はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

「一期一会」

2011-04-13 21:31:07 | Weblog
先に、このたんぽぽのお話をしておきますね。
いつも通っている、会社の近所の道端に咲いているのですが、
今日初めて、まじまじと見たのです。

何ででしょうね、
今まで、全く気にならなかったのか、気付いていなかったのか?
大体、あまり周りをよく見てない人なんだなぁ、私。
花が終わって、綿毛の準備をしてるのが一杯あるんだから、
きっと、もっと前から咲きまくってたんだろうに。

でも、何故か、今日…
初めて、出会った気持ちがしたのです。


さて…
月組さんが、千秋楽だったんですね。
ニュース映像をちらりと観ました。

例によって、ニュースを編集しようと思ったら、
袴姿のルイスさまと園加ちゃんが目に飛び込んで来たので、
ご挨拶だけ観た次第。

園加ちゃんのご挨拶のキーワードは、
(注:私が、勝手にそう感じただけですが)
「諦めなくて、よかった」
辛いことを乗り越えて行くうちに、
自分の夢は、自分だけのものではなくなり…
といったようなご挨拶だったような印象ですが、
何とも、堂々とした力強い姿に、
今の園加ちゃんの充実を感じたのでした。


ルイスさまのキーワードは、
「一期一会」

あまりにこの言葉が印象的で、
他に何をおっしゃったのか…
薄れてしまったくらいに、
とっても、はっとした言葉でした。

私が、何故、ルイスさまをさま付けでお呼びするかと言えば、
多分、以前も書いたことがありますが、
あれは、何年も前…エンカレッジコンサートでの出来事でした。

まさしく…一期一会!
私のルイスさまとの短くも濃い出会いだったのであります。

端ながら、…いや、むしろこの端であることが、出会いのポイントでしょうけど、
最前列で観ていた、Vちゃんと私に、
がっつりと歌いかけて下さったルイスさまのかっこよかったこと!
男役さんとしての、こてこてっぷり。
…ザ・男役を私たちにつきつけて下さったのです。

こう言っては何ですが、
ルイスさまは、二枚目系スターさん、ではないイメージでした。
脇を固めていくタイプだと…

でも、あの時のルイスさまは、
誰よりも、主演スターさんのようでした。
確かにコンサートの長の学年ではありましたが、
あのスターっぷりと気合いの入りまくった熱いご挨拶は、
ルイスさま、おやめになってしまうのでは?
と、心配したくらいでした。

今思えば、
やっと研10に差し掛かったところ。
しかし、…いやはや、濃かった!

あの時に、私は、彼の方を、
ルイスさまとお呼びしなくては!
と決め、それ以来、そうお呼びしているのです。


一期一会…
それを、さよならのご挨拶に口にされるくらい、
大切に、客席を引き込んでおられるんだなぁ。

この言葉に、
私は、あの日のルイスさまに一気に引き寄せられました。
その想いを大切にされているからこそ、
あの日の私たちは、虜にされたのです。
…そうか、そうだったのか。

ルイスさま…素晴らしい一期一会を、
本当にありがとうございました!


そういえば、
随分と長いこと、月も観ていない…
いつ以来?…あ。ミーマイ以来だ…。
…めちゃめちゃ昔じゃんっ!

ダメだ、ルイスさまの、最後の作品を観に行かねば!
ということに、気が付きました。

特に観劇の予定はしていなかったのですが…
お得意のてっぺん観劇でいいから、することにしよう。
遠くからでも、見届けて、
心の中で、ひっそりとでも、お別れの言葉と感謝の言葉を述べたい…。


たんぽぽの花に目が行ったのは、
ご挨拶を観たからかもしれない。
黄色い花は、旅立ちの前の花。

白く綺麗な綿毛の飛び立つ前に、
ご挨拶を観られて、よかった…。

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