はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

嵐は怖くない、けれどもいささかしんどい

2016-10-01 08:30:52 | Weblog
皆様、大変にご無沙汰しております。
宙組エリザ東京公演も、すっかり佳境ですが、
ぱったりご無沙汰でございました。

ワタクシ、この二ヶ月、片道二時間の通勤を行い、
自分のペースを掴めないまま、過ごしておりました。
そして、浴びせられる結構なお言葉。

確かに、上司の思うような働きをしておらず、
他人よりお給料をもらう立場なので、上司の言うことは、間違ってはいないとも言えるのですが、
人事担当に報告したら、

パワハラです!それは!

と言われました。
本当は人事に言っていないことは、まだまだあるのですが、そのネタを言わずとも、パワハラなのか。

人間、そういう発言を受け続けると、
前に進めなくなるものなのだというお勉強にもなりました。
そして、私たちが、そういう言葉を浴びせられるのを聞いている周りの人も傷つくということも。

そんなことで、モノを書く気力も奪われ、
電車の中ではひたすらにゲームをしていました。
片道二時間も!

そんな中、エリザベートを繰り返し観劇して御覧なさい?
こんなにも、歌詞が心に染みたことはありませんよ、私。

不安で壊れそうだ…ガマンできない!
私の命は私だけのもの
今こそ立ち上がる時
今を逃すとチャンスはないぞ

闇が広がってる?
というよりも、背中を押す声にしか聞こえないのです。

やめてしまえ、会社など。
立ち上がる時だ!

直感の優れた友人から、
心理系のお仕事をすればいいのに、向いてると思うよ
と言われたこともあって、それをずっと考えていました。

そして、母から、来年の3月に弟家族と一緒にハワイに行こうと言われたことで、
そうだ、やめてもいいじゃん
と思った。
やめないと、休めない…休みにくすぎて。

以前に、ハワイに行きたいとねだられた時に、
私は「無理です」と即答しました。
でも、後で後悔したのです。
両親も年をとって来ているので、ラストチャンスかもしれないと思ったので。

タイミングだ。
まさに、立ち上がる時、だ。

それで、お勉強をする学校を探し始め、周囲の友人には、会社をやめる!と宣言したところです。
親にはまだ言っていませんが。
そして、資料を取り寄せた学校の一つで話を聞いてきて、
やっぱりそちらへ進もう、いつのタイミングでやめるって言おうと思っていた矢先。

上司(パワハラ氏ではなく)に呼ばれました。
そこで出た言葉は、なんと、

大阪に行ってください

とっさに即答しました。

無理です。というのは、私、会社をやめたいので。


言った!
言ったもん!
やめるぞ!

と、スッキリしたのも束の間。
その翌日は、この春までの上司氏に呼ばれました。

やめるのは仕方ないとして、パワハラ氏の話を人事担当に話すようにというのが、最終的な主旨。
最近、口もきいてくれない、目も合わせてくれないこの上司氏が、
私たちに浴びせられる言葉に傷ついておられた様子なのがショックでした。
あの態度は、ご自分の現状がいっぱいいっぱいだからだろうとは思ってはいましたが、こんなことを言われるとは意外でした。

そこまでは、よかった。
更にその翌日は、パワハラ氏に呼び出されました。

嵐は怖くないぞ!
と、立ち向かいましたよ。
今のタイミングでやめるのは、無責任だとか、逃げだとか言われるのは、覚悟していたので。

しかし、この後に及んで、彼の口から出たのは、

じゃあさ、あなた、辞める日までモチベーション保てるの?
今の働きじゃあ、全然役目果たせてないよ?
それを、ちゃんと自分の役目を果たして、次にきっちり引継ぎできるわけ?
出来ないなら、ヒラに下りてもらうけど?

すみませんー。
今、出来てないという評価なのに、辞めるって言ってる時にスキルが上がるわけないですよね?
今やってることは、春から勉強はじめていることで、正直わからないことだらけで、マネージメントし切れていないのです。
やり方も手探り、私にまともに指導できる人もいない。

私は、きっぱり、無理ですと言いましたよ。
プライドなんて、どうでもいい。
出来るならとっくにやってますもんね。
そして、別に、今の立場に居たくて居るわけでもないし。

すると、彼は言いました。

(ヒラで)今の仕事をやりたいの?それとも営業事務?

なんでしょう?
この選ばせてやる的な言いっぷりは?
つまり、今の仕事に、立場が下でも必要ないって意味?
更に、営業事務をバカにしてるのか?

この対話の後に、
ものすごい音を立てて、モチベーションが下がって行くのを感じました。
長くて2月までは頑張ろうと思っていたのに、明日にもやめたいという気持ちになりました。
メンタルって面白いもんです。

彼が、偉そうに、社長たちに報告しておくからと言ったその翌日、
社長から電話が掛かって来ました。

明日、大阪に行きませんか?

いや、あの、だから、私はやめたいんだってば!
しかし、そこからの社長のトークに根負けし、大阪の事務所を見て来ました。
更に、今の私の後任にあたる人たちの面接にも同席させられ…

そして、社長たちとの面談。
パワハラ氏も呼ばれて。
社長の私への誉め殺しが凄かった!
私は、誉め殺しという言葉の意味を新たに知る想いでした。
殺されるとは、こういうこと?

要するに、他に人材が見つからないので、私に白羽の矢が立ったにすぎないのですが、
まぁ、褒める褒める!
確かにパワハラ氏の言葉に損ねられた心は慰められますけど、いやしかし…(苦笑)

そこで、意見を求められたパワハラ氏が凄かった。

あなた(私のこと)がいろんなことを分かってる人だから、自分はあなたを推薦したんだ!

…ですって。
へぇー、どの口がおっしゃるんですか?それ?

魚のような目で発言するパワハラ氏を見ているのが、面白かったです。
え?推薦?厄介払いじゃなくて?

大阪…
大阪が嫌いなわけじゃないですよ…
大劇場に通えるし…
全組観劇しやすくなるし…(そこ?笑)

だけどさぁ。
引越しなんて…片付け出来る自信ないし、
ちっちさんに会えなくなるし…(両親の世話では不安すぎる)
ちっちさんを水浴びさせられなくなるし…
ちっちさんだってもう若くないし…

一年でいいから、大阪でやってくれと言われたのですが、
一年でいいなら、半年でやめさせてはくれないものか?

家族旅行なら、行けばいい
…と社長。
まぁ、この状況ではそう言うかなとは思いましたよ。
最終的には、心理のお勉強をするお金を会社が出してもいい
とまで言い出した。
お仕事と両立できる気はしないんだけどなぁ。
しかも、お金を出してもらったら、辞められないじゃん。結構な金額よ?

ああ、困った。
何だか、ルドルフが革命に失敗した時に重なっちゃう。
父上!って立ち尽くしているあの瞬間。


こんな有様の真っ最中に、蘭氏の入籍のニュースが飛び込んで来ました。
お嫁に行ったんだから、氏、もおかしいか。
蘭夫人?

おめでとうも、よかったねも、棒読みになるこの状態。
もう少し、自分の状況がよい時に聞きたいですね、こういうニュースは。
せっかくの朗報なのに。

でも、週末になり、少し気持ちもひと段落したので、
やっと、お祝いの気持ちが湧いてきました。
なので、言わせていただきますね。


ご結婚おめでとうございます。
ずっと、ずっと、ずっと、お幸せに!



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