐにやってみます。

お手数おかけしました。でもこの苦労は必ず報われると思います。一人でも、一食でも多く食べ物を手にしてくれることができるでしょう。
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ハチドリさん、目まぐるしいですね。 (春女)
2008-05-26 10:26:02
韓国から帰り、詳細な報告をブログに掲載されていると思ったら、ジュリーの生還、ミャンマー支援托鉢と目まぐるしい展開とご活躍ですね。
自分に出来ることを、身をもって率先し、実践しておられることに頭が下がります。前にフェア・トレード(後進国を搾取しない公平な貿易)を推進しているボランティアで、ボリビアとの貿易をしている女性の話を思い出しました。
その人のNPOのロゴがハチドリ(蜂のように小さく、空中静止で花の蜜を吸う南の鳥)です。その意味するところは、例え小さなことでも自分が出来ることをやる。例えば森林が火事のときに、ハチドリ(そのNPO)は消火の為に嘴一杯の水を空から撒くと言うのです。そんな一滴が何の役に立つかと誰でも思うのですが、ハチドリにとっては出来る精一杯のことだと言うのです。これは口先だけの偽善者、また無理、力不足、不可能をを理由に傍観者する者にとっては、痛烈な批判ですが、勿論ハチドリはそれを意図しているわけではありません。一人ひとりの小さな力が、大きな力になると信じているのです。
私も取り敢えずポケットマネーから、少しだけ送らせて戴きました。
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春女さんへ (風月)
2008-05-27 17:45:30
仏教説話のなかに、次のような話があります。鳥の親子がある山に住んでいました。あるとき、山火事が起きました。子どもの鳥は充分に飛ぶことができません。母鳥は子どもを救おうと必至になって、水を運び、山火事を消そうとするのです。

焼け石に水、というよりも効果の無い努力かもしれません。それでも母鳥は諦めません。

結末はどうだったか今うろ覚えですが、佛さまに救われたのかもしれません。

これがハチドリだったでしょうか。

「あきらめない」これが生き続ける者の言葉でしょうか。

私も全く貧者の一燈ですが、自分の生活は守っての、ささやかな一燈ですが、寄附をしているという次第です。
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はちどりの一滴 (kameno)
2008-05-29 14:24:42
風月庵さま
仏教説話でも似たようなものはあると思いますが、はちどりの物語は南米に伝わる民話でもあります。

「私は、私にできることをしているだけ」

以前ブログで書いたことがありますのでご紹介いたします。
http://219.121.16.30/blog/archives/001156.html
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kameno和尚さんへ (風月)
2008-05-29 16:56:36
今、kamenoさんのブログにコメントしたのですが、うまく送信になりませんでしたので、こちらでお返事を書きます。

ご紹介有り難うございました。このハチドリの話は結構世界中に同じような話があるようですが、もともとはインドの民間説話に似たような話があり、「ジャータカ」で仏教色に書き直されたものではないか、ということらしいです。

南米の方の話は、インドから伝わっていったともかんがえられるようです。いずれにしましても、世界中に伝わって欲しい話です。

2日にも、私もまたハチドリになりましょう。よろしくお願いいたします。
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