【トミカライフ11月号】 スズキ キャリィ移動販売車＆Honda CR-Zセーフティカー

というわけでトミカライフ11月号です。すっかり寒くなりましたね。寒くなると中華まんが恋しくなりますが、私の好きな中華まんはシンプルに肉まんです。

ではさっそく今月のトミカです。今月の新車はこちらです。




まず1台目はNo.57-6 スズキ キャリイ 移動販売車　です。



こちらです。赤いほうが、通常販売、ピンクのほうが初回限定版です。
キャリィは昨年8月に12代目にフルモデルチェンジしました。1961年から販売されているロングセラーモデルです。農家の必需品といえる軽トラックの代表的モデルで1971年から2009年までの39年間トラック全体でトップの販売台数を維持してきました。最近ではダイハツのハイゼットに負けていますが、5速オートクラッチのマニュアルを設定するなど、他車をリードしている面もあります。また日産NV100クリッパー、三菱ミニキャブ、マツダスクラムとしてOEM供給していてなんと4兄弟で販売されています。今回はそんなキャリィをベースに移動販売車に改造したものです。



このように上に開いて看板になり、移動販売車として機能します。トミカの移動販売車はラーメン屋やパン屋などいろいろありました。過去はキャリィとサンバーで設定されていましたが、現在トミカの世界でもスバル謹製のサンバーはなくなりました。悲しいことです。



通常版はケバブの移動販売車です。よく秋葉原とかにあるやつです。ケバブが回転するよアクションがあります。ケバブは回転することで表面を均一に焼くことができますね。焼いた表面を切り落として、パンなどにはさみます。ケバブはトルコ語で、肉・魚・野菜などをローストして調理する料理の総称だそうです。今回の移動販売車のタイプは正しくはドネルケバブというものでドネル＝回転するという意味です。子供向けのものにしてはなかなかシュールな選択ですね。そして私は何を言っているのでしょうか?



そしてピンク色が、初回限定版のソフトクリームの移動販売車です。子供向けならこっちがレギュラーではないでしょうか？ちなみにソフトクリームは回転しますが、ソフトクリームについていろいろ言ってもしょうがないので割愛します。

つづいてもう1台が
No.86-7　Honda CR-Z セーフティーカーです。



トミカはホンダに関してはHondaと表記されますね。CR-Zは2010年に発売されたHVのスポーティカーです。今は亡きインサイトをベースにエンジンを1.5Lに拡大しています。CR-ZのHVシステムはIMAと呼ばれるもので、エンジンをモータがアシストするという思想で設計されてるため、基本的にエンジンは走行中は稼働しています。HVのシステムとしてはトヨタやホンダのフィットなどに比べるとシンプルですが、エンジンを変えたりトランスミッションを変えたりすることが容易ですね。また2013年のマイナーチェンジで一時的にモータに供給する電力を増やすことでよりモータアシストのパワーを強くするという「PLUS SPORTボタン」を追加し、よりパワフルな走りを体感できるようになっています。今回のトミカはそんなCR-Zをセーフティカー仕様にしたものです。セーフティカーは、モータースポーツにおいて、マシンがコース上でクラッシュし、路面に脱落したパーツやその破片が散乱、またはマシン本体がコース上に止まっている場合、散乱したパーツによる損傷や二次クラッシュを防ぐ目的でレースを先導する車ですね。



デザインとしてはパトロールカーに近いですが、ルーフ上のランプが緑と黄色になっています。アクションはありません。もともとCR-Zは2010年10月から2013年11月までNo.81-4として販売されていた時からなかったですからね。仕方ないですが、もう1台が華やかな感じですからリアゲートが跳ね上がってもいいかなと思います。

今月は以上です。