昨日(26日)は市内にある果樹園に家内とぶどう狩りに出かけた。「ぶどう狩り」というよりお中元(遅い)に贈るブドウのもぎ取りで、もう10年以上は続いているこの時期の恒例行事になっている。「高尾」とか「藤稔り」「ピオーネ」「安芸クイーン」など園内に生っているブドウをもぎ取り、その重量で品代を払い、さらに宅配の発送をお願いするのだが、近年、皮ごと食べられ見た目もきれいな「シャインマスカット」という品種がすごい人気で早く行かないと無くなってしまう。毎年果樹園の方から案内状が来るのだが、この日は8時半の開園時間に行ったら既に100m近く並んでいてもぎ取りを始めるまでに1時間かかり、「シャインマスカット」はとっくに無くなっていた。市内に幾つかある果樹園の中でここは人気が高く、口コミで広まったようで待ち列は年々長くなっている。我が家もひいきにしていて、果樹園からは「売り物にならないのでブドウ汁にでもしてほしい」と十分食べられるブドウを送って来たこともある。
下の写真は左から「安芸クイーン」「多摩ゆたか」「高尾」で、大体1房1000円見当である。
そして晩は、これも夏休み終盤の恒例行事の最寄りの小学校の「親子夏祭り」に実行委員の一員として汗を流した。実は昨年も同じネタを書いているのだが、「夏祭り」は学校の児童と保護者や地域の住民を招いた盆踊りをメインイベントにした行事で、「ヨーヨーつり」や「輪投げ」、「缶積み」などのゲームと「焼きそば」や「ソースせんべい」、「じゃがバタ」などの屋台の食べ物を楽しんでもらうもので、300円の入場券で児童たちはそれら全てが楽しめる。付き添いの保護者や地域住民も4種の食べ物をいただける。昨年は雨のため初めて体育館で実施したのだが、今年も少し雨の心配があるとして安全を期して前日に体育館での開催に決め、その広さの制約から盆踊りも取り止めとした。幸か不幸か心配した雨は降らなかったが、体育館は千人くらいの大勢の来場者で熱気に満ちていた。記録写真を撮る担当の私は暑い中を4時間以上立ちっぱなしで動いて回り、文字通りヘトヘトになったが楽しそうな児童の顔を見て報われた思いがした。
写真は左から、熱気あふれる体育館/暑さの中でお父さん達が焼きそばづくり/積んだ空き缶の高さを競う缶積み/縁日でお馴染みのヨーヨー釣り/思ったより難しい輪投げ