猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

D-45の改造 2・後

2008年12月08日 20時59分48秒 | オーディオ
完成です。



カップリングのコンデンサを交換したら情報量が増え、使われているパーツの粗も露になったため、
基板上の抵抗も全て交換しました。

根気がない私にはとてもしんどい作業でした。
D-45改造で一番最初に行った全ハンダやり直しと同じくらいしんどく、気分が悪くなりました。

入力コネクタもRCAピンにしようかと思いましたが、色々と面倒くさいのでやめました。

使った抵抗はDaleのRN-60(値がない場合はRN-65またはTRWのMIL-R-22684)と、
ワット数の大きなものはRS-2BおよびMillsのMRA05です。
GARRETT AUDIOで購入しました。
ここは注文してから届くまでが非常に速く、また、部品間違いも無いので重宝しています。


今回外されたかわいそうな部品達です。


改造後の音質ですが、
現在この改造後ほぼ1週間経ちましたが、ようやく音が起きてきました。
抵抗のエージングは本当に時間が掛かります。
この一週間はつまらない眠い音に付き合わなくてはならなかったため苦痛でしたが、現在感じる音の素性は、
その甲斐があったと思わせるものです。
音がダイナミックになってきても、決して荒れません。
表現力がどこまで上がるか楽しみです。
まだまだ音が変わると思いますので、定期的にレビューをアップしていきたいと思います。


今回は小さいコンデンサの交換は、容量を書いてある文字が小さ過ぎて読めなかったため見送りましたが、
家のどこかにある虫眼鏡を見つけ次第、こちらも挑戦する予定です。
ただ、今回抵抗交換だけで16,000円くらい掛かりました。
これだけのお金と手間を、こんなローエンドのアンプに掛ける価値があるかと言えば甚だ微妙です。
こういった改造前提でD-45を購入することは全くお薦めできません。
あくまでも、ホームユースで購入してしまって困っている上に、手放すことも許されない人にだけお薦めします。

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