
3月15日(土)晴れ【ラサの決起】(ポダラ宮:撮影平子泰弘師)
昨日14日チベットのラサで、大規模な抗議行動が起こされたという。中国がチベットを侵略してより49年(1959年ダライ・ラマ14世がインドに亡命)、チベット民族が、この侵略によって、その生活がどれほど脅かされているのかは想像もできない。そして、装甲車が群衆に突入するという行きすぎた弾圧に対して、チベット族の僧侶や人々がさらに決起して大きくなった抗議行動であるという。
チベット人に対しての弾圧はかなりひどく、チベット人の生活はやはり困窮しているようである。かつてチベットの人々が平和に暮らしていた地に、多くの漢民族が移住してきていて、チベットの中華化が進み、かつてチベットの主人であった、チベットの人々の生活は脅かされている。ポタラ宮殿やチベットの人々は、観光による収益を得るために、利用されているにすぎないのだろう。
中国はインドとの国境紛争に優位に立つために、是が非でもチベットをその傘下におさめたい事情があろう。また鉱物資源のこともあるだろう。決して、チベット民族を救うためでないことは明白なことである。
この度もこの抗議行動を起こした中心に、ビルマと同じようにやはり僧侶の姿があった。これまでにも何回も抗議行動は起こされているが、この度はテレビ映像も流されて、世界に報道されたので、私たちも知ることになったのである。わずかに報道される映像に、濃い臙脂色の僧服がめだっていた。「ラサで暴動」と表現しているが、「暴動」ではなく「抗議行動」であろう。チベット民族が平和に暮らしていた土地に、侵攻してきて勝手に占領侵略し、暴挙を働いているのは中国のほうである。
中国を訪れた時、テレビで「西蔵自治区」で活躍し、勇敢に戦って死んだ英雄物語が放映されていたが、中国の一般の人々はこのような教育を受けて洗脳されてしまっているのだろう。自分たちの民族がチベット民族に対して行っている非人道的な政策などについては、おそらく多くの中国の人は知らないのではなかろうか。
ダライ・ラマ14世はチベットは独自には国として大変なので、中国の自治区でよいのだから、チベット人によってチベットを統治させてほしいと望まれているようである。そのような方法でこの問題の解決の道はあるのかもしれない。平和的な解決の道を中国政府も考えてはどうなのだろうか。チベットの人々を虐殺するよりも。
この抗議行動によって、おそらく80人以上が殺害されたという。中国政府の発表は10人であるが。その中には、ビルマの時と同じに、僧侶もおそらく含まれているのであろう。
ビルマの軍事政権を後押ししているのも中国政府である。日本の侵略を弾劾する一方で、自らも他国を侵略したり、人民への圧政を応援していることは全く矛盾している。地球上からこのような過ちの正される日が、必ずや来ることを願って願ってやまない。地球人類が滅亡してしまう前に。
かつて孔子や孟子等々、また多くの優れた仏教僧、特に禅僧、馬祖や趙州や南泉や雲巖や洞山や雪峰や臨済や黄檗や、等々を生み出した智慧の宝庫中国、賢者の故郷中国、世界を平和な国に導く導師としての役割を十分に担えるはずの中国であるはずだ。真の賢者が政治の中心で活躍してくれる日の来ることを願ってやまない。
諸仏、諸菩薩、諸天善神、龍神、全て、チベット僧の方々をはじめ、チベットの人々をお守りください。
*チベットと中国の攻防の歴史については、Wikipediaのチベットの項をご参照ください。
*この度の中国政府のチベットに関する報道を観て、中国政府の欺瞞が明白となった。一国の指導者たちが、デタラメを厚顔に報道している姿を見て、中国政府は信用できないことが明白となった。毒入り餃子の問題についても然りであるが、堂々と不正義が横行していることを嘆くしか方法はないのだろうか。
昨日14日チベットのラサで、大規模な抗議行動が起こされたという。中国がチベットを侵略してより49年(1959年ダライ・ラマ14世がインドに亡命)、チベット民族が、この侵略によって、その生活がどれほど脅かされているのかは想像もできない。そして、装甲車が群衆に突入するという行きすぎた弾圧に対して、チベット族の僧侶や人々がさらに決起して大きくなった抗議行動であるという。
チベット人に対しての弾圧はかなりひどく、チベット人の生活はやはり困窮しているようである。かつてチベットの人々が平和に暮らしていた地に、多くの漢民族が移住してきていて、チベットの中華化が進み、かつてチベットの主人であった、チベットの人々の生活は脅かされている。ポタラ宮殿やチベットの人々は、観光による収益を得るために、利用されているにすぎないのだろう。
中国はインドとの国境紛争に優位に立つために、是が非でもチベットをその傘下におさめたい事情があろう。また鉱物資源のこともあるだろう。決して、チベット民族を救うためでないことは明白なことである。
この度もこの抗議行動を起こした中心に、ビルマと同じようにやはり僧侶の姿があった。これまでにも何回も抗議行動は起こされているが、この度はテレビ映像も流されて、世界に報道されたので、私たちも知ることになったのである。わずかに報道される映像に、濃い臙脂色の僧服がめだっていた。「ラサで暴動」と表現しているが、「暴動」ではなく「抗議行動」であろう。チベット民族が平和に暮らしていた土地に、侵攻してきて勝手に占領侵略し、暴挙を働いているのは中国のほうである。
中国を訪れた時、テレビで「西蔵自治区」で活躍し、勇敢に戦って死んだ英雄物語が放映されていたが、中国の一般の人々はこのような教育を受けて洗脳されてしまっているのだろう。自分たちの民族がチベット民族に対して行っている非人道的な政策などについては、おそらく多くの中国の人は知らないのではなかろうか。
ダライ・ラマ14世はチベットは独自には国として大変なので、中国の自治区でよいのだから、チベット人によってチベットを統治させてほしいと望まれているようである。そのような方法でこの問題の解決の道はあるのかもしれない。平和的な解決の道を中国政府も考えてはどうなのだろうか。チベットの人々を虐殺するよりも。
この抗議行動によって、おそらく80人以上が殺害されたという。中国政府の発表は10人であるが。その中には、ビルマの時と同じに、僧侶もおそらく含まれているのであろう。
ビルマの軍事政権を後押ししているのも中国政府である。日本の侵略を弾劾する一方で、自らも他国を侵略したり、人民への圧政を応援していることは全く矛盾している。地球上からこのような過ちの正される日が、必ずや来ることを願って願ってやまない。地球人類が滅亡してしまう前に。
かつて孔子や孟子等々、また多くの優れた仏教僧、特に禅僧、馬祖や趙州や南泉や雲巖や洞山や雪峰や臨済や黄檗や、等々を生み出した智慧の宝庫中国、賢者の故郷中国、世界を平和な国に導く導師としての役割を十分に担えるはずの中国であるはずだ。真の賢者が政治の中心で活躍してくれる日の来ることを願ってやまない。
諸仏、諸菩薩、諸天善神、龍神、全て、チベット僧の方々をはじめ、チベットの人々をお守りください。
*チベットと中国の攻防の歴史については、Wikipediaのチベットの項をご参照ください。
*この度の中国政府のチベットに関する報道を観て、中国政府の欺瞞が明白となった。一国の指導者たちが、デタラメを厚顔に報道している姿を見て、中国政府は信用できないことが明白となった。毒入り餃子の問題についても然りであるが、堂々と不正義が横行していることを嘆くしか方法はないのだろうか。
かつての日本も、中国などに侵攻し、またそれを正当化しましたが、おそらく今の中国人も、その当時の日本と同じような過ちを犯しているのでしょう。一僧侶としては、このようにブログで発言することで、チベットに平安が訪れることを願うばかりでございます。
中国の一般の人々は知らないか、踊らされているだけでしょう。また心ある多くの中国の人々も、中国政府のやりかたに、陰で嘆いているのではないでしょうか。かつて孔子や孟子や、六祖慧能禅師や馬祖や趙州や臨済や黄檗や洞山やetc.多くの優れた人材を生み出した智慧の宝庫であったのに。
中国政府のトップに真の賢者が出て欲しいです。
後で知れば日本に影響を与えた孔子も、生存時はほとんど中国で国、国民に影響を与えられないまま、不遇で死んでいると聞いています。
さもありなんです。中国人いや漢民族の民族性に問題があるようです。支配者としても、被支配者としても。漢民族は人口的には圧倒的な多数です。しかし漢民族の建国は、中国の歴史において圧倒的ではありません。北方民族による中原支配も特異的ではありません。
要は漢民族は昔から腐っていたのではないでしょうか。だからこそ孔子の教えが出来たのでしょう。それも結局受け入れられず、実行されずに、歴史に残っただけだと言うのが、実態ではないでしょうか。
私が憂慮するのは、今の日本人が、幻滅する中国人と同じ精神構造をしていることです。
人間を狂わすもの金、力、となんとかといいますが、金と力、これに狂いきっている今の中国でしょう。日本も然り。
この世を救わんとして釈尊は明らかにこの人間の愚かさ、狂いを観ていらっしゃったわけです。
中国の人、漢民族かどうか、かつては偉大な思想家がいたのでしょうが、今も在野にいるはずです。しかし、権力を握ると人間は獣になるのでしょうか。それとも権力を握るような人間は賢者ではないのでしょうか。日本の政治家は?
中国の人民は不断に交代する支配者に服従してきました。時々服従に耐え切れず、黄布の乱など言って大衆蜂起のようなものもありましたが、所詮は平定されてしまいます。
中国人民は服従、搾取になれているのです。共産党政権も、人民には単なる王朝交代として受け止められているのでしょう。人民の関心は今度の支配者の税率は幾ら、ではないでしょうか。
搾取する側と搾取される側と馴れ合いでやってきた中国です。勿論搾取される側がほとんど犠牲を払っています。しかし搾取される人数がとても多いので、一人当たりのコストが分散されていたのでしょう。だから搾取される側も生き残ります。
では生き残る人民の精神構造はどんなでしょう。孔子の説く忠孝の道?とんでもないでしょう。とにかく今日よりも明日のほうが、良いものが食べられる。人よりも自分のほうが、良い生活が出来ると言った、プラグラティズムでしょう。プラグラティズムは戦後のアメリカの精神、風潮だと思っていましたが、それは中国6千年の歴史の中に脈々とあったものではないでしょうか。それは亡国の思想、地球破壊の思想だと思います。
今や中国は世界の危険国家。ロシアも同じです。北朝鮮も同じです。共産主義を標榜した国こそ、世界人民の敵であることが明白になりました。これ以上力を持つことに、加担する愚かなことを日本は止めなくてはならないのに、経済優先で設備の整った工場を作り、仕事を供給し、自国の経済は疲弊させて平気です。
日本の経済を握っている人々も、政治家も目先しか見ていませんね。
大きな中国船にぶつけられるまで、日本号転覆の危険に気が付かずにいるのでしょう。
専制国家の力がいかに恐ろしいか歴史を学ばなくてはいけませんね。