安倍晋三首相の「一強」ぶりが、際立っている。「ポスト安倍」の有力候補である、自民党の谷垣禎一幹事長や、石破茂地方創生担当相、岸田文雄外相らが、いずれも精彩を欠いているのだ。軽減税率をめぐる攻防も、官邸主導で進められている。来年夏の参院選に合わせた「衆参ダブル選」を仕掛けて勝利すれば、さらなる長期政権も視野に入ってきそうだ。
「安倍の前に安倍なし、安倍の後に安倍なし」
自民党内でも 安倍政権の掲げる「安保法制」可決後は、内閣支持率が大きく落ち込み、政権維持さえ難しくなる。
そういった見方が 公然と囁かれていたことは事実。
ところが 蓋を開けてみれば 支持率は僅少に留まり、逆にその後の支持率は上昇気配・・
大きく 政権の動きを読み違えたのは、ポスト安倍の最右翼…石破本人。
法案可決直後での 派閥立ち上げで 党内での求心力が急降下してしまう有り様。
総裁選の対抗馬に 野田なんて勘違い女が名乗りを上げるようでは、安倍一強ムードは、収まろう筈はない。
いみじくも 橋下が五年後には 政権交代も可能性にまで、言及すると言う事は、確りと政界の動きを見極めていると言っても、過言ではない。
安倍総理退陣の後には 自民は 完全に先祖帰りをして、政権抗争に明け暮れるだけの、政党に成り果ててしまう危惧は、大いに有ろうというもの。
安倍総理も そこらを読み切って、強引とも言える官邸主導の政治が思うが侭。
誰一人として それに異論を唱える人間がいないと言う事が、それを物語っている。
優柔不断が 背広を着て歩いているような、ガッキーを幹事長に据えたのも、大正解。
誰がとは 言わないが 安倍晋三という人間を影で操っている「軍師」が、必ず存在している事は間違いない。
その 安倍総理と菅官房長官にツートップを、前面に立ててに手腕は、今の自民党内で、安倍降ろしに走利そうな人間は、確実に潰されて行くことは間違いない。
自民一強と 言ってはいるものの、ポスト安倍の適任者の名前が 出てこない人材不足は、政権与党としては頭痛の種だろうがな・・
このまま行けば 来年にも衆参同一選挙が、現実に為るかもな！
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