建築設計と健康

設計者のライフスタイルを気儘に記載、
健康が一番!

あいぜんさま 愛染明王

2012年12月09日 | 愛染堂

 

私は愛染明王です。私の住まい、悲しい 

 座る台座はあるのですが・・・

今は別宅で、ひっそりと菰を被っているのです。悲しい・・

 

私の部屋・・屋根が・・空いてるんです

外は・・・

   下で写真撮影のヒトも   

このヒトは技術屋さんです。

さてさて、改修にいくらかかるのか

前面は立派なのです。

なかには素晴らしい絵馬が

詳しくは下記をクリックしてください。 

http://sakitamashinbun.news.coocan.jp/no24sub2.htm

縁(えにし)ある経歴なのです。

近辺の妻沼歓喜院さんは、無檀家・・

しかし、素晴らしい国宝の本堂へ。

あの震災前からこの状態、私のお寺は檀家は7人です。

このまま、朽ちていくのでしょうか

・・・でも、若き篤い思いの事業家が現れました。

かねがね思案しておられましたが、動きだしたのです。

設計者である私共々・改修に口火をです。

愛染明王・・あいぜん・・と読みます、当たり前。

知のたりない編集者はなぜかあいぞめなんて

読んでしまいました 

あいぜんとちゃんと読めるかた、

唄デモ聞いてください。

 

歌声喫茶の愛唱歌でもありました。

編集者は耳にしました。

『私の体、筋肉質を超えて柔らかなボデイです』  あいぜんさまの言の葉。

『私の体、もう・・みられなくなってしまったわ・・』  あいぞめさんの、ことのは。

 愛染の側に立つ桂の葉は   の形

 

 

 

 


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4 コメント

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Unknown (靴の寅さん)
2012-12-09 19:44:58
三面の愛染像です。

三面六臂三目の赤肉色。 頭に獅子冠をかぶり、髪を逆立て、三目で、

牙をむき出して□をカッと開き恐ろしい姿の憤怒(ふんぬ)尊です。

目が三つあります。三界(あらゆる世界)を見通す事を示してます。

腕は六本、これは地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の六道

すべてを救うそうです。

右手には手前から順に五鈷杵(ごこしょ)・矢・蓮華、左手は五鈷鈴・弓・握りこぶしです。

五鈷杵と五鈷鈴は健康や息災、時には恋いのライバルや、嘘、不純なモノなどから守るため。

矢と弓は恋愛を叶えるため。蓮華と握りこぶしは、女性の優しさと男性の力強さを表わします。

蓮台の下の壷は宝瓶(ほうびょう)といって真理、智慧、悟り、の三つの徳の宝石がはいっています。

 参考画像です。

お薬師様を巡っているうちに、いろいろ勉強し始めて、不動明王と愛染明王にめぐり合いました。

愛染という名前のとおり、愛情・情欲をつかさどり、愛欲貪染をそのまま浄菩提心(悟りの心)に

かえる力をもち、煩悩即菩提を象徴した明王です。

人が抱くさまざまな欲望は、人間には滅亡へとかりたてる力を持つとともに、時には生きて

いくうえでの活力源となり、より多くのものを可能にし、高める力を持っています。

この両刃の剣である力強い欲望(生への執着)を、悟りを求め自らを高めようとする

積極的な情念として昇華しようというのが愛染明王です。

三つ目の目が縦に見開いているお姿を、まざまざと見ますと、自分の心の奥底を

見透かされているようです。思わず、「自分に嘘はないか?この愛に偽りはないか?」

と問いかけずにはいられませんでした。



人々を闇の世界から救ったように、愛染さんの眼も私を善男・善女と誘ってくれるでしょうか。

今度、お薬師さん巡りが終わったら愛染さんを巡りましょう。

より強い愛を確かめながら、より深い大きな慈悲心を育てましょう。

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靴の寅さんへ (モントラです)
2012-12-13 14:54:35
コメントありがとうございます。
勉強しますと、
いろいろな明王に
会われる訳ですね。

小さくても、慈悲のこころ
もたなくては・・。
反省すること多しの
毎日です。
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あいぜんさま (みのこ)
2012-12-13 15:15:46
ご立派なあいぜん様、
何故この様なお住まいになってしまったのか
首を傾げるばかりです。
何故なのか?経緯が解りません。

でも若き篤い思いの事業家がいらしたそうで
良かったですね、モントラさんも一役担って・・・ご立派

愛染かつら懐かしい歌ですね





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みのこさんへ (モントラです)
2012-12-13 16:41:10
ほんとうに首をかしげますね。

このあいぜん様に
思いを寄せていた方・・・
沢山おられたようです。
宇野千代さんの名前も
でてきました。

彼女とあいぜんさま
共通すること
ありやなしや・・・・・・。
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